わりとせこい万能の神エホバ

14万4001人目のニューフェイス

エホバの証人には14万4000人の油注がれた人々が天に昇りキリストと共に地上を統治するという奇想天外な特殊な教義がある。その油注がれた人々は忠実で思慮深い奴隷、天的級などと呼ばれている。それ以外のエホバの証人はハルマゲドンの後に地上の楽園で永遠の命を享受することになっており天へ昇ることはないとされている。

昇天組を14万4000人ちょうどに選別するという行為はとても神の業とは思えない。エホバの証人の教義だと14万4000人目と14万4001人目の境界線がきっちりと存在する訳だ。神への愛や有能さなど個個人の美点を測って採点しているとでも言うのだろうか。天に昇るこのクラスの人でもつまずく”ことがあるらしく、未だに代替えで新しく選別される人も出てくる。この新顔は次席で待っていたということになる。14万4001人目の人材である。

人と人を比較して順位を付けて採点するというのは人間社会の行いである。合格人数を決めざるを得ない入学試験や入社試験でしかありえないことだ。





わりとせこいエホバ

自分の子供たちを比べてどちらが優っているかと決めることが出来るだろうか。優っている方は親と同じ部屋で眠り親への愛が足りない弟の方は子供部屋で眠りなさいとそんなことになるだろうか。果たしてこれが褒められた行為だろうか。

親と同じ寝室には子供用のベッドが1台しか入らない?ならば何らかの工夫をして出来るだけ子供たちに平等にするのが親の最低限の愛情である。天のキリストの隣にも座席に限りがある?ならば余裕を持って座席を設置すべきだっただろう。

そもそも万能の神にそんな落ち度があったのかという話である。むしろ万能の神ならば人数制限など必要ない。天で統治する適性がある者は次から次へと天に上げれば良い。それとも天国の土地にも限りがあるというのか?これでは万能の神とは言えわりと限界が見えてくる。

人間社会ですら何らかの試験であっても同点のため両者合格、増枠となることもある。人間の本質を測るという難題において最後の1人を決めることなど出来るのだろうか。神に不可能は無いと言われればそれまでだが、そんなせこい細かい行為に全能の神の能力が使われているのだろうか。

これは神が決めたことで人間が口をはさむべきはないとエホバの証人の反論がありそうだが、そもそもこの14万4000人の話は人間が決めたことなのだ。だからこう堅苦しく分かりやすいルールが決められている。きっちり人数を把握して順番をつけてというのは、所詮は律儀でそこまでの能力しかない人間の行いなのだ。エホバの証人の14万4000人の教義は人間によって考え出された創作に違いないのである。こうなってくると14万4000人の残りの者ですとものみの塔協会の頂点でふんぞり返っている統治体の権威すら危うくなってくる。

天的級の人数をきっちりと14万4000人と決めてしまうのが何事にも限界のある人間の考え方だ。無限の神にそんな枠組みなど必要ないのである。14万4000人の教義は入社試験と同じレベルの発想をもつものみの塔協会の人間の創作なのである。


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