他者の視線に対する恐怖
『エビのしっぽ』より。
人間は人間に対して、より過剰にアラームを鳴らすことが結構多いです。何々さんはこう解釈するに違いない。こう言われるかもしれない。それって考察したところで、大抵そんなに意味がないのに、すごくそこで悩む
他者の視線を気にしすぎるのが、元エホバの証人2世ゆえの特徴であると何度か書いた。子どもの頃に、学校行事への参加を禁止され、その都度見学という憂き目にあったから。
禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ
好奇心旺盛な同級生たちは、遠慮なく宗教上の理由で他人と異なる変わり者を注視する。子どもに対して見るな、興味を示すなという方が無理難題であり、それはそれで問題。無視=イジメにつながる。
この視線を浴び続けた影響が、大人になっても、エホバの証人をやめても残っている。他者の視線が怖くて、自分の思いのままに歩めない。これは元エホバの証人と限定しなくても、一定数の人間の普遍的な問題とも言える。
ところが、他人から見た自分というのは、自分で思うほどには見られていない。
“不要、他者の視線への恐怖~自分で思うほどに見られていない” の続きを読む