エホバの証人（JW）の王国会館に流行る病、末期症状は・・・ / 元エホバの証人2世のいる場所

私は、最初からエホバの証人の王国会館が嫌いだった

私は生まれながらのエホバの証人だった。小さな頃から、狂信的な信者だった両親によって、エホバの証人の王国会館という集会場へ連行されていた。

エホバの証人の王国会館とは信者にとっての教会のようなもの。エホバの証人の王国会館では週に3回も、教団の集会が開かれる（2021年10月現在では週2回）。集会ではムダに熱烈な講演や教団の宗教本の討議などが行われる。

私が生まれて最初の記憶は、このエホバの証人の集会にまつわるもの。エホバの証人になりかけだった母親によって、私は王国会館に連れて行かれた。3才くらいだろうか。

王国会館での記憶は定かではないのだが、エホバの証人の集会中に、私はおとなしく座っていることが出来なかった。

私が普通の元気な子供だったからなのか、私のSOSだったのかは解らない。とにかく私は、最初からエホバの証人の王国会館が嫌いだった。

王国会館で元気いっぱい暴れる私に対して、帰宅した母親が怒りをぶちまけた。

エホバの証人の子供は、「懲らしめ」という体罰の恐怖政治を敷かれている。このため、どんな小さな子供でも王国会館ではきちんと座っている。

エホバの証人の王国会館には懲らしめ部屋があり、騒いだり泣いたりした子供はその部屋に連れて行かれる。声の漏れない密室で、備え付けのビニールホースの切れ端やベルトでお尻をじかに思いっきり引っ叩かれる。何度も。

これは効果抜群。動物の調教と同じ。騒げば痛い目に遭うと分かれば、誰でも騒がなくなる。表面上はお利口な生き物になる。

私は、周囲の虐待下にある子供たちと比べて、自由奔放でわんぱくだった。母はそんな私を恥だと感じた。王国会館からの帰宅後、その恥の感情は怒りに転化。そして、母の怒りは集会についてこない父に飛び火。

家庭内の不穏な空気を感じた私は、子供ながらに逃げの一手で適当な発言をしてしまう。これが私の生まれて初めての記憶。

「お父さんが一緒に来てくれたら僕はお利口にしていられるかも」

責任の所在が明らかでない適当な発言は、不幸な未来を招く。この一言で父もエホバの証人の王国会館へ通い出し、家族全員でエホバの証人という危険なカルトの餌食に。そして私の家族は崩壊へ至る。

エホバの証人には病気がちですぐに入院したり、病気で亡くなったりという信者が多かった。全員が至って健康だった私の一家は、王国会館に通うことでエホバの証人から悪影響を受けるようになる。

私は良く風邪をひいて熱を出すようになったし、両親も風邪をひいたり内臓に疾患を生じることが多くなった。これはエホバの証人に関わり始めてから。健康な人は、エホバの証人の王国会館に近寄らないのが吉。

病気がちで身体や精神を病んだ人々が多く集められているのがエホバの証人の王国会館。彼らは、完全な人間に生まれ変わり、楽園で永遠の命を享受するという教団のぶら下げたニンジンに釣られている。心の隙をつかれ、深いマインドコントロール状態へと堕ちていく。

楽園での生まれ変わりなど、エホバの証人組織の嘘。細胞が復元するはずはないし、人間が永遠に生きたら、人口が増えすぎて地球がパンクする。身体を病んでいる人も運命を受け止めるしかない。エホバの証人組織の幻想にすがるのを止め、今の生涯を全うするべき。人生はこれ一度っきりだから。

もともと身体や精神に不調をきたしている人々が、教団の毒牙にかかり集められているのが王国会館という家畜小屋。健康な人がエホバの証人に関わると余計な病に感染する。元をただすと、

エホバの証人として王国会館へ通い出すという行為が、重篤で危険な病の初期症状。怪しげなものにすがるという状態が、既に精神を病んでいる。病の中期にはエホバの証人組織を崇拝し始め、末期には家族や財産、人生まで何もかも失うことになる。