私怨より義憤、憎しみより道徳的義務?
『良心の危機』第2章「私が本書を書く理由」より。
著者がこの本を書いたのは、自身のエホバの証人としての稀有な経験と、さらに一般エホバの証人が知り得ないことを知ってしまったこと。そして、その2点から導かれる道徳的義務だと説明している。
なかなかにお上品な動機であり、エホバの証人組織への怒りとか憎しみとか恨みで動いている私との違いを感じる。
この本の影響は大きく、人を動かすには(特にマインドコントロール下にある特殊状態の人には)負のエネルギーよりもこういった道徳的、高尚なものの方が効くのかとも思ったり。
というわけで、第一にカルト被害者の救済。第二に社会悪であるカルト組織の撲滅のために。そして、第三に大きな大きな私怨と、看板を掲げ直すか。とはいえ、第一第二要因についても、義憤といった方が良くて。やはりこの本の著者と私の動機はちと違うなと。
元エホバの証人2世の贖罪
“不屈の精神より、エホバの証人としての贖罪を手軽な行動で示せ” の続きを読む