エホバの証人(JW)解体後の未来予想図、人と金をどうする?

エホバの証人解体後の人と金の問題

ここ数日の記事で、エホバの証人は解体一択、解体後に宗教的路頭に迷う信者に対して救済者はどこからでも湧いてくると書いた。

対して、未来を描けないと解体すべきでないという意見に対して、私なりの未来予想図を描いた。半ば冗談なのだが、本気度も半分。元々エホバの証人という存在、その教義が冗談みたいなものなので、解散後も冗談みたいなものになる。

まずは金、ものみの塔資産を全部売却。信者の救済に充てる。足りなけりゃ政府が予算組みする。この予算は、エホバの証人たちをまともに働かせれば税収で充分ペイできる。

続いて信者の件。

信者の半分はエホバの証人組織崩壊の余波でマインドコントロール解除。もしくは元々マインドコントロール下になく何らかの制約のもとの仮面信者だったか。

この人たちは宗教嫌いになる。宗教なんてどれも同じで、差はどこまで信じるかだけ。強烈な妄信を要求してくるのがカルト。差こそあれ信心を要求されるのはもうまっぴらという人々。

この人たちには当面のあいだ宗教的拠り所は要らない。仕事を斡旋するだけで良い。出自は隠したいだろうし、群れることすら嫌がる人も出てくるはずなので、職種は多く選択できるように。職場で新たな人間関係を築けばいい。

学校教育でペナルティを負っている人もいるはずなので、希望者にはその支援も必要。

この点は後から後から考えればいい。現状、

絶賛人生を搾取されているエホバの証人が解放されるだけで充分に前進している。

残りの半分の元信者は宗教的支柱を必要とする。

この内のさらに半分は聖書好きな人たち。彼らは自宅付近のキリスト教会にでも通わせれば良い。そして仕事の斡旋もしておこう。

残りの4分の1が厄介で、カルト思想に染まりたくて染まりたくて仕方のない人たち。変な生き方を強要されて、世界が滅びて貰わないと困る人たち。こういった潜在的カルト予備群が無自覚かつ強制的に周囲を巻き込んで大ごとになっていく。

この人たちは放っておくと別のカルトに捕獲されるのでケアが必要。

エホバの証人崩壊の段階で次なる指導者的な人間を仕立て上げておく。エホバの証人をぶっ壊す段階で、崩壊後の権益を握らせて傀儡の指導者を立てる。むしろ一人や二人、勝手に出てきそうだけど。もしくは外部から誰か演技上手な役者を雇っても良い。

この指導者のもと、潜在的カルト思考の元エホバの証人を組織化し、監視下におく。団体名は「カーレブ」にでもしておけばいい。

この集団に対して、徐々に教義を緩めて逆洗脳していく。これは有意義な社会実験。悪いモノにマインドコントロールされた人の救済方法を模索する。エホバの証人が初めて社会の役に立つ。こういった実験をしたい研究者は必ずいるはず。

問題は信者の高齢化問題。マインドコントロール解除組にも聖書大好き組にも、カルト思考組にも高齢すぎて生産年齢を過ぎている人々がいるはず。

こういった人の中で身寄りのない人は地価の安い地域の廃校か何かを老人ホームに改築してまとめて収容。海老名本部を売却すれば、それくらいの金は出てくる。

その中でマインドコントロール解除の社会実験をするのを条件に予算をつけて運営費用をまかなう。ここでの生活はどこまでも質素にするしかない。最低限の文化的生活で。まあ、蒔いたモノを刈り取るってことで仕方がない。


2 Replies to “エホバの証人(JW)解体後の未来予想図、人と金をどうする?”

  1. うちの母が信者になり、最近正会員になりました。お陰様で私の結婚式には出れないそうです。

    1番の原因は父が自殺した事で、母が自責の念を持ち続けた事。
    私達子供では支えにならなかったらしく、エホバの方々に親切にしてもらったのがきっかけで学ぶようになり、今は生きがいのようです。

    無理にやめさせる気はないのですが、義理の家族にとってはアウトなので私自身、母にあわないでほしいと言われ、これから生まれるであろう子供、母にとっての孫にもあわせたくないとの事。私も今のままならあわせたくはありません。

    どうやったら洗脳はとけるでしょうか???

  2. 大変な状況ですね。心中お辛いものとご察しします。
    いくよんさんがお母上の支えになれなかったのは仕方のないことです。なぜなら、どんな状況であれ親が子を支えるべきだからです。

    お母上様は、放っておいても洗脳解除されることはないと思います。
    疑念を全く持たない信者の場合、未曾有の大災害などに面しても、盲信を強めるだけです。JW組織にとって都合の良いように現実がねじ曲がって見えるからでしょう。

    となると何らかの策を打つことになるのですが、
    強硬策か穏便策か
    短時間か長期間か
    ということになります。

    オーソドックスなのは穏便策長期型だと思います。
    家族として愛を示す。しかし、宗教は毅然として認めない。お仲間の信者より高い人間性と愛情を示し続けることで、目を覚めすのを促す。といったところでしょうか。
    お子さんは会わせない方が良いです。会わせるにしても監視が必要です。純粋な容れ物だけの子供に邪悪なものは一切注ぐべきではありません。
    幸い、義理のご家族の意見を優先する、現状マスコミで問題視されているという大義名分があります。
    客観的にみてヤバい宗教に入っている人と距離をとるのは当たり前です。
    辞めてくれるなら味方するし、人間として嫌っているのでなく宗教を嫌っているんだということを示してあげてください。

    短期集中強硬策はオススメできません。
    夜も寝かせずJW組織や教義の矛盾を攻めまくる、組織側から追い出されるくらいに活動を強硬に妨害するといった方法です。
    彼らは反対されることに慣れていますし、常軌を逸している集団ですのでそこを超える必要があります。しかも法を犯さずに。
    普通に考えて尋常でなく困難かと。
    失敗すればお母上は余計に殻に閉じこもりますし、あなたのことを完全忌避することも考えられます。親子の縁より宗教を優先する人たちですから。

    どうぞ、ご自身の安寧を第一にお過ごしくださいませ。

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