『宗教2世』より~宗教2世の不幸、せめて脱会者の妨害をするな

宗教2世の不幸

宗教2世の不幸

『宗教2世』より。Session1-3。宗教2世が受けた被害について。アンケートの自由回答より。

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葬式で親戚から罵声を浴びた

これはエホバの証人だろうか、読経の場への不参加や焼香の拒否によるモノ。宗教2世は、親に強要されていたり、洗脳されていたり。よって宗教2世の子どもの葬式での無礼な振る舞いに罵声を上げるのは筋違い。

しかし、大人のカルト信者に対してなら分からなくもない。そのカルト信者もマインドコントロール下にある弱者ではある。とはいえ、人が死んでいる状況で、一番重視されるべきは、カルト信仰でなく、個人を悼むこと。その辺のバランスが取れないエホバの証人は、この世界に必要ない。

脱会したくて相談した相手が、それを言いふらしてしまい、恥ずかしい思いをした

人の信用を裏切る奴はカルト信者以下。言いふらしている自分を、自身で貶めている。

2023/03/14『報道ステーション』、体罰認めさせてエホバの証人さっさと潰そう

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『宗教2世』より、宗教2世が恋愛や結婚に際して抱える問題

宗教2世の恋愛・結婚問題

宗教2世の恋愛・結婚問題

『宗教2世』より。Session1-3。宗教2世アンケートの自由回答より。

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恋愛・結婚に関して、

恋人から改宗を迫られた

婚約者のご両親からは教団に対して悪い印象を持たれており

自分の娘が教団の人と結婚することについて、世間からはマイナスなイメージになる

妻の両親から宗教を理由に結婚を反対された

といった回答が。

宗教2世は、信仰強要という宗教虐待の被害者。とはいえ、

宗教2世本人がカルト宗教の現役信者であるのなら、相手の親が結婚を反対するのは当然。一般人と結婚したいのなら、まずカルト宗教をやめてから。「私はカルト被害者です」という状態になってから。

そりゃそうだろ。マインドコントロール下にあって自由意志を持たない人間と夫婦になって明るい未来が待っているわけがない。

回答している宗教2世の宗教が全てマインドコントロールを施すカルトなのかは不明。しかし、こうして結婚の際に問題になる以上は既成宗教ではない。新宗教の類であろう。

新宗教というひずみは、社会のひずみを利用する者が生んだわけで、自己の努力で未来を切り開いていこうという結婚とは、相容れない。念仏唱えて人生が好転すれば誰も苦労しない

恋愛も同様。宗教2世本人が新宗教の信者であるなら、明るい未来は待っていない。未来は小さな努力の積み重ね。宗教を第一にする人間の未来は暗い。恋愛対象にすべきではない。

本人が脱会している場合でも・・・

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エホバの証人組織が、取り返しのつかない罪を償うには・・・

宗教虐待を受けるエホバの証人の子ども

大人も受ける、宗教虐待

『宗教2世』より。Session1-3。

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宗教2世の被害者の声が掲載。アンケートの結果から。

だまし討ちで、親に宗教イベントに協力させられたり、親に車に押し込められて集会に拉致されたという体験が語られている。

もしも自分が、こんな不条理な目に遭ったら、その場で大暴れして宗教イベントや集会を継続できない状態にしてやる。「お願いですからお引き取りを。そして、もう二度と来ないで下さい」と言わせてやる。

「あぁ、そう。そこまで言うんなら、帰ってやろうか」と。

これくらい、私はカルト宗教が嫌いだから。私は14才でエホバの証人を脱会したのだけれど、この時以降、エホバの証人の集会などに参加を強制されたらこの態度を取っていた。親もそれを分かり切っているから、当然、強制されることなど無かったが。

こういう強硬な選択肢を持ちえない無力な子どもに、宗教活動への参加を強要するのが宗教虐待。私見では、何らかの事情で断れない大人に対しても、宗教活動の参加を促すのは宗教虐待に該当すると考えている。

何らかの事情というのは、幼少期からの虐待によって、強制する側の精神的支配下にあるとか、縁切りをチラつかせて強制するなど。

本書で語られる身体・精神への虐待は、私自身にも身の覚えのあるモノがある。回答者への共感と、かつての自分自身と回答者への憐憫で涙が出そうになる。

あなたの家族生活を幸福なものにしないエホバの証人

取り返しのつかない罪を償うには

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エホバの証人の親という存在そのものが「宗教的虐待」

もれなく宗教的虐待を受けるエホバの証人の子ども

エホバという悪名を隠すエホバの証人

『宗教2世』より。Session1-2。

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旧統一教会は、1980年代から霊感商法で悪名を馳せたという経緯があり

名前をストレートに出したら、みなさん警戒します。その意味で、名前を秘匿して、活動内容もあらかじめ教えずにサークル活動に勧誘

する。その中でターゲットを絞って、深みにハメていくと。

エホバの証人もやっと悪名を馳せ始めている。よって、エホバという悪名を名乗らない勧誘を始めるはず。

彼らは体感的に「エホバの証人です」なんて言わない方が、話を聞いて貰えることを理解している。なので、既に身分を軽く秘めるなんてことは日常的に行われている。

「無料で聖書の勉強ができます」

「無料で子育ての相談ができます」

「無料で家族の悩みを解決できます」

こうして、エホバという悪名を隠す。いったい、どこがエホバの証人なんだろうか。

「聖書を無料で学べます」だけじゃない、信念を全部明かせ

存在そのものが虐待者であるエホバの証人の親

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人が造りし神、キリストを押しのけるエホバの証人の統治体

人の造りし神

人が造りしモノ、神

『宗教2世』より。

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人は、人に似せて、神を作った。

神のために人がいるのではなく、人のために宗教が作られた

これこそが真実だし、私も全くの同意見。こういった常識を言っちゃダメな空気が蔓延している社会にドロップキックしたい。

創造者とは、人間の想像の産物。人は神を自分に似た者、人に似た者として想像した。

単なる製作物である宗教に、人間の方が追従してしまう状態が異常。ものみの塔に服従して、輸血拒否で命まで投げ捨てるエホバの証人というカルト宗教は存在する価値がない。

ものみの塔誌研究を行うと、神が三位一体タイプだと理解が深まる

カルトはほとんど同じ構造?

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2世問題、素振り100回しなくても、ハルマゲドンで滅ぼされない

2世問題とは

2世問題の性質の違い

『宗教2世』より。この本のタイトルが「カルト宗教2世」や「2世問題」でない理由が冒頭部分で説明されている。その理由は、問題のどこをスコープとしているかによる。

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「カルト宗教は問題だが、伝統宗教には問題がない」といった語りは、既存宗教が持つ教義や規範によって葛藤した信者の苦悩を見落としてしまうことにもなる

とあり、本書では既成宗教による被害者にも目を向けるらしく。その場合は厳密には2世ではないケースが多そうだが。ここは守備範囲広め。

「2世問題」という言葉ではどうか。確かにこのフレーズは、より幅広い当事者を含めるものである。より包括的な議論を行うことが可能

としつつも

幅広さゆえに、「宗教」にまつわる特徴的な体験に絞った分析は厳しくなる

として、範囲を狭めている。

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『宗教2世』より、宗教2世とは?宗教2世信者とは?

宗教2世とは・・・

1世信者がいるから、2世がいる

『宗教2世』より。

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序盤で言葉の定義がされる。タイトルでもある「宗教2世」という言葉は

新興宗教の「2世」に用いられることが多い印象だ。たとえば実家が寺院の「檀家」などであったり、慣習的に法事などに参加してきたりしたからといって、自身が「宗教2世」であるという自覚を持つ者は少ない。

これは当たり前で、「宗教2世」に該当するのは新興宗教だけ。既成宗教の場合は、親が改宗したとかレアなケースでなければ、先祖代々なので宗教10世とか20世とかになる。

宗教2世が誕生してしまうのは、1世信者がいるから。親が騙されて改宗するから2世が生まれる。親の方は騙された感覚は皆無で、自ら目ざめて生まれ変わったような気持ちになっている。だからムダに清々しく「私は1世信者だ」と、恥ずかしげもなく胸を張っている。

そんな簡単に人生変えられませんって。日々の地道な努力の積み重ねですよ。人生は。

宗教2世たちは、自ら「2世」を名乗ったりはしていない。恐らく。エホバの証人の場合は確実にそうだった。少なくとも私の身の回りでは。

エホバの証人に騙された親が、得意気に「自分は1世信者で、子供は2世です」とのたまう。仕方がないので、子どもの方は親の信仰を強要されて「2世信者」になる。

叩かれていない世代、体罰を受けないエホバの証人2世

2世「信者」で良いの?

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エホバの証人(JW)2世、特大ハズレのガチャとは

JW2世ガチャ

物事は見方しだい、会衆ガチャ

昨日の記事の続き。エホバの証人2世ガチャについて。親ガチャは「当たり」としたのだが・・・

会衆ガチャ・・・当たり
会衆内に、いろんな意味でヤバい奴はたくさんいたけど、集団イジメや虐待は無かった(と思う)。パリサイ気質もそこまでなかった(気がする)。

それより、私のいた会衆は片田舎の激ダサ集団だったので、「ここに染まるわけにはいかない!」と私は危機感を覚えていた。よって、変に自由で楽しい雰囲気の会衆に馴染んでしまうより、脱会が早まったので「当たり」だったと思う。

これも意見が分かれるところで、激ダサ会衆を「ハズレ」と捉えることもできるだろうし、自由で闊達な雰囲気のイケイケで楽しい会衆を「大当たり」と見る向きもあるかと。物事って見方しだいなので。

ChatGPTとの対話、エホバの証人は間違っているのか?

微妙な長老・地域ガチャ

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エホバの証人(JW)2世ガチャ、親が厳格なのはハズレ?

エホバの証人2世ガチャ

世界中で一致しないエホバの証人

現役エホバの証人が教団を告発したテレビ番組で、子供への体罰として口に漂白剤を含ませたり、背中に針で「エホバ」と刻んだりという、凄まじい虐待が紹介された。

これはさすがに極端に近い方の部類で、エホバの証人2世にも当たりハズレがある。ガチャのようなものだとTwitterで話題になっていた。

エホバの証人は「世界中で一致した組織」なんてのを謳い文句にしているのだけれど、そんなことは無くただのカルト。よって、暴走しだしたら止まらない。誰にも止められないので、針とか漂白剤とか死亡者とか。

当然、「世界中で一致」なんていうのは実現しておらず、ブルガリアのエホバの証人はとっくの昔に輸血解禁されていた。日本も「信者の自由意志」だと日本支部か宣っているので、対外的にはブルガリアと似たような状況に「やっと」なってきた(「対外的に」なので、本質は違う)。

『良心の危機』でも紹介されていたけど、踏み絵を踏むのを許されるエホバの証人、許されないエホバの証人がいる。エホバの証人組織には、「メキシコはゆるゆるでOKだけど、マウライはダメ」みたいのが往々にしてある。

神の組織なんかではなく、人間の、それも最も腐った方の組織なのでこうなっちゃう。

エホバの証人2世ガチャ

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1914年が効かないエホバの証人、感情を揺さぶるには?

ものみの塔協会初代会長ラッセルのピラミッド

今でも現役なエホバの証人には1914年はほとんど効かない

エホバの証人の根本教理、1914年にキリストが臨在、それ以降、今が終わりの時だというモノ。この教理は論理破綻していて無茶苦茶。詳しくは以下記事にて。

エホバの証人の三段跳びからのハイジャンプ論法

ものみの塔協会の論理ハイジャンプ

予言の起点となる年が考古学的に破綻している。それ以前に、いくら「聖書」として便宜上まとまっているとはいえ、赤の他人が異なる時代に書いたモノを勝手にツギハギしたオカルト思想。

こんなものに人生を賭けるのは愚の骨頂。

とはいえ、1914年教理の論理破綻が、マインドコントロール解除に効くのは論理的思考ができる人。

感情思考な人は「そんなの関係ねーっ!」となる。

「統治体が、ものみの塔が、JW.ORGがぜーったい正しいんですぅ」となる。

その根拠は?と聞くと

「統治体はエホバの導きを受けているんですぅ」

その根拠は?と聞くと

「終わりの日のしるしガー、世界中で仲間が増えてー」

それらが誤認であることや根拠にならないと潰すと

「モウアナタトハ話しません」となる。

マインドコントロールされているからなのか、もともと感情で動いているからなのか、そういったエホバの証人には論理的指摘が効果をなさない。

そういった人を解放するには、感情を揺さぶるしかない。そして、論理派でも感情は違うところに響くので恐らく効果的なわけで。

感情人間を多いに揺さぶるラッセルピラミッド

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