安全な場所から、評論家の詭弁
時間の無駄だと思いつつ、何とか読破した『血液の闇』。
第5章「血液製剤と感染症で、病院は荒稼ぎ」
朝鮮戦争で血漿を輸注された人のほぼ22%が肝炎にかかった
だったらどうすれば良かったって言うの?戦場で悠長に「無輸血手術でお願いしますー」って、エホバの証人みたいにやるの?「22%が肝炎」どころか、100%の人が死んじゃうよ。
戦場という前提を無視し、過去のできごと、当時のベストな対応を、未来から結果を知っている者が否定している。評論家の詭弁。
血液製剤使用量は都道府県によって最大10倍近い格差があり、その結果が何をもたらしているかなど日本中のどこの研究機関を研究していない。本書が引用するような海外のデータを参考とするならば、血液製剤使用量が多い県はいったいどんな被害が出ているのか、想像もつかない
想像もつかないって、被害が出ていないから想像もつかないのでは?本書は、むやみやたらと不安を煽ってくる。
一番信用できないところからの引用
“無輸血推奨者が引用するエホバの証人サイト、一番信用できないところからの引用” の続きを読む