14歳でエホバの証人の洗脳を解除した私の宿命

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

エホバの証人二世信者の脱会者が書いた本。絶版になっているので読むなら中古で。

 

作中で、2人の元エホバの証人2世信者が若くしてホストになった記述がある。カルトを強要する親元を抜け出すための方法は、彼らにはそれしかなかったと書かれている。

あの若さで宗教を捨てるという決意は並大抵のエネルギーではできない。

あの若さというのは、作中のホストになった元エホバの証人二世の年齢。18才。幼い頃からものみの塔協会の洗脳教育を受けて、宗教を捨てる。自分の根幹を覆すということ。さらに親を裏切るということにもなる。

14歳でエホバの証人を脱会するエネルギー

脱宗教には、確かに多大なエネルギーを要する。私は、この脱宗教を14歳の時に成し遂げた。私は、両親に生まれながらにものみの塔洗脳されたエホバの証人二世信者。完全神権家族だった私にとって、脱エホバは困難な闘いだった。

逆に、私は14歳の時に気力を使い果たしてしまった。エホバの証人脱会後は、両親との関係も馴れ合いの表面的なものになり、両親は私に対して腫れ物を触るように甘やかすようになった。両親の洗脳が解けてからは、罪悪感からか私に対して何も言えなくなった。

14歳のときの脱エホバの戦いの後、私の人生はぬるま湯に浸かるようなものになる。確かに、自身と家族の根幹を覆す闘いに挑むには14歳という年齢は若すぎたのかも知れない。

14歳で自ら洗脳解除した私の宿命

私は14歳でものみの塔協会の洗脳下にありながら、神エホバを呪い、ハルマゲドンで死ぬことを選ぶ。人間の生命の価値は永遠でなく一瞬にあると悟った。この瞬間に命を燃え上がらせれば、ハルマゲドンで自身が消滅するのも厭わない。そう達観したのだった。

これはある意味人生の真実。真理を見つけた14歳に対して、洗脳状態だった両親が何か言えるはずがない。

両親の洗脳が解けた後でもそれは同じ。自分たち親が間違った洗脳を施した子ども(私のこと)が、自分の意志で14歳にして洗脳を解除したのだ。優劣つけるまでもない。

両親が私に対して頭が上がらなくなるのも頷ける。それでも親は親なので、私は感謝・尊敬もしているのだが、どこかでカルトに騙された人々というラベリングも残っている。

親との関係はもうこれ以上向上させようがない。彼らがカルトに騙され、14年間私にカルトを強要し、ムチを振るった事実は拭えない。その事実を踏まえた上で、私は両親に対し感謝・尊敬している。ここが限界。

14歳で洗脳を自ら解除出来た私に出来ることは(やるべきことは)、同じように全世界のエホバの証人たちの洗脳を解くこと。そしてものみの塔を崩壊させ、世界を、ものみの塔の存在しない正しい形に戻すこと

そのために、家族は一家離散し、私の14年間の苦難の子供時代があったのだと考えている。14歳の闘いのときの、あのエネルギーをもう一度、ものみの塔協会にぶつけ、このカルト塔を崩壊させるのだ。

ものみの塔崩し


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