元エホバの証人2世のすぐ隣で起きたテロ事件
安倍元総理が銃撃され亡くなった昨日の事件。本ブログの主旨とは関係ないのでいつも通りの通常運転でいこうかと思っていたのだが・・・
安倍元総理死去 山上容疑者「ある特定の宗教団体に恨みがあった」
などの記事を目にする。
全く関係のないテロ犯罪かと思っていたら、お隣さんくらいに近しい場所で起こった事件の可能性もあった訳で。
詳しい事情は分からないので、容疑者が宗教2世被害者であると想定して話を進める。ものみの塔協会じゃない東アジア発祥の○○教会のほう。
宗教2世被害者の生き方
宗教2世被害者が第一にすべきことは自身のサバイバル、生還。復讐とかカルト消滅の世直しとか、他人の救済とかは二の次。まずは自分。
私のように、
「エホバの証人やめたおかげで、こんなに幸せで毎日楽しく生きてる」という状態に達すること。これは私みたいなもともと楽観的な性格(バカ?)でないと難しい。いろいろと幸運も重なった。しかし、
「エホバの証人をあのまま続けてたら、ひどく不幸になっていた」という実感だけは常にあった。
一銭の儲けにもならない宗教活動に時間を奪われるせいで、貧するし、意味不明な戒律で行動は制限だらけ、結婚相手も交際相手も自由に選べない。周囲からは変人という目で見られる。エホバの証人=不幸まっしぐら。
エホバの証人をやめたから、幸せになれるかは分からないけど、エホバの証人を続ける限り不幸になるのは確実、だからやめて良かった。この真理に至る。そして生活の向上、幸せを目指し続ける。
出来れば本当に幸せになれればいいけど、このご時世、本当に心も財布も潤っている人ってなかなかいないものだから、ハードルは上げすぎない。我が家も家計にもう少し余裕があれば・・・
宗教のせいでさらに不幸にならないで
一番良くないのは、今回の襲撃事件の容疑者みたいに宗教のせいで不幸になること。容疑者は、相応の報いを受けることになる。塀の中で生涯を送ることにもなり得るし、宗教2世のレッテルが「宗教2世+前科者」のレッテルになる。まだ宗教2世だけの方が不幸からは遠い。
そして、宗教の現役信者側から、こう言われることになる。
「宗教をやめたから不幸になった」
これって癪じゃない?
「エホバの証人をやめたから、あの人は犯罪を犯して・・・・」って簡単にエホバの証人は決めつけてきますよ。○○教会の方も似たようなものだろう。
「いやいや、子供の頃からエホバの証人に抑圧された影響で、こんな凶行に至ったんですよ」ってのが、私がかつて途方もない金額の罰金を支払ったときの言い分。しかし、それは通じにくい。タマゴが先かニワトリが先かって話になる。
しかも、多額の罰金を支払ったり、刑事罰を受けたりってのは明らかに不幸そのもの。それなら、
「エホバの証人続けてたら、ひどく不幸になったのは明らかだし、エホバの証人やめたおかげで、今はこんなに楽しく生きてる」って態度で示すしかない。
という意味では、今回の元首相襲撃事件は残念でならない。そのエネルギーを向ける先を変えて欲しかったという話を明日以降の記事で。
“安倍元総理銃撃事件、宗教2世被害者の成すべきこととは?” への2件の返信