エホバの証人の異邦人の時、決して終わっちゃいない

キリストが天で即位したとて、「異邦人の時」は終わらない

エホバの証人の異邦人の時とは

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)の『ものみの塔の終焉』。7章『1914年にキリストは臨在していない』の後半部分。

エホバの証人の重要教義である「1914年にキリストが再臨、天で即位、同時に終わりの時が始まった」。これがものみの塔協会の権威の依り代。

この教理じたいが論理ハイジャンプのこじつけ。過去の記事で述べた。

エホバの証人の三段跳びからのハイジャンプ論法

ものみの塔協会の論理ハイジャンプ

本資料では、「異邦人の時」の矛盾についてさらに指摘されている。

ものみの塔の設定では、「異邦人の時」が終了すれば「終わりの時」が始まる(これがそもそものこじつけなのだが・・・)。

「終わりの時」が始まれば、自身の予言するハルマゲドン(終わり)が近い。だから信者になってねということ。つまり、今が「終わりの時」でないとものみの塔は困っちゃう。

「異邦人の時」が終わり「終わりの時」が始まったのが1914年というのが、ものみの塔の主張。

異邦人の時が終わっていない理由

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エホバの証人のハルマゲドンが怖くない、3つの理由

エホバの証人のハルマゲドンが怖くない理由

神はいない、だからハルマゲドンは来ない

ロシアのウクライナ侵攻。エホバの証人は、戦争が始まると、この世の終わりの徴候が来たと感じちゃう。

ものみの塔の予言解釈では、この世の終わりのしるしとして、戦争やら疫病、飢饉が流行するとされている。その後で、ハルマゲドンという神の裁きが下る設定。

ものみの塔にマインドコントロールされている現役エホバの証人、一部の元エホバの証人、つまりはエホバの証人関係者の一部が、「戦争」をこの世の終わりの兆候と、大小あれど感じてしまう。

私はエホバの証人をやめて30年弱、スカッと洗脳が解けて20年弱。今ではエホバの証人教理のすべてがウソだと信じている。よって、戦争、コロナ、この後で強烈な食糧不足がコンボでやって来ても、予言の成就だなどとは思いもしない。

ところが、エホバの証人をやめた直後10年くらいのあいだ、「ハルマゲドンが来る」のは、私の中で既定路線だった。成人年齢だったのにも関わらず。これほどに、ものみの塔の洗脳は恐ろしい。

だから、戦争を「この世の終わりのしるし?」と、心がザワつく人がいるのは仕方がない。ものみの塔に、その不安を付け込まれないようにすれば良いだけ。

私も長い時間がかかったが、今ではものみの塔の全部がウソだと、解放された。キリスト教解釈については、エホバの証人の逆を行っておけば、とりあえず正しい可能性が高いと想定しているくらい。

だから、神がいるとすれば三位一体形式、神の名はエホバでないし、霊魂は不滅に近い形で意識は残る、地獄はあるけど、そこではもう死なないのなら怖くない。そもそも、こんなことはどうでもいい。

死後どうなろうが、「今」を確実に生きられない者が死後に恵まれるわけがない。「復活」とか「楽園」とか現実逃避も甚だしい。

「今」を粗末に扱ったエホバの証人は、死後家族に恨まれる。そんな者が死後に恵まれるわけがない。

極論、エホバの証人が神の存在を唱えている以上、神はいない。絶対神としての神エホバは存在しない。全知全能の唯一神なんていない。理由二つ。

第一に仕事遅すぎ。神様クビ。使えねぇよ。

第二に最初の人間アダムから失敗作って、どこが全知全能なんすか?コントじゃん。

神はいない。だから、安心してくれ。ハルマゲドンは来ない。

矛盾だらけのエホバの証人教理~ハルマゲドンは永遠に来ない

ものみの塔の数打てば当たるハルマゲドン戦略

ハルマゲドンが来ても、問題は死が解決してくれる

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「予言ハズシても信者減らねぇっす」という麻薬中毒のものみの塔

予言がハズれても脱会しないエホバの証人

1914年、C・T・ラッセルの思い付き

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)で読める『ものみの塔の終焉』。7章『1914年にキリストは臨在していない』から。

エホバの証人の存在の根拠となる1914年の教理、これはC・T・ラッセルの「閃き」だったと本資料の著者が述べている。

閃き、思い付き、こじつけ。

以前にも書いたが、ものみの塔の権威の根源である1914年の教理は無根拠。聖書内を掘り繰り返して、無関係な箇所をさも関係あるかのように「こじつけ」ただけ。三段跳び論法。

エホバの証人の三段跳びからのハイジャンプ論法

そして、最後に三段跳びからの、考古学を無視した論理ハイジャンプ。

ものみの塔協会の論理ハイジャンプ

三段跳びからのハイジャンプくらいに「こじつけ」てぶっ飛ばないと、ラッセル君の閃きには筋が通らない。「こじつけ」まくっている段階で筋は通っていないのだが。

ハイジャンプだろうが、何だろうが、予言は当たれば良いのだが、いい加減な「こじつけ」予言が当たるはずはなく。

1914年にこの世が終わることになっていて、直前にそれはヤバいとラッセル君は方向転換。「別に予言したわけじゃねぇっす」と訂正したのだが、純朴熱心エホバの証人にそれは届かず。

エホバの証人が1914年に関して夢を見た経験が1976年の「エホバの証人の年鑑」から引用されている。

ある晩、わたしはエクレシア(会衆)全体が汽車に乗ってどこかに行く夢を見ました。雷といな光がすると、たちまち仲間の人たちがあたり一面死に始めたのです

・・・

それから突然わたしは死んで、大きな解放感と満足感を味わいました。この古い世に関する限り、万事がまもなく終わろうとしていること、また、『小さな群れ』の残りの者が栄化されようとしていることを、わたしたちがどれほど確信していたか

あいたたた・・・栄化って何すか?確信しちゃってたんすか・・・。

ものみの塔の麻薬中毒「予言ハズシても信者減らねぇっす」

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ものみの塔協会が充たす大いなるバビロンの10要素

大いなるバビロン、ものみの塔

大いなるバビロン=ものみの塔

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)で『ものみの塔の終焉』を読んでいる。今日は6章『ものみの塔協会と大いなるバビロン』。これを読んで、私は驚きの事実に気付く。

大いなるバビロンとは、聖書の『黙示録』に艶っぽい娼婦として登場する何らかの象徴のこと。黙示録ではこの大いなるバビロンの滅びが予言されている。そのため、大いなるバビロンに近づいたり、一員となったりしないのが吉。

では、大いなるバビロンとは何なのか?本資料には、黙示録に記されている《大いなるバビロンを見分ける要素》が10点、記述されている。

私はこれを読んで驚いた。さすが聖書、予言が当たろうとしていると。

  1. 政治的な同盟や密約を結ぶ

  2. 政治的に大きな影響力を持つ

  3. 全世界的な組織を形成する

  4. 時代を超えて存在する

  5. 豪奢で物質欲に富む

  6. 流血の罪を負う、聖なる者やキリストの証人たちを迫害する

  7. 心霊術、魔術を行って人々を惑わす

  8. 神の民をその中に含む

  9. 神の裁きにあう、現実には獣で表されている政治勢力によって滅ぼされる

  10. その滅びは永遠の滅びであり、復活することはもはやない

これが大いなるバビロンの10要素。順に読んで、思い至ったのだが、これって

大いなるバビロン=ものみの塔協会

ということ。

ものみの塔は緋色の野獣に股を開く娼婦

ものみの塔が充たす大いなるバビロンの10要素

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エホバの証人に知って欲しい「完全悪」を見破る方法

完全悪を見抜く方法

「唯一」を自称する奴は嘘つき

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』の5章『神の組織、サタンの組織』の続き。

昨日の記事で、エホバの証人の危険な組織至上主義の思考モードについて触れた。

本章の続きでは、エホバの証人が神の組織でない理由が懇切丁寧に説かれている。ものみの塔は、自分たちだけが「唯一」の神の組織だと主張している。この根拠が崩されている。

「我々は、唯一の真理の組織です」

「私は、唯一の合格請負人です」

自分だけが「唯一」と言っている奴は、間違いのない嘘つき。近寄らないに越したことはない。

地球上の全員に会って、お前が唯一って確かめたのかと。オリンピックの金メダリストでもこんなことは言わない。

「私は数多くいる金メダリストの一人です」これが正しい。正直な物言い。

「私が唯一の何がしです」って言っている奴に人生フルベットしちゃ、絶対ダメだから。そいつは、嘘つき。世界に自分しか存在しないと思ってんのかね。虚勢でごまかしているだけ。

完全悪を見破る方法

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エホバの証人、ものみの塔の言うことは絶対モード。組織崇拝者

聖書のどこにもものみの塔協会をつくれとは書いていない

エホバの証人の組織至上主義モード

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』の5章『神の組織、サタンの組織』から。

本章前半部分で、エホバの証人のものみの塔崇拝について指摘されている。

神の組織、神の組織とあまりに強調されるので、すでに強迫観念になっている人もいる。組織の否認は神の否認、組織の是認は神の是認である。こうなると組織は神そのものになる。

エホバの証人にとって、組織イコール神、組織大なり神。エホバの証人が向いているのは神の方向でなく、組織の方向。エホバの証人は組織崇拝者。

聖書に書いてあることと、ものみの塔の言っていることの一致など全く見られない。すべてものみの塔都合の解釈が入っている。そこに他の解釈の余地が全く許されないのはなぜか?ものみの塔だけが真理である根拠は?

エホバの証人が、こんな簡単な矛盾に気付けずに人生を棒に振るのは

真剣な人ほど「好意的でないものは皆サタン」と本気で信じてしまう

から。

自身もものみの塔に対して好意的でないとサタン化してしまう恐れがある。そのため、組織至上主義の立場を取り続けるしかない。でないと組織から追い出されるから。それをサタン化だと思い込んでいる。

こうして、エホバの証人はものみの塔の言うことは絶対モードに入ってしまう。思考停止状態。

エホバの証人、思考停止状態

エホバの証人の親は思考停止洗脳状態の「親のような者」

ものみの塔の存在の無根拠

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偽予言者、自称「忠実で思慮深い奴隷」にエホバの証人が騙される理由

ものみの塔は数多の偽予言者のうちの一人にすぎない

エホバの証人の「忠実で思慮深い奴隷」とは

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』の3章『忠実で思慮深い奴隷級』

キリストが再臨するときに、自身の財産(王として再臨するのだがら、地上のすべてを指す?)管理を任せると予言したのが「忠実で思慮深い奴隷」。財産を家に比喩していて、「家令」とも。エホバの証人の教理ではこの人数が14万4000人という設定になっている。

いやいや、そもそもキリスト再臨しねぇって。という意見もあるだろうが話がこじれるので置いておく。私もこっち側の立場。キリストの苦し紛れの虚言。後世に大きな呪いと災いをもたらしたハッタリ。もしくはどこかの大悪党が権威欲しさにキリストの言葉を捏造したか。

話を戻す。この「家令」に任命されると、王者の代理として管理権を持つことになる。

私がその忠実な家令です、私たちにキリストは全財産を預けましたと主張して、成員にそのように教え込んでしまえば、その人あるいはその組織体は独裁権を有することができる

エホバの証人のものみの塔協会内でも、この「独裁権」欲しさに権力闘争が起きている。

エホバの証人の「忠実で思慮深い奴隷」の教理がいかに矛盾だらけか、この教理がものみの塔への権威付けのために捏造されたものである根拠、本資料ではこういった事柄を列挙しているが、ちとややこしい。

  • 初代ものみの塔協会会長ラッセルの権威の量、後継者の間では事情に応じて好き放題に増減される
  • 「忠実で思慮深い奴隷」=14万4000人が聖書の聖句間の飛躍的こじつけ
  • 「忠実で思慮深い奴隷」が「家令(管理者)」であり「従者(平階級)」を兼ねる矛盾
  • 「かしらの権」がない女性が管理者である「忠実で思慮深い奴隷」になる矛盾
  • 2000年間で14万4000人しかいない、数の矛盾

エホバの証人の統治体や14万4千人の残りの者を病院送りに

エホバの証人の14万4000人の油注がれちゃったという勘違い野郎

エホバの証人が偽予言者にたぶらかされる理由

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エホバの証人の統治体、着ぐるみをまとった小粒っこ

統治体に搾取され続けるエホバの証人

エホバの証人の統治体とは

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』の2章『統治体は非聖書的な取り決め』

エホバの証人を支配する統治体がいかに非聖書的であるか追及されている。非聖書的であることを証明するために、聖書から統治体の矛盾をひいている。

聖書がなんぼのもんじゃという私にとっては全くの無意味なのだが、エホバの証人は原始キリスト教への回帰、聖書第一主義。統治体の存在が聖書的でないのは大問題。

統治体とは何かというと、多数のエホバの証人信者を支配・搾取するための着ぐるみのようなもの。

ものみの塔協会の初代会長チャールズ・テイズ・ラッセルは自ら、教理をでっち上げ、エホバの証人という宗教を創り上げた。相当のカリスマ性、行動力があったと考えられる。オカルトに熱中したり、フリーメーソンとの関与も疑われている。いわゆる教祖に近い。

2代目会長のラザフォードは、弁護士を使ったり、対抗馬を追い出したりして、初代会長の権力の座を掌握。運と剛腕の持ち主。

こうした初代・2代会長という巨悪に比べると、会長職が代々小粒に、ミスの少ない官僚タイプが座していくのはどこの組織も同じ。血統で引き継いでいくような日本の幕府将軍職でも、圧倒的に名を残しているのは開幕した初代。

そして、3代目ものみの塔協会会長のN・H・ノア、この人も権力を掌握したのだが、権力の隠れ蓑として統治体を組成。これ以降の

小粒っこ連中が、統治体をエホバの証人支配のための着ぐるみとして使用中。

ものみの塔協会2代目会長ラザフォードの生涯から学ぶ人生の意義

小粒っこに人生を搾取されているエホバの証人

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要らない「義認」、霊的弱者「エホバの証人」に下っている霊的物質的裁き

エホバの証人に降る裁き

不要、神の義認

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』1章『義認』

義認とは何か?本資料で簡単に説明されている。

始まりは、我々人類が人類の祖アダムが犯した原罪を背負っているという設定から。生まれながらに人間は罪深いそうな。人の背負ったそのカルマを償ったと自称しだしたのがイエス・キリスト。

人は誰もがキリスト(教)を通じて原罪を赦される。その赦しが義認。天(神)の義認。

この段階で、私からすると「君たちお馬鹿さん?」なのだが・・・とんちかんかんな妄想しやがって。キリストの誇大妄想に付き合わされているだけ。

父祖アダムだろうが、キリストだろうが、自分が生まれる前の大昔の話を原罪だとか何だとかって押し付けられても困る。

人は生まれながらに罪深い?子どもなんて純粋そのもの、罪深くなるのは周囲の影響のせい。

あと、興味津々で楽園の果実喰っちゃった父祖アダムは神に対抗した英雄でしょ。

信者や植民地獲得のためのキリスト教の都合を、押し付けないで頂きたい。

神を待つ必要はない。ものみの塔に終焉を

ものみの塔協会が存在を主張する悪魔サタンがいない根拠

霊的弱者、エホバの証人

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神を待つ必要はない。今すぐにものみの塔に終焉を。

ものみの塔の終焉

世界が変わっても変わらないエホバの証人の心

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』を読み始める。前書きが以下のように締めくくられている。

預言の解釈と教理が崩壊してしまうことは、極めて大きな意味を持つ。その宗教にとっては、『終焉』を意味するからである。ものみの塔協会の幹部が悔い改めることはもはやあり得ない。ものみの塔の『終焉』は時間の問題であろう

この本は1988年4月に発行された書籍であり、2022年現在も残念ながら『ものみの塔の終焉』は訪れていない。

1988年、私がガチガチのエホバの証人の子どもであることを強制されていた時期。組織内の情報統制下にあったので、この本の発行など知るはずもなく。

現在、信者の高齢化に伴い、教団の影響力も低下、終焉は近いという意見も聞くが、それでも日本の伝道者数は20万人。20万人とその周りの家族が不幸のどん底にいる。

20万人の現役エホバの証人被害者に対しては、私の頃よりも情報は伝わりやすい。インターネットの普及でこの20~30年は世界が変わった。だが、変わらないのはエホバの証人の心。自ら、背教者の情報と遮断すれば、真実は伝わりようもない。

統治体絶対視、組織盲従というエホバの証人の罪

墓がない日本のエホバの証人は復活しない

神を待たずにものみの塔に終焉をもたらす

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