元エホバの証人(JW)2世、今日も元気に闘います

元エホバの証人のマトリックス表、4分類

昨日の続き。エホ弁(エホバの証人問題支援弁護団)アンケートを回答して考えたこと。

質問が多く、日本中の個々の家庭事情に関わる問題であるという性質上、自由回答が重要視されていて、手強くて時間がかかるという前評判だった。

回答していると、私は相対的に被害が少ない方なんだなと思う。14才という、わりと早い年齢で教団から抜けているし、バプテスマも受けていないので親に忌避された体験もない。

私は、被害が浅い割に、人一倍エホバの証人組織を恨んでいる。エホバの証人組織を壊滅させると決意するところまで、激しく恨んでいる。私は、単なる被害者意識が強い迷惑野郎なのか?という気もしてくる。

下のマトリックスで言うところの①被害小、恨み大の人。

マトリックス表A元エホバの証人のマトリックス表

とりあえずオレのケツに詫びろ、エホバの証人。そして懲らしめを受けろ

私のアンケート回答は、45分~1時間くらいで終わったのだが、長い人だと途中で保存したりして数時間はかかったとのこと。未だに自分の中で整理しきれていないとか、当時のフラッシュバックに苦しむ人もいる。

こちらの人たちは、②④被害大の人たち。そのうち、傷が深すぎて治癒の途中で組織の罪を糾弾することが出来ない人、傷の治癒に関わらず、組織を糾弾するつもりもない人が④被害大、恨み小の人。

逆にTVに出て矢面に立っているような人たちは②被害大、恨み大なのかと考えた。恨みというより、怒りであったり、義憤であったり、使命感といった表現の方が適切だろうか。

なので、縦軸は恨みというか、過去を発散する意志とでも表現した方が良いだろうか?主に情報発信であったり、自身の過去の清算であったり。

マトリックス表B
元エホバの証人のマトリックス表・改

あとは、まだ半分洗脳状態にあるんじゃないの?という人。何気にエホバの証人組織を擁護しちゃったりする人。

そして、自分のやってきたこと、家族のやっていることを完全否定することに認知的不協和が生じている人。自分や家族の宗教体験を不始末だと断罪出来ないでいる人。

彼らは、宗教なんて皆そんなモノだとか、エホバの証人の中にも良い部分があるとか、信仰の自由ガーなどと、安易な結論を出し、エホバの証人組織を極力糾弾しないようにしている。

この人たちは、③④発散意志小の人々に分散している。

多数派は③で被害も発散する意志も少ない人々。極端なフルスペックの宗教虐待を受けたわけではない。だから恨みを抱きにくく、抱えこんだまま。

怒る気持ちはあるけれど、世間で語られるほどの激しい宗教虐待を受けたわけではない。すると、当然恨み、怒りレベルは上がりにくいので、発散する意志も生じにくい。

私のいる①被害小で意思だけ大、被害浅いのに何しゃかりきになってんだ?と思われるのかも知れない。しかし、被害真っただ中にいた子どもの私にとっては、大問題だった。だから、何ら恥じることなく闘う。被害が大きければ偉いというわけでもないし。

また④の中でも、治癒の途中にある人は、被害の情報を発信する力も回復の途中。教団を糾弾したくとも、それどころではない。自らの回復が最優先であろう。

というわけで、エホ弁アンケートを踏まえて、無傷で元気いっぱいなオレが、人一倍怒るしかないと、決意を新たにしたのだった。


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