エホバの証人をやめたあとの反動、自由な生き方とは・・・

元エホバの証人2世の本当に自由な生き方とは・・・

禁止事項の多いエホバの証人2世の反動

私は14才の時に自分の意志でエホバの証人をやめた。しかし、その後の人生は停滞することになった。その原因は何だったのか考えてみた。

エホバの証人2世だった頃は、過剰に抑制されていた。あれもダメ、これもダメ。すべてものみの塔の戒律に従って制限された。テレビも見られなかったし、ゲームは絶対ダメ、男女交際なんて永遠に禁止だった。

エホバの証人をやめて、その制限から自由になった。すると私は、何もかもを手に入れたいと思い始めた。何でも手に入れなければならない。ナンバー1にならなければならない、という思いに駆られる。

ありとあらゆるテレビ番組と映画を見なければならないし、本もゲームをあらゆるジャンルのモノをすべて見なければならないと考えていた。それには余りにも時間が無かった。

しかし、何もかもを手に入れ、1番になるなんてことにこだわる必要は全くない。ある程度のモノをがあれば充分だし、頂点に立つ必要もない。

なぜなら、

今までが無さすぎた。制限されすぎた。エホバの証人であると蔑まれ、疎まれてきた。それの状態から自由になれば、充分に楽しい人生を送れる

自意識過剰な元エホバの証人2世の脱会後

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エホバの証人の罪悪感と贖罪、本当に救うべきは・・・

本当に救われるべきなのは・・・

エホバの証人の不毛で有害な布教活動

エホバの証人信者にとって、布教活動に費やす時間は信者の成績のようなモノ。エホバの証人は、伝道者と呼ばれる布教活動の資格を取得すると、布教にあてた時間を記録し、提出することが求められる。
(※2023年12月追記、2023年11月以降、開拓者と呼ばれる一定以上の時間要求をされる立場以外の伝道者は、時間報告が不要になった。)

この伝道者にはいとも簡単になることができる。私も小学校高学年の時には、この伝道者という資格をとらされた。そして、伝道者カードと呼ばれる紙に、自分の布教時間を記載して報告していた。

布教活動にあてる時間だが、正規開拓者と呼ばれるマインドコントロール末期症状の信者になると年間800~1,000時間。こんな多数の時間を、採算のとれない自称ボランティア活動で浪費している。

時給1,000円で計算しても、年間80万円~100万円、私の両親は、これにさらに20年という月日が乗算される。現金での寄付も毎月しているので、これだけでは収まらない。

エホバの証人活動の何と非生産的なことだろうか。勝手に自己満足しているだけならまだしも、人の家庭を不幸に追い込み、他人の人生を棒に振らせるための宗教活動。そんな不毛で有害な行為に、多額の財産と時間を捧げている。

エホバの証人のバプテスマとは

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『解毒』~エホバの証人というカルトから脱会させる方法

エホバの証人をやめて楽しく生きる姿を見せる

エホバの証人脱会者の女性が書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。カルトについて、最終章で説明されている。信者たちを、エホバの証人というカルトから脱会させ、ものみの塔を崩壊させよう。

エホバの証人というカルトから脱会させるには

エホバの証人では『人生で成功すると神様のおかげ』、『失敗すると悪魔の仕業』だと教えている

著者が受けたカウンセリングで、これがカルト宗教の特徴と説明されている。それならば、現役信者に対して、エホバの証人をやめて楽しく生きている様を示せばいい。

エホバという神を捨てても、人生で成功することを知らしめる。それ以前に、エホバの証人をやめないと、人生の成功などあり得ない。

楽しく生きる方法、それは今を生きること。エホバの証人の言う楽園や永遠の命の教理は全部ウソ。人生は一度っきり、一瞬の儚い夢。今日やるべきことをやり、明日に備える。単純にその繰り返し。

人類は復活などしないので、今この生にすべてをかける。すると、人生は輝き始める。そのように、

楽しく生きている様を、カルトのせいで多くの人・モノを失った被害者であるエホバの証人たちに見せつける。

また、作中ではエホバの証人の心理が次のように説明されている。

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『解毒』~エホバの証人2世の長い戦い、洗脳解除・脱会後の延長戦

元エホバの証人2世の戦い、洗脳解除後も続く

エホバの証人の洗脳が解けた女性の書いた、『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』。洗脳が解ける瞬間が鮮やかに描かれている。現役エホバの証人の人が読むなら、電子書籍がおすすめ。

私は初めて「エホバ」という存在の異様さを痛感した。それは、三十三年間、一度も感じたことの無い、新しい感覚と意識だった。まるで麻酔から覚めた時のように、私には「痛いこと」を「痛い」と感じる機能が存在していた。

この本の著者は、友人信者の死がきっかけで洗脳が解除された。作者は排斥処分というエホバの証人的村八分になっており、死の床にある友人に会えなかった。そのまま友人は亡くなる。

排斥状態にあったため、エホバの証人の友人と今生の別れが出来なかった。不条理な別れを嘆いているときに、この状態を生む神が果たして「愛の神」なのか?と考える。そして、エホバとは「愛のない神」であり、つまり「存在しない」と気付いた。

組織の掟によって、親友の死に際にも会わせて貰えないという壮絶な経験。作者は「底つき体験」と書いているが、これが著者の洗脳解除のカギになった。

そして、同じ苦しみを味わい、先に旅立っていった数多のエホバの証人2世の「戦友」のために、生存者としての自分の責任を果たそうと決意。だが、これで終わりではなかった。

エホバの証人の戦い

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エホバの証人の存在しない、美しく安全な未来を・・・

エホバの証人の存在しない美しい未来

マインドコントロール下の危険な信者が1000万人存在する

エホバの証人の組織はピラミッド構造になっている。最上位に位置しているのが統治体と呼ばれる集団。ものみの塔の全権を掌握し、下層から吸い上げる寄付金と信者たちの奉仕活動で悠々自適に暮らしている老人たち。

つまりは、統治体こそがものみの塔というカルトの悪の権化。

エホバの証人が崇拝する統治体とは

エホバの証人たちは、ものみの塔の言うことには絶対服従。国家の法や家族関係よりも、ものみの塔の戒律や指針に忠実。

統治体メンバーがトチ狂ったことを言いだしたら、全世界1000万人のエホバの証人は暴走する。この仕組みはオウム真理教などと全く同じ、エホバの証人は危険なカルトそのもの。

子どもへの体罰や児童性虐待の組織ぐるみの隠蔽、輸血拒否による殺人、子どもへの布教活動や信仰の強制など、エホバの証人は激ヤバ集団。

しかし、一方でものみの塔は、良心に従い、模範的な市民であるようにとも信者に通達している。暴力を憎み、国家や上位の権威には、ものみの塔の戒律に抵触しない限りは従うように諭されている。

この辺りが巧妙で、エホバの証人たちは特殊な信条を持ちつつも、一般社会に紛れ込んでいる。信者一人一人を見れば人畜無害で、エホバの証人は危険なカルト集団ではない、というイメージを抱きやすい。

だがこれは違う。

エホバの証人は激しくマインドコントロールされており、「組織の言うことは絶対!」という暴走集団。統治体が「武装しろ」と言えば、武器を持ち、迷いなく他人を攻撃する。

これは、「奇妙とも思える指示にも従うように」と、信者に指示が出ていることから明らか。聖書内の神から奇妙な指示があったという記述に照らし合わせて、この指示を強調している。統治体は神ではないのにね。

現段階で、エホバの証人は「死んでも輸血するな」という奇妙な指示に従っている。統治体の奇妙な指示に従い、命を投げ捨てている。これがどこまでも暴走することは想像に容易い。というか、既に暴走中。

しかも、エホバの証人はこの世界の体制の終わり、ハルマゲドンを熱望している。ハルマゲドンでは、エホバの証人以外は全員殺され、エホバの証人だけが生き残るという設定。エホバの証人は、世界体制の破滅を待ち望む危険集団。

エホバの証人の統治体のメンバーが君臨し続けられる理由

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『解毒』:すべてのエホバの証人の親は、子育てに失敗する

元エホバの証人2世の女性の『解毒』

元エホバの証人女性の書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。著者は1977年生まれのエホバの証人2世信者で、私と同年代。境遇が似ていたので共感するところ多。同年代のエホバの証人2世や、その親世代にもおススメの一冊。

エホバの証人の子どもが下す親の評価

大人になった著者が自分の子ども時代を振り返る。そして、まだ若い両親が、もがきながら自分たちを育てていたことに気付く。

歳を重ね、知恵がついた自分の視点で親の子育てを批評するのは間違っている

著者は、自分の親は与えうる限りの愛情を注ぎ、全力で子育てをしたと評価を下す。

私の両親も若くして、私を育てた。そして、この著者同様に十分に愛情を注がれた。両親には非常に感謝している。ただ、この麗しい事実は、物事の一面に過ぎない。私の両親は、著者の母親同様にものみの塔協会に強烈にマインドコントロールされたエホバの証人だった。

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『解毒』:大学進学禁止の愚民であるエホバの証人、下半身で理解するしかない

愚民は下半身で理解しろ

エホバの証人脱会本の『解毒』

元エホバの証人の女性が書いた『解毒』。

現役エホバの証人信者の人は、この本を読んでエホバの証人をやめよう。この本の著者は、まだ元気に生きているのだし、顔出し実名でものみの塔を批判しても、決して裁きが下ることはない。

エホバの証人をやめた方が楽しく豊かに生きていける。

ものみの塔協会の進める信者の「愚民化政策」とは

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元エホバの証人2世の宿命、この世から「ものみの塔」を消滅せよ

元エホバの証人2世の宿命

私のトップシークレット

私の20代の頃の話。付き合っていた彼女に、私が過去にエホバの証人であったことが発覚し、指摘される。それが直接的原因だったのかは分からないが、この彼女とは、しばらくして別れることになった。

私が元エホバの証人2世であるということは、40才になった今でも誰にも話したくない事実。私にとって最も触れられたくない、最低な話題。

罪の意識があったり、後ろめたいところがあるわけではない。私がカルトにだまされたのではなく、生まれながら、親ゆえにエホバの証人2世として育てられただけ。被害者ではある。

私は14才のときに、自分の意志できっぱりと足を洗っている。親の洗脳を受け続けた少年期を、自分の考えで否定した。この宗教のせいで一家は離散しているけど、そんな家庭はどこにでもある。それでも、

エホバの証人2世だったという過去には触れられたくない。自ら進んで、誰かにこの秘密を話すなんてこともまずない。

エホバの証人2世の子どもの苦しみ

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『解毒』、傷だらけで『羽』のないエホバの証人2世

元エホバの証人2世の自立のための「羽」

自殺者の多いエホバの証人2世

元エホバの証人2世の書いた『解毒』。この本の作者は、エホバの証人2世たちのことを「戦友」と書く。かつての私の戦友たちはどうしているのだろうか?死んでいなければ、私と同じ40才前後。

死んでいなければというのは、エホバの証人には自殺者が多いから。特にエホバの証人2世には自殺者が多いと、この本の筆者も書いている。

筆者によると原因は2つ。毒親による虐待で精神を病むこと。教理を強制されて育ったために自立心が無く、一般社会でうまくやっていけないため。

エホバの証人に自殺者が多い理由①

傷だらけの元エホバの証人2世

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『解毒』、エホバの証人の輸血拒否と洗脳されやすい人

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

エホバの証人脱会者の書いた『解毒』、「エホバの証人=毒、ものみの塔協会は信者を洗脳している」と、この本は書いている。全くその通り。

現役エホバの証人にとっては背教本ということになる。家族がいまだエホバの証人という人がこっそり読むなら、電子書籍がおすすめ。

大昔に読んで、本棚の中に隠してあったのだが、最近引っ張りだしてチラチラと読んだ。目に触れないよう本棚の奥に隠してあったのは、やはり自分がエホバの証人2世だったという事実が、デリケートで隠しておきたいことだから。

この本の著者は顔出し・実名で執筆。本の表紙にも大きく顔が映っている。私にはできない勇気と決断。やはり、かつてエホバの証人2世の子どもだったということは、私にとってはいつまで経っても人生の恥部であり、秘密にしたいこと。

エホバの証人の輸血拒否による児童殺人事件

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