「終了した秘儀」からの「万民キャンペーン」、そしてマインドコントロール

ものみの塔の誇大妄想的大予言

ものみの塔の脅迫

『良心の危機』第8章「正当化と脅迫」。本章も、ものみの塔本からの引用が多く読み進めるのが苦痛。基本的には前章と同じく、もはや伝統芸と化したものみの塔の予言ハズシの実態を、時を追いながら追及している。

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ものみの塔の予言ハズシは伝統芸のごとくパターン化している。当初は断定的にイケイケで予言。しかし、その時が近づくと急ブレーキ。神の名を借りて断定したわけではない、あくまで人間の見解なので間違うこともある、と弱腰に。この繰り返し。

本章以降で強くなる傾向が信者に対する「脅迫」。信じられない者は、神の名を借りた組織に対する「忠誠心」が足りないと攻撃する。忠誠心が足りないとどうなるのか?待っているのは滅び。

誰もが無残に滅びたくはないので、信者たちはこの脅迫に従わざるを得ない。これがマインドコントロール。ものみの塔は信者をマインドコントロールしており、思考・行動を操作する。こうして信者たちは思考・行動の自由をカルト塔協会に奪われる。

「終了した秘儀」からの「万民キャンペーン」

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『良心の危機』、エホバの証人(JW)の茶番の数々その2

エホバの証人の悪事

1回ならOK、2回目からはNG

『良心の危機』、第5章「しきたりと律法主義」、この章でもエホバの証人という組織がいかに偽モノか。茶番の数々が紹介されている。

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エホバの証人と血に関する話。血友病患者に投与される血液成分に関して、ものみの塔の認識は

一回ならば「薬の投与」と見なされるので構わないというものだった。しかし二回以上行うと、これはその血液成分を常に「食べて」いると見なされ、血を食することに関する聖書の戒めに触れるとされた

バカバカしい話で、1回でも2回でも生存のために必要ならば投与すればいい。盗みは一度だけならOKで、常習犯ならNGってわけがない。さすがのものみの塔もこの不条理に気づいたのか撤回、血液成分の注射は無制限OKに改変。

旧基準が適用されている間、二度目の成分注射を拒否している人がいたとしたら?こんな茶番につきあって命を落としていたことになる。甚だしい命の弄び。

ものみの塔は、この朝令暮改を大っぴらにはしない。自身の愚かさを宣伝することになるので。その愚かさのせいで、二回目の成分注射を控えて死んでいった信者がいたかも知れない。

ものみの塔という悪の手先にならないために

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カルトに操られた、「人間のような者」のたどる末路

カルトの操り人形

カルトに操られた「親のような者」、「人間のような者」

安倍元首相銃撃事件の容疑者母が「旧統一教会を批判にさらして迷惑をかけてしまい申しわけない」と話しているというニュース。

他にも世間や被害者に詫びたりしているのかも知れないし、逆にそうではなく統一教会の話しかしていないのかも知れない。一部だけを切り取ったニュース記事からは全貌を読み取ることはできない。

とはいえ、こういった記事が出てくるということは、「統一教会に対して申しわけない」というのが容疑者母の話していることの主旨なのだろう。容疑者母にとって最優先が統一教会、それ以外は些末なこと。

統一教会>(大なり)被害者元首相
統一教会>(大なり)息子
統一教会>(大なり)世間

これが私が常々書いている「親のような者」、「人間のような者」。形だけ、外見だけ親、人間に見えるだけ。中身はカルトに侵された操り人形。

エホバの証人 > 大なりわが子、エホバの証人の親のような者

エホバの証人の親は思考停止洗脳状態の「親のような者」

カルトに操られた者の末路

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ラッキーナンバー666、元エホバの証人の数字の話

エホバの証人の陥る迷信

エホバの証人の親のような者の思考状態

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』の「第十一章 説得」より。

エホバの証人の少年が、信条による輸血拒否で亡くなった川崎事件。その事件が起きたのが昭和60年6月6日。この6が続く日について、エホバの証人が

あの日は不完全数の六が三つも続いたからな

と。だからこの事故が起こったとでも言うのだろうか。迷信に左右されるマインドコントロール信者の発言。そんなしょうもないことに心をとらわれているから、エホバの証人になって人生を棒に振ってしまう。

6というのは神の数字ラッキーセブンの7に対して、悪魔の数字。というエホバの証人設定。

6が3つ続く日付だからという理由でエホバの証人の少年が命を落としたというのだろうか。エホバの証人の少年が亡くなったのは、エホバの証人の教理のせいで輸血拒否したから。日付は関係ない。

そもそも、悪魔の数字の日にエホバの証人が死ぬなんて、悪魔のほうが神より力があるということ?

さらに、昭和60年和暦の6は、昭和天皇の即位に合わせた年。エホバの証人は人間を崇拝しないという設定なので、天皇に対する敬意は相当に薄い。その昭和天皇の年号の60年の6が効力満点の数字みたいに言っている時点で、まぬけすぎる矛盾。

エホバの証人の「体質」改善

666を避ける元エホバの証人

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元エホバの証人2世の宗教観、盲信と暴走の果ての信念

洗脳、解除

反エホバという宗教観による暴走

昨日までの記事で、反エホバは私にとって宗教だと書いた。この反カルト思考はもはやカルト。同じ穴のムジナ。毒を以て毒を制す状態。自分でも危うい妄信・暴走の観もある。

とはいえ、エホバの証人組織=バッドだけはまかり間違えようのない真理。濃淡こそあれ、方向性は正しい。

エホバの証人2世の私、かつて10代の頃の自我の芽生えと分裂の危機を救ったのは、この反エホバ思想。反ものみの塔思考が10代後半の私の自我を再統一した。

この固い信念で私は突っ走る。エホバが創造主だろうが何だろうが関係ない。一瞬を、刹那を全力で生きるオレの邪魔をするなと。

ものみの塔の洗脳下にあった私は、終末ハルマゲドンの勃発を信じていたので、刹那具合はさらにマシマシ。20才まで生きられるのかは不明、童貞のまま神に滅ぼされてなるものか、とひたすらに励んだ。

元エホバの証人2世の宗教観

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『一九八四年』塔から与えられればどんなに愚かなことでもそのまま信じられるエホバの証人

塔の言いなりになるエホバの証人

ものみの塔による歴史の改竄と情報操作

今読んでいる本、ジョージ・オーウェルの『1984年』。

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全体主義の仮想独裁国家に牛耳られる国民。体制は、過去の記録をもれなく、惜しげもなく改竄する。結果、女性たちは魅力のない存在に。まるで人形。抱いても無反応。

この構図はまるでものみの塔とエホバの証人。

ものみの塔も過去の過ちを闇に葬り去ろうとしている。

初代ものみの塔協会会長のラッセル君の墓、この盛大なピラミッド型のモニュメントは2021年に撤去された。かつて組織ぐるみで子どもに体罰を加えまくったことも無かったことになっている。数々の終末予言の大ハズシも気のせいで信じた側の責任に。

情報操作による信者のマインドコントロールはものみの塔の専売特許。外から見ればものみの塔はおバカなカルトに違いないのに、内部にいるとそうは思わない。信者に届く情報にはフィルタがかけられているから。

外部の人は皆、悪魔サタンに操られているとエホバの証人たちは思い込まされている。だから、「自分たちエホバの証人たちのことを悪く言う」と思考をコントロールされている。

輸血拒否したり、ろくに働きもしないで、復活だ、永遠だと言っていれば、そりゃ変人扱いされて当然。エホバの証人は、自分自身を全く客観視できていない。

エホバの証人は楽園での永遠の命という大ウソに惑わされている

塔の言いなりになるエホバの証人

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輸血拒否が子どもの意思であろうとなかろうと、ものみの塔の罪は重い

エホバの証人の罪深い輸血拒否殺人

完全悪、ものみの塔

今読んでいる『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』より。1985年にエホバの証人の子どもが、輸血拒否を強要されて亡くなった話。

被害者の子どもは

『死にたくないよ、生きたいよ』と父親に訴えてもいる

ところが、父親は耳を貸さず断固輸血拒否。そして、被害者の子どもは絶命。

これをエホバの証人に言わせると

輸血しないで死ぬのがイヤだったんじゃなくて、輸血して復活できなくなっちゃうのがイヤだった

死にたくない、っていうのはそういう意味だった

となる。

日本語が通じないヤバい連中。憶測だらけで好き勝手なことを言う。本人に聞いたわけでもないのに、こんな話を広める。当時、私の両親たちも似たような論調で、この幼い被害者を語っていた。

死者を冒涜する、エホバの証人の自分勝手なウソ。「生きたい」ために輸血したくないなら「輸血したくない」と言うはず。命がけの極地で、そんな曖昧な発言をするはずがない。この子の「生きたい」は、輸血を含むありとあらゆる手段を使って「生きたい」だったんだよ。

著者はこの後、本事件にのめり込み、教団に潜入までして調査する。そう突き動かしたものは

輸血拒否が大の意思であったか否か

大というのは被害者の子ども。

子どもの意思だろうが何だろうが、そんなモノは関係ない。子どもは騙されているのだから。自分の意思で輸血を拒否しようが、自分の決断で(一旦)死にたがったのだろうが、その根幹にあるのは「人間が復活する」という嘘。

本人が生きたいと言ったのは「輸血して生きたい」でなく「復活して生きたい」だと、エホバの証人は決めつけ、本人の願いだったということにしている。

しかし、そんな危険思想を持たせたのは周囲の大人。周囲の悪い大人のエホバの証人。無垢の子どもを「人間は復活する」と騙して脅して殺す。罪は重い。

輸血拒否が子どもの意思でなく、大人の強制であれは単純な殺人。

輸血拒否が子どもの意思であれば、そう洗脳したものみの塔やエホバの証人の大人たちの罪。生まれながらに「人間は復活する」と仕込まれれば、子どもは信じざるを得ない。「地球が丸い」と、大人が信じているのと同じ。

いずれにせよ、ものみの塔や大人のエホバの証人が完全悪であることは間違いない。

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』~偶然サバイバルした者の務め

背教者のみぞ知るエホバの証人の真理

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エホバの証人よ、苦みを味わって本来の人生を生きろ

人生の苦味を噛み締めろ

ものみの塔の超一流のギャグ

昨日の記事で、すべてのエホバの証人をマインドコントロールから目ざめさせるべきだと書いた。その理由①として、マインドコントロールされたままエホバの証人を放置するのは愛の欠如だと書いた。

ものみの塔というおふざけ集団に付き合って、人生を無駄にする肉親を見放す。それはエホバの証人もびっくりの愛の欠如。

ものみの塔は、一流のギャグで多くの人々をたぶらかしている。「永遠の命」とか「楽園」、「復活」という冗談で人々を欺き、一方で早くマインドコントロールから「目ざめよ!」と、機関紙の題名で盛大に笑わせようとしている。

そんなアメリカンジョークを真に受けて、人生のすべてを失おうとしているエホバの証人の肉親を放っておくなんて、まさにエホバの証人のような愛の欠けた振る舞い。

人生の苦みこそが、人間の本質

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エホバの証人として人生を損なう親を黙殺するのは、エホバの証人的行動

目ざめよ!エホバの証人

高齢親にエホバの証人のまま死んでくれというのは、エホバの証人的発想

例えば、年をとった両親がいまだマインドコントロール下の現役エホバの証人で、「楽園待つわ」状態だったとしたら。

果たして、そのまま寿命を迎えさせたほうが幸せなのか?

エホバの証人の教理では、人は死後、無になり土に帰るとされている。ひどくもっともな論。しかし、そこから一転、正しく清らかなエホバの証人であれば、時が来たら復活し、地上の楽園で永遠の命を得るというおバカ設定になっている。

無になり、土に帰ったモノがどうやって復活するっていうの?

こんな話を信じて、人生を棒に振って老後を迎えている。尋常でない愚かさで哀れ。

そのまま、マインドコントロールされたまま死んでくれた方が、現実に気づき悲嘆する顔を見ずに済む。本人も取り返しのつかない事実を知って絶望せずに済む。ということ。

しかし、この考えは安直で自己中心的。まさにエホバの証人的な考え方。

Awake!JW

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エホバの証人のマインドコントロールを強めるモノとは・・・

エホバの証人のマインドコントロール

エホバの証人的ガードを下げる

昨日の記事の続き。エホバの証人宣教者のyoutubeの話。エホバの証人禁令下の中国へ宣教に行ったら、逆にエホバの証人のマインドコントロールが解除されたという話。

言語を学ぶというのは、単語や文法の習得だけでなく、その言語を使う人たちの思考を知るということも必要になる。これはマインドコントロール下のエホバの証人が絶対にしないこと。

エホバの証人は、信者である自分たちが正しいと信じて疑わないので、非信者の考え方、思考方法は頭から否定するだけ。

ところが、この宣教者の場合は、中国語を習得する必要があり、そのために非信者中国人に対するエホバの証人的ガードを下げざるを得なかった。そこに、エホバの証人禁止の外国滞在中という極限下が相まってマインドコントロール解除に至った。

これに似た環境を疑似的に生成できれば、エホバの証人のマインドコントロールからの解放が近づくのではないか?という仮説を提示した。ここまでが昨日までの内容。

エホバの証人のマインドコントロールを強めるのは・・・

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