エホバの証人の子どもが受けるネグレクト
『宗教2世』より。Session1-7。
宗教2世が、異性との交際や交友関係に制限をかけられた実態の調査。アンケート調査のフリー回答より。
間違いなくエホバの証人と思われる回答2つ、友人関係について。
◎信者以外は「世の人」なので最低限の付き合いしかしてはならない。それ以外で親しくするなら、布教しなければならない。
◎信者でない一般のクラスメイトと、学校以外の帰宅後や休日に遊ぶことは、基本的に禁止でした。例外として認められるには、勧誘活動として聖書の本を一緒に勉強する時間を設けることが条件
エホバの証人2世的にはありがちだが、客観的に見れば異常。クラスメイトに布教したり、聖書の本というか宗教本でクラスメイト相手に勉強しようものなら、どうなるか?完全に変態扱い。クラス内でヤバい奴認定される。
エホバの証人の子どもはそんな辱めを受けている。まさに児童への宗教虐待。
相手の親にしてもそう。気持ちの悪い宗教本を持ってくる子どもなんてヤバすぎる。「もううちの子と遊ばないで」となる。私の息子がそんな洗脳を受けかけてたら、速攻で児童相談所に通報する。
子どもに宗教勧誘なんてさせてはいけないのだ。ちなみに、2022年の厚生労働省の児童虐待Q&Aによると、布教活動の強制も交友の一律制限もネグレクトに該当する。
あと、子どもが子どもを騙して、万が一カルトに堕としたら、引きずり込んだら?宗教親にしてみれば、良かれと思っているのだが、客観的に見れば、宗教2世の子どもがやっていることは悪の手先。罪の拡大。エホバの証人、罪深いな。無垢の子どもにまで罪を犯させる。
引き続き、フリー回答で違和感を覚えた回答より。
10代から大学時代にかけて自身が精神的に体調を崩したことでカウンセラーが介入してくれ、家族の理解もあり、同時期に家族で教団から距離を置くきっかけになりました。現在は、教団の良い面も悪い面も、どちらも俯瞰して見られるようになってきましたが、条件付きでしか自分の存在が認められない教団での思考体系から抜け出すため、一時期は教団を全面的に否定していた時期もありました
いや、教団は全否定で間違いない。なぜか?
「精神的に体調を崩し、教団から距離を置くことになった」と自分で言っている。精神を病む要因となった宗教に良い面などあるはずがない。さらに、「条件付きでしか自分の存在が認められない教団」だと自分で言っている。
そんな教団に良い面なんてない。あっても悪い面の多さで打ち消されている。カルト教団が備え得る美点など、実は「この世」にはありふれている普通のこと。
この期に及んで、教団に良い面もあると、教団をほんの少しでも擁護するというのは、未だに洗脳が拭われていないのではと哀れになる。