エホバの証人、希望と憶測の大集合
昨日の記事の続き。エホバの証人の公式サイト『聖書は科学と矛盾していますか』にツッコんでいく回。
聖書に天動説が書いてあるという指摘に対して、エホバの証人の反論は以下。
伝道の書 1章5節には,「日は昇り,やがて沈む。そして元の所に急いで戻り,また昇る」とあります。しかし,これは地球から見た太陽の動きを描写しているにすぎません。地球が太陽の周りを回っていることがよく知られている今でも,「日が昇る」とか「日が沈む」という表現が一般に使われています
これは、いつも通り、エホバの証人の希望。「聖書が科学的に正しい」という思い込みからスタートしているので、こんな希望的憶測しか出てこない。「地球から見た太陽の動きを描写していて欲しい」という希望が断定されている。
逆に、聖書筆者が太陽が地球の周りを動いていたと考えていても、不思議ではない。
聖書に天動説が書いてあっても別にいい。「当時は、一般に太陽が地球の周りを回っていると考えられていました」のひと言で片付く。何から何まで科学的に正しい必要はない。聖書は聖書筆者の創作物なんだから。
地球の自転は止まらない
“太陽も月も、地球の自転も止まらない。聖書の非科学的記述” の続きを読む