輸血拒否という道楽
悪書『血液の闇』第8章。昨日の記事の続き。
日本では今なお年間約120万人の患者に輸血が投与されており、そのうち副作用で約10万人が、“殺されている”可能性がある
本書お得意の「可能性」。推測で10万人も人を殺すなよ。むしろ、輸血しなかったら120万人が死んでいた可能性の方が、劇的に高そうだけど。
輸血拒否する。すると主治医は血相を変えて怒鳴るだろう。
「輸血しないと死にますよ!」
なら、あなたは落ち着いてこう言うべきだ。
「電解質液を点滴してください」
死にそうになっている緊急時だとしたら、こんなことは非現実的だろう。
輸血拒否をしたいのなら、電解質液そのものと電解質液を使ってくれる物好きな医師を確保しておかないといけない。輸血拒否なんか道楽にすぎないんだよ。
正論で死んだら無意味、エホバの証人の輸血拒否という愚かな選択。
無輸血推奨者が引用するエホバの証人サイト、一番信用できないところからの引用
感覚で100倍って、怪しさ満点
第9章「吸血ビジネスの大崩壊が始まった」
本書では、ロックフェラー一族を人類という“家畜”の飼主とし
飼主たちは、輸血を受けることもないだろう
また、「だろう」って。適当な。誰でも失血死しそうになったら輸血するだろ。
「血液供給を目的とする、年間数十億ドル規模の世界的な産業が誕生しました」(「エホバの証人」サイト)
エホバの証人も年間数億ドル規模の寄付金を集めている。それを、教団内で起きた児童性虐待の和解金に使っておいて、何を言っているんだか。
年間数億ドル規模の世界的な情弱者搾取産業、エホバの証人。
こうして、ところどころでカルトサイトから引用するだけで、本書の信頼度はさらに爆下がり。
「輸血に伴う肝炎で、毎年、推定3500人が死亡している」
ところが、これはあまりに少ない見積もりだ。本当の死者は、その10倍以上と見なされている
3万5000人?そもそも、輸血しなかったら、もっと多くの人がその場で死んでるんじゃないの?
輸血の副作用、呼吸困難死の
報告例は309件だが、これも氷山の一角。その約100倍、約3万件と推計するのが妥当だと思える
思えるって・・・。数値を「思える」で良く書けるな。怪しさしかない。約100倍って、感覚ですよね?感覚で人を殺すなって。
知人のドクターに尋ねると「水だって酸素が溶けるのだから、血漿が酸素を運搬しても、何の不思議もない」と明快に答えた
知人のドクターって誰?信用ゼロなんですけど。
One Reply to “輸血拒否という道楽、感覚値で100倍という怪しさ満点。”