人が造りしモノ、神
『宗教2世』より。
人は、人に似せて、神を作った。
神のために人がいるのではなく、人のために宗教が作られた
これこそが真実だし、私も全くの同意見。こういった常識を言っちゃダメな空気が蔓延している社会にドロップキックしたい。
創造者とは、人間の想像の産物。人は神を自分に似た者、人に似た者として想像した。
単なる製作物である宗教に、人間の方が追従してしまう状態が異常。ものみの塔に服従して、輸血拒否で命まで投げ捨てるエホバの証人というカルト宗教は存在する価値がない。
ものみの塔誌研究を行うと、神が三位一体タイプだと理解が深まる
カルトはほとんど同じ構造?
本書はセッション形式で話が進んでいく。まず出てきたのが旧統一教会。
旧統一教会は、韓国生まれのキリスト教系新宗教といわれていますが、人間の罪を贖罪するために十字架につけられ、復活して天に召されたイエス・キリストを信じるだけでは救われない、というのです。
何か聞いたことある話だと思うと、あれか。
エホバの証人は、アメリカ合衆国生まれのキリスト教系新宗教といわれていますが、人間の罪を贖罪するために十字架につけられ、復活して天に召されたイエス・キリストを信じるだけでは救われない、と言ってるよな。
再臨のメシアである文鮮明夫妻(「真の父母様」)が司式する合同結婚式に参加すること(「祝福」)で原罪が軽減され、そのカップルの子どもたちは無原罪で生まれてくると信じられています。
現代の油注がれた統治体の提供する食物(宗教本)や集会に参加し、ものみの塔に献身することで救われると信じている。
キリスト教では<神-イエス・キリスト-人間>の関係ですが、旧統一教会では<神-文鮮明夫妻-祝福家庭>の関係になります。
キリストどこ行った?って感じだけど、エホバの証人も同じ。
エホバの証人では<神(エホバ)-統治体-エホバの証人>の関係になる。
贖罪のキリストの位置を乗っ取って我が物顔で信者の人権や人生、金銭を蹂躙しているのが、文鮮明夫妻や統治体だということ。
この構造って、どこのカルト宗教でも同じなのかしら?ほんのちょっと考えると異常な構造に気付けるのだけど、マインドコントロール下の信者はそんなことすら考えられない。
今の日本は国民主権だから、選挙で代表が選ばれる。
<国民-政治家-国民>という状況だろうか。
これを「オレは国民の声を聴いた!」とか勝手に宣言して、独立国家を建国しちゃったのが、統治体と文鮮明夫妻。<国民-オレ-国民>ということ。
旧統一教会やエホバの証人では、これくらい突拍子もないことが行われているんだけど・・・
“人が造りし神、キリストを押しのけるエホバの証人の統治体” への1件の返信