エホバの証人のマインドコントロールを解く3つの手段まとめ

エホバの証人のマインドコントロールを解除する

ものみの塔の自作自演の予言

エホバの証人はものみの塔協会によってマインドコントロールされている。真理はものみの塔協会だけがもたらすと思い込まされている。それゆえに、外部の良心ある人々の忠告には一切耳を貸さない。

教団外部の人の忠告や助言に、ものみの塔への批判が含まれているとする。すると、批判であることが明らかになったその瞬間、批判者は悪魔サタンの手先だと決めつけられてしまう。

これは、

ものみの塔が事前に手を打っているから。あなたがエホバの証人になると、必ず家族や身近な人が反対します。それはサタンの攻撃なのですと、さも予言風にささやいている

騙されている本人は、この予言が成就したと思い込み、ますます盲信を強める。ものみの塔の言うことは当たると。そりゃ、身内がカルトにハマれば誰でも止めるんだが。この段階になると手が負えない。止めれば止めるほど、意固地になる。

マインドコントロールは、初期の段階で止めるのがベスト

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人生から宗教を切り捨て、目に見えるモノを指針とする

エホバの証人をやめたあとの人生

エホバの証人のマインドコントロール

2002年から2003年頃、私は20代前半だった。20年もの間、ものみの塔の深い洗脳下にあったのだが、遂に解放された。

私は、生まれながらのエホバの証人2世だった。「天にエホバという神がいて、ハルマゲドンというこの世の終わりは近い」、ずっとそう信じ込んでいた。しかし、それらは全部、ものみの塔の虚偽だと気付く。これが洗脳が解けた瞬間。

洗脳が解けた瞬間についてはこちら

洗脳解除によって私は、20才をすぎて自分の根幹を失ってしまった。どうやって生きていったら良いのか、何を人生のファーストプライオリティとすべきなのか全く不明。生まれたての赤ん坊状態になってしまった。

惰性で生きる元エホバの証人2世

この後、私は惰性で生き始める。吸っていたタバコを、そのまま吸い続けた。なぜタバコを吸い始たのか?そして、なぜ吸い続けるのか?そのメリット、デメリット、タバコをやめた場合のメリット、デメリットは?

自身の根幹を失ったのだから、一から全部考えるべきだったのに、私はそれをせず、惰性のまま生活を続けた。

心の底からものみの塔が憎かったし、ものみの塔のせいで失った家族のことは悲しかった。とはいえ、ハルマゲドンで明日にでも即死する恐れはなくなった。これは喜びだったし、洗脳が解けた興奮状態にもあった。

そのため、何かをじっくり考えるというよりは、そのまま目先の楽しさを享受する安易な選択をしたともいえる。洗脳解除の翌日は普通に会社に行き、退社後はパチンコ屋に行き、勝てば飲みに行くという、いつも通りの享楽的な生活。

新しい人生の指針が、小さな小さな反エホバ思想

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エホバの証人は、ものみの塔の情報統制から自由になろう!

実は娼婦だったのは・・・

エホバの証人2世としての私の経歴

  • 1980年代初頭、狂信的なエホバの証人だった両親の一人息子として誕生
    ※後に発覚したが、私が生まれて1年ほどで両親は信者になった様子
  • 1990年代中頃、両親に対してエホバの証人をやめると宣告するが、ものみの塔の洗脳状態は解けず
  • 2002年~2003年頃、ハルマゲドンの到来時期を予想しようとして、『14万4000人の残りの者』について調べる。そこで、「ラッセルの墓がピラミッド」というネット記事を見つけ、洗脳解除

ネットの記事が要因となり、ものみの塔による私の洗脳が解けた。ものみの塔協会初代会長チャールズ・テイズ・ラッセルの墓がピラミッドになっているという記事。ものみの塔の不義、あやまちではなく隠匿、これを知ることで一気に洗脳から解放された。

元々、疑問に感じていたものみの塔の姿勢や、教理に対する不信感がすべてつながる。ものみの塔は欺瞞に満ちたカルトであると確信した。

ものみの塔の不都合な真実

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エホバの証人の主の記念式、14万4000人の油注がれた残りの者

エホバの証人(ものみの塔)のカルトイベント主の記念式

エホバの証人の14万4000人の教理とは・・・

エホバの証人には14万4000人の教理がある。その14万4000人のエホバの証人たちは、死後、天に昇りキリストと共に支配層として君臨することになっている。

14万4000人の集団には、エホバの証人組織最上層の統治体メンバーが含まれている。また一般信者の中にも、その昇天組は存在する。

自分が昇天組に選ばれたどうかは、神からの啓示があるという設定で、幻のように天啓を受けることになっている。

統治体のメンバーの中には、確信犯的に自身が天から選ばれたことにしている者が多いのだろう。組織上層部て旨みを吸うために。

逆に、一般信者の中で、自分が14万4000人だと言っている人は、かなり頭がやられちゃっている人。幻覚か何かを見て、自分が選ばれた昇天組だと勘違いしている。

エホバの証人の主の記念式

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『カルト村で生まれました。』エホバの証人との相違点3つと類似点3つまとめ

カルトの子

『カルト村で生まれました。』被害に巻き込まれる子供

ヤマギシ会というカルト集団で育った半生を、マンガ形式で描いた一冊。この団体は全財産を巻き上げる点や、子どもに対する強烈な体罰を行うという点から、完全にカルト。

エホバの証人との類似点3つ

  1. カルトである
  2. 子どもを巻き込む
  3. 児童虐待を行う

エホバの証人との相違点3つ、ヤマギシ会は

  1. 親子が一緒に暮らせない
  2. 高校を卒業したら脱カルトのチャンスが来る
  3. 季節の行事に対しては寛容

カルトの中にいる人は、情報統制されているので、まさか自分がカルトの餌食になっているとは思いもしない。

ヤマギシ会は、高校卒業時に自分で脱会を選択できる。そのため、多少は良心的と言える。しかし、それまでの感受性豊かな幼少期や少年期は、決して取り戻すことはできない。

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金が要らない自給自足の生活を営みたい、ヤマギシ会は、その思想が暴走したカルト。モノが溢れた現代社会で、所有欲を否定するというのは、何でもかんでも手に入れた勝者か、でなければ敗者の遠吠え、現実逃避にすぎない。

しかし、

思想は個人の自由。自給自足の禁欲生活をしたければ勝手にすればいい。とはいえ、無垢の子どもをそこに引きずり込むのは悪行そのもの。子どもを縛り付け、現代社会になじめないように育てるのは、最悪の虐待行為。

エホバの証人との共通点と相違点

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エホバの証人に自殺者が多い理由④:その3つの理由

元エホバの証人の自殺未遂

エホバの証人家族の崩壊と父親の出奔

前回は、私の父の自殺未遂から、エホバの証人に自殺者が多い理由を考察した。
父が夜の海に身投げをしようとした前回の話

今回でこの暗い話も最後。お互いにエホバの証人をやめたあと、父から聞いた話。

わが家は、父、母、一人息子の私という三人家族だった。エホバの証人一家として、家族全員がものみの塔のマインドコントロール下に。私が生まれた頃から、エホバの証人をやめると14才の私が宣言するときまで、その状態が続く。

私が成人し、家を出て一人暮らしを始めた後、父、母の順でエホバの証人をやめる。この過程で両親は離婚し、一家崩壊。父親は離婚と同時に行き先知れずとなり、数年ぶりに再会したときの話。

父は離婚した後、一人放浪するように日本中を彷徨っていた。その途中で持ち金が無くなるたびに、死のうと考えた。しかし、その度に最後の有り金で買った馬券が当たったり、これで負けたら死ぬしかないというパチンコで大勝したり。

まるで、何らかの力に生きろと言われているかのよう。ギャンブルの神様か?エホバの証人はこんな話をすると、「エホバが救ってくれた」とか言い出すのだが、背教者に対して一方的に善行を施す神はいないよね。

とにかく、父は自殺する直前で何度も命拾いした。世の中には、道半ばで死んでいく者が無数にいる。一方、自殺願望を抱えたまま、父が生き延びたのには何らかの意味があるのかもしれない。

そんなことは私にとってはどうでも良く、ただ一人の父親が、こうして生き残り、また話ができて良かったと、胸をなで下ろしたのだった。

カルト宗教にハマり貧困し、自殺するエホバの証人

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『カルト宗教やめました。「エホバの証人2世」の私が信仰を捨てた後の物語』

カルト宗教やめよう

前作に続く『カルト宗教やめました。』

電子書籍でも発売されているので、ペーパーの本で読みにくい現役エホバの証人におすすめの一冊。

著者は元エホバの証人2世信者で現在は無事に脱会、そして親という、私と同じ立場で同感する点が多数。

見知らぬ家の呼び鈴を鳴らす夢を未だに見る

私もいまだにこの夢を見ます。エホバの証人をやめて25年以上経過した今でも。

同じ悩みや、同じ問題を抱えている他人がどう生きているのかを知ることは、自身の傷を癒すことに繋がります。是非この本を読んでカルト宗教やめましょう。

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深く同意したシーン

作者の母親がヘビ嫌い

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エホバの証人とエイズ、英米世界強国とは?ハズれる予言はカルトの証し

ハズれる予言はカルトの証し

科学が神エホバを超えた?、いや、もともと存在しないだけ

私はほぼ生まれながらにエホバの証人2世として育てられた。1980年代から90年代前半をエホバの証人の子どもとして過ごす。最悪な幼年期、少年期、思春期だった。

エホバの証人というのは、自称キリスト教系の新興宗教。2世というのは宗教2世被害者のこと。親の信仰を押し付けられた子どものこと。

私が子どもの頃、大人のエホバの証人たちが嬉々として語っていたことに「エイズ、HIVは不治の病だ」というモノがあった。同性愛や輸血という、エホバの証人教理に背いた人類に与えられた神からの罰が、エイズという設定。

「エイズに感染すると待っているのは死だけ」という脅し文句で教えられた。「だから輸血や同性愛はダメ、神エホバを怖れよ」みたいな感じ。

しかし、エホバの証人が不治の病ともてはやしたHIVも、いつの間にか早期発見できれば発症を抑えられるようになった。

新型肺炎の対処薬としてHIVの薬が使われていると聞き、ちょっと調べてみるとHIVはもはや死の病ではないとのこと。

科学が神を超えた。そんな簡単に超えられる神エホバはやはり偽。いやいや、騙されちゃいけない。元から存在しないんだって。

ものみの塔協会、予言に保険が付いてる時点でアウト

エホバの証人の英米世界強国って何?

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エホバの証人が崇拝しているのは、ものみの塔という偶像と組織

ものみの塔という偶像

親族を巻き込むほど不幸になるエホバの証人家族

私は、熱心なエホバの証人だった両親の一人息子として育つ。1990年代初頭、私の両親は小学生の私を連れて田舎に引っ込んだ。親族をエホバの証人に引きずり込むため。

しかし、幸いなことに私の親族は誰も両親の声に耳を傾けなかった。親族一同がエホバの証人になっていたとしたら、これは最大の不幸だった。

今となってはエホバの証人をやめた私の両親だが、

親族までカルトに引きずり込んで、一族不和の原因を作っていたらと考えると、その罪悪感たるや計り知れない

エホバの証人の、何もかもをものみの塔に捧げる狂気

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遅効性のエホバという猛毒をまき散らすものみの塔協会

まずは検証的に考える

危険なエホバの証人というカルト

エホバの証人やものみの塔協会は危険な存在。生半可な気持ちでエホバの証人に関わると大怪我をする。エホバの証人は、本人たちも気づかない間に猛毒を撒き散らしている危険な存在。

エホバという猛毒は即効性がないものの、いつの間にか体全体を蝕み致死量に到達する。

ものみの塔の猛毒が体中に巡ると、自分で何かを考え、意志決定することができなくなる。全ての意思決定を他者に委ねることになる

それは、主にはものみの塔という偶像だが、他には親や配偶者、政府や教師であったりと様々。何かに依存し、自由意志が失われ、意思決定できなくなる。

エホバの証人に関わっていると、気づかない間に身動きが取れなくなり、もはや手遅れ。これがマインドコントロールされるということ。本人が気づかない知らない間に、本人の望まぬ方向へ思考・思想がねじ曲げられる。

不健康なエホバの証人に関わると自身まで猛毒に冒される

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