偽予言者の終末ビジネスが成り立つ理由、偽予言者の末裔ものみの塔

偽予言者は、人々の無意識にアクセスし利用する

ネットで読めるエホバの証人解約資料「JW解約-エホバの証人の真理を検証する」第五弾「1914年と終わりの日」より。「終末思想の歴史」の項。

資料内に西暦44年以降、聖書の年代を使って終末を予言した27の例が上がっている。27件の中で最新がものみの塔。当然、すべての予言は実現していない。そんなに簡単に世界は終わらないって。

聖書をもとにした予言なので、聖書に関係ない予言も含めると数はもっと膨大になる。有名どころでノストラダムスはこの27件に入っていない。こんなにも偽予言者が出現するのは、どの時代にも一定の需要があるからだろう。

人々の中に潜在的な破滅への希求があり、それを煽ることで儲けようとする終末ビジネスが成り立つ。またはイカれた予言者まがいの教祖の自己顕示欲の充足に、信者の人生や財産が使い捨てられてきた。

人間は古来より恐怖心を感じるようにプログラムされている。危険を恐怖と感じないと命の危険があるから。暗闇を恐れたり、毒を持っていそうなヘビや虫を気持ち悪いと感じる生理的な嫌悪感がそれ。

生命の安全のために持ち合わせた恐怖心が、外部から煽られることで昇華。終末ビジネスの餌食になる。

終末ビジネスが繁盛するのは、偽予言者が人々の無意識を操作しているから。これが原因の一つ。もちろん、ものみの塔はこれに乗っかって成功した部類に入る。

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偽予言者の末裔であるものみの塔

この資料の予言で面白いのは、西暦1000年「世の終わりが最も期待された年」。世紀末だったり、1000年区切りの年になると、必ず終末を訴える偽予言者が現れる。ノストラダムスしかり。

他は西暦1666年「666という数字がつくので世の終わり騒動が」。ゾロ目の年にフィーバー。

エホバの証人にしてみれば、こんな冗談じみた予言とものみの塔は違うということだろうが、一緒。以前にも書いたが、ものみの塔は代々の偽予言者の系図に名を連ねる。ものみの塔が名を連ねる偽予言者の系譜

ものみの塔協会初代会長のチャールズ・テイズ・ラッセルはピラミッドの高さから年代を計算し、この世の終わりやキリストの再来を予測した。要は適当、思い込み。当てずっぽ。こじつけ。

ものみの塔の初代会長ラッセルこそが偽予言者の最たる者。一人でやっている分には、ただの物好きのオカルト野郎で済むのだが、これに代々の統治体が乗っかって終末ビジネスモデルを完成させた。そして現在でも甘い汁を吸い続け、数多の被害者を生産中。


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