エホバの証人の親という存在そのものが「宗教的虐待」

エホバという悪名を隠すエホバの証人

『宗教2世』より。Session1-2。

¥2,200 (2024/01/05 12:19時点 | Amazon調べ)

旧統一教会は、1980年代から霊感商法で悪名を馳せたという経緯があり

名前をストレートに出したら、みなさん警戒します。その意味で、名前を秘匿して、活動内容もあらかじめ教えずにサークル活動に勧誘

する。その中でターゲットを絞って、深みにハメていくと。

エホバの証人もやっと悪名を馳せ始めている。よって、エホバという悪名を名乗らない勧誘を始めるはず。

彼らは体感的に「エホバの証人です」なんて言わない方が、話を聞いて貰えることを理解している。なので、既に身分を軽く秘めるなんてことは日常的に行われている。

「無料で聖書の勉強ができます」

「無料で子育ての相談ができます」

「無料で家族の悩みを解決できます」

こうして、エホバという悪名を隠す。いったい、どこがエホバの証人なんだろうか。

「聖書を無料で学べます」だけじゃない、信念を全部明かせ

存在そのものが虐待者であるエホバの証人の親

Session1-3は宗教2世に対して行ったアンケートの集計。

この国に跋扈する三大カルト。アンケートの結果から端的に言うと

  • 政治干渉の創価学会
  • 体罰で布教や集会参加の強要、学業に制限をかけるエホバの証人
  • 献金の統一教会

それぞれに狩り場があるようで。

「信仰を押し付ける」「特定の信念を持つように強要する」こと自体が、子どもの権利を奪う

「宗教的虐待」

だと、本書は述べている。

エホバの証人は、ごりごりにこれに該当する。親がバカげた教理を信じた段階で「宗教的虐待」が発動している。

「ハルマゲドンが来るって私は信じているけれど、子どものあなたは信じなくても良いわ」なんていうエホバの証人の親は誰一人としていない。

エホバの証人の親は、「ハルマゲドンは来るって言ったら来る」という教団の無根拠な教理を鵜呑みにする。そして、その信仰というか信念というか妄想を、子どもにもせっせと仕込む。

エホバの証人の親という存在そのものが「宗教的虐待」。ここ大事なところです。「私はエホバの証人です。子どもがいます」という親は、もれなく「宗教的虐待」を行う者。

だって、「人間は何が何でも復活するって私は信じているけれど、子どものあなたは信じなくても良いわ」とは、エホバの証人の親は絶対に絶対に誰一人として言わない。「亡くなった○○は復活する」とか言っちゃうヤバい人たち。

子どもが、ふざけたハルマゲドンとか復活の教理に異論を挟もうものなら、徹底的に矯正しようとする。それをしないエホバの証人は、エホバの証人として教団から認められない。

エホバの証人の親は、誤った妄想を、信仰とか信念といった言葉に変換して子どもに押しつけている。押しつけない親はエホバの証人ではない。ゆえに、エホバの証人が親であれば、漏れなく宗教的虐待を行っている。


Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.