エホバの証人解体後の未来、救済者は次から次へと湧いてくる

エホバの証人、とにかく解体すれば未来は明るい

エホバの証人は解体一択、その理由

昨日の記事で、エホバの証人は解体一択だと書いた。これには反対意見もあって、エホバの証人組織をぶっ壊したあとのフォローはどうするのかというのが論点になる。

ものみの塔中毒の信者たちが隠密活動を始めるという危惧。

そんなのさせません。地の果てまで追いかけて、エホバの証人を撲滅します。ナチスの幹部は終戦後南米までも追われたでしょ。あの感じで最後の一人までエホバの証人活動を迫害します。

私が子どもの頃にエホバの証人から受けた迫害と人権侵害、人生に対する損害を考えたら当然。エホバの証人は有害だからね。同じ思いをさせる人々を次世代に生むわけにはいかない。

エホバの証人信者個人の社会保障に制限を課すとか重税を課すとかして、エホバの証人を続けられなくすればいい。信者は極限まで減らせるだろう。

エホバの証人(JW)2世という問題の重み、綱渡り生活

エホバの証人を放置すべきではない理由

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マインドコントロールのための、エホバの証人の家庭聖書研究

エホバの証人のマインドコントロール「家庭聖書研究」

エホバの証人の布教テクニック

『近現代日本とエホバの証人』の第四章「従順の時代」。1970年代半ばから1990年代半ばまでの日本のエホバの証人を考察。この時代に私は生まれ、自身の幼少期と家族をエホバの証人というカルトに奪われた。

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この当時の、そして今でも変わっていないだろうエホバの証人の布教テクニック。

「家族生活や子育てに聖書の助言が役に立つ」といったアプローチ方法が提言されている

今になってエホバの証人がこんなことを言おうものなら、寒風ふきすさむ悪い冗談でしかない。

エホバの証人の数多の家庭は崩壊し、子どもの2世信者は懲らしめという虐待を受けた。輸血拒否で死んだ子どももいる。

「家族生活や子育てに聖書の教えを・・・」と言っているエホバの証人がいれば、「ではお宅の家庭は?お仲間の信者は全員家族がエホバの証人ですか?」と聞いてみればいい。

道を違えた家族がいるのなら、初めからエホバの証人になんてならない方がいい。永遠に生きたり、神の宇宙主権とか証明しなくても良いから、いま目の前にいる家族と添い遂げたい。

しかし、当時、私の母親がエホバの証人の毒牙にかかったのは、まさにこれ。

やんちゃ坊主の片りんを見せていた1才にも満たない私に戸惑っているところに、エホバの証人の訪問を受けた。そして、騙され、エホバの証人の家庭聖書研究が始まる。

カルト宗教の本質、カルト3原則その3「マインドコントロール」

エホバの証人の家庭聖書研究とは?

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エホバの証人の反戦、平和的行動が評価されるべきでない理由

エホバの証人と戦争

エホバの証人と戦争

『近現代日本とエホバの証人』、第二章「灯台社の時代」末尾部分。

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日本におけるエホバの証人の始まり。戦前に明石順三が米国から持ち込んだことに由来する。戦時中にはエホバの証人は思想犯として逮捕収監された。

当時のエホバの証人活動が、「平和と反戦」という方向性で好評価されることがある。軍務を拒否し、戦争にも反対したと。

この大戦が敗戦に終わったことや、統帥権の濫用による暴走・無計画とも言える開戦の成り行きにより、この戦争を批判することが盲目的に正しいとされる風潮もある。

先の大戦の是非を問うのは、このブログの主旨とは異なるし、一概に断じられる知見も無いので避ける。なので、「日本のエホバの証人が、戦時中に戦争反対の行動を示していて素晴らしい」という意見に対してだけは、反対意見を述べておきたい。

国民として戦火の中にあった場合、エホバの証人のように「戦争反対、兵役拒否」という態度をとるのが果たして正しいのか?戦争の是非はともかく、始まってしまったら、国民として成すべきことを成すという態度が正しいのではないだろうか。

別に戦争賛成と言っているのではない。戦争で死んだり、殺し合ったりするのは絶対にイヤだし、少なくとも平和主義を謳っている、この時代この国に生まれてきて、私はラッキーだったと思う。

とはいえ、実際に戦争が始まってしまったのなら仕方ない。国民としてやれることをやるのが正しいのではないかと。

当時のエホバの証人の反戦行動が国全体に広がったとすると、戦争を継続することができず、早々に国家瓦解。中途半端な国として疎んじられ、外国の分割占領統治を許し、踏みにじられ、現在の日本という国は存在しない。我々の祖父、曾祖父の世代は、他国に搾取され犯されという目に遭う。

個人として戦争反対という意見を持つのは何の問題もない。戦争が始まってしまっても反対は反対、という個人的態度をとりつつも、国民としての責任・義務は何らかの形で果たす。それがあるべき姿。非常時の国家で逮捕収監されてまでお荷物になるのはいかがなものか。

『近現代日本とエホバの証人』、カルトに取って喰われる無自覚層

ブレずに教団至上主義のエホバの証人

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エホバの証人にマンガ喫茶の無料クーポンをプレゼントしよう

合法的にエホバの証人のマインドコントロールを解除する方法

エホバの証人の極限状態とは・・・

昨日の記事で「極限状態とエホバの証人情報の遮断」で、エホバの証人のマインドコントロールに風穴を開けられるのではないか、と書いた。

ヒントになったのはエホバの証人を日本に輸入した明石順三。彼の極限体験は思想犯としての収監。

まさか、現在の日本でエホバの証人だからという理由だけで、逮捕されたりはしない。ならば、この極限状態を現代社会でいかに再現するか?

極限体験としてよく例に上がるのが、大災害であったり、身近な人の不幸であったり。そんな極限状態を作り出してエホバの証人に味合わせるわけにもいかない。

ならば、エホバの証人情報の強制遮断。ふんだんにエホバの証人のマインドコントロール情報を浴びている者から、それらを急に没収すれば、それはそれで極限状態。

エホバの証人文書を発行禁止にして信者が見られないようにする。どうやったら発行禁止にできるのかという問題もあるが、たとえ発禁になっても現代ではネットで見れちゃうし、日本語版の翻訳がなくとも自動翻訳で簡単に読むことが可能。日本のものみの塔協会の冗長な翻訳より、自動翻訳のほうが優れているかも知れないくらい。

赤の他人の信者からものみの塔本を強制没収することは不可能だし、たとえ家族で、全部燃やしたりしても逆効果。本人のマインドコントロールが燃え上がるだけ。むしろ隠れて読むだろうし、ネットで簡単に閲覧できるので、一切効果なし。

物理的にエホバの証人情報の遮断が不可能ならば・・・

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エホバの証人のカート布教活動、街宣再開~いつ?どこで?

朝のカート布教に憂うこの国の未来

エホバの証人のカート布教活動、いつ?どこで?何人?

カートだか看板だかを持って立っているエホバの証人の街宣布教。コロナ禍でとんと見かけなかったのだが、遂に今日、遭遇。我が家の最寄り駅の駅前にて。

コロナ前と時間をズラしていて、私の生活圏内にモロに入り込んできていた。具体的には夕方から朝にシフト。急ぎ足で出勤する人に「聖書を学ぶ・・・」は一切響かないと思うけど。政党応援の先客がいたので、場所もコロナ前とは微妙にズレていた。

カート両脇に中年女性2人。駅に向かう人々をはさむ形で離れた場所に3人。向かい合う状態で立っている。3人のうち、一人だけ男性。中高年といったところ。あとの2人は女性で一人は中年、もう一人は若けりゃ20代かなというところ。

真夏の朝から体力的に稼働可能な年齢層が出てきているだけなのか、言われているほど高齢化していない印象。このままだと先細りしつつ、来世紀までエホバの証人は継続しちゃうんじゃないかと。

その過程で、突発的に勢いを増してしまうと、とめどなく信者が増殖してしまう可能性もある。1990年代の二の舞い。

21世紀、エホバの証人は決して減っていない

例えば統一教会の脱会者を吸収していくとか。基本的にはカルトなんてどこも同じで、心の隙を突かれて騙されているだけ。心の隙とは信じ込みやすい体質だったり、強烈な運命論者だったり、孤独だったり。

統一教会に依存して埋めていた部分に、エホバの証人がピッタリ収まる類の人がいるだろう。それをグングン取り込んだりすると、厄介で不吉な未来が訪れる。

カルトの無い未来を次世代に

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エホバの証人とものみの塔崩壊の黎明期、明けない夜はない

明けない夜はない

エホバの証人の増減を4つの時期に分けて考える

エホバの証人は果たして減っているのかという記事を以前に書いた。この件、さらに考察。

今回も、エホバの証人の数=平均伝道者の数としている。
(エホバの証人公式サイトとももきち2014さんのブログを参考)

1993年以降のエホバの証人の人数の推移。新世紀に向けて右肩上がりで上昇。その後1999年にマイナスに転じて、以降は漸減傾向にある。

エホバの証人の平均伝道者数推移

※2022年を追記(2023/11)

これを、私の解釈で勝手に時期別に分けたのが下の図。

エホバの証人の平均伝道者数_期別

※2022年を追記(2023/11)

  • 1993年~1998年を増加期
  • 1999年~2003年を第一次微減期
  • 2004年~2010年を(エホバの証人崩壊の)黎明期
  • 2011年~現在を第二次微減期

とした。

1998年までに終末ビジネスの神通力を出し尽くし、22万人で日本のエホバの証人は頭打ち。これが悪夢のエホバの証人増加期。

以降の第一次微減期で、ミレニアムで大騒ぎだった2000年、2001年は1500人以上減っている。

ものみの塔の予言するハルマゲドンが来ないまま、普通に21世紀を迎えるとは思っていなかったエホバの証人が目ざめたのか。はたまたノストラダムスの大予言とエホバの証人の予言を一緒くたにしているような信者が、どっちもハズれかということで脱会したのか。

この減少も止まり、エホバの証人の増減がほぼ横ばいになるのが2004年からの黎明期。この期間がエホバの証人崩壊の序幕となれば良かったのだが、そうもならず。

2011年以降、再び下落に転じるのだが、これも微減。1993年~の増加期に比べるともはや平らと言ってもいいような緩やかな減り方。

エホバの証人の復讐心は、カルト殲滅の原動力になるか

エホバの証人のマインドコントロール解除要件、「世の人」ガードを下げさせる

明けない夜はない

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エホバの証人の「輸血しない方が良い3つの理由」が成り立たないワケ

エホバの証人の輸血拒否に対する暴論

エホバの証人の主張「輸血しない方が良い3つの理由」は不成立

エホバの証人やその同調者と輸血拒否の議論になると、上げてくる3つの「輸血しない方が良い理由」

  1. 「輸血は安全ではない」

  2. 「輸血しない方が予後がいい」

  3. 「輸血しない方が医療行為が軽く、医療資源を無駄にしない」

前提として、これは論点のすり替えであり、本来、エホバの証人たちは単純に教義上の理由で輸血しない。しかも、その教義がいい加減というのは昨日の記事で触れた。

今日は、この3つの理由が成立しない理由。

輸血が安全でないとしても、まず目前の危険を避けよ

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ものみの塔が、意思を持たないただのシステムになっている

誰も得をしない寄付集金システム「ものみの塔」

カルトの集金構造

エホバの証人に限らず、すべての新興宗教にあてはまることなのだろうだが、騙している側に騙している自覚が無い。

騙している側も、自分の人生、財産、貴重な時間すべてを投げ出している。ホンモノの宗教だと盲信して、新しい信者を開拓しようとしている。誠心誠意よかれと思って、布教活動を行っている。

これがマインドコントロールされている状態。善意ある行動のつもりが、知らず知らずのうちに悪事に加担している。

そして、ほんの一部の人間が上がってくる旨みを吸っている。こいつらが確信犯で、騙している自覚があるというか、騙される奴が悪いくらいに思っている。

この旨み吸い上げの集金システムは、カルト教団にとってトップシークレット。上層部にしてみれば、自分たちがウハウハな贅沢生活を送っているなんてことは末端信者に知られてはならない。

厳重に情報統制され、末端信者たちが外部情報からトップのウハウハ生活を知ることがないよう、情報制限されている。もしくは、それを知らされてもウソ、背教者、反対者の欺瞞だと、事前に釘を刺している。

ものみの塔の収奪システムは・・・

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エホバの証人の偽ボランティア活動で、傷つく子ども

エホバの証人の子どもが負う傷

エホバの証人のボランティア活動とは

エホバの証人は、家々を周って新たな信者を勧誘する行為をボランティアと称している。「宗教活動で新たな信者を集めています」と言っても、食い付きが悪いから。

最近のエホバの証人は、駅前などで立て看板と一緒に立っているのだが、かつては文字通り家から家へ、しらみつぶしに回っていた。住宅地図を塗りつぶしながら回る周到さ。

留守の家があれば、時間帯をずらして夕方などに再チャレンジ。これは留守宅訪問などと呼ばれていた。

この布教活動は、野外奉仕活動、伝道奉仕活動などとも呼ばれる。私がエホバの証人をさせられていた、たしか1980年代後半頃、ボランティアと言い出すようになった。

当時は、ボランティアなどという言葉は、日本では定着していなかった。

エホバの証人の世界本部は米国にあるので、日本ではちょっと先進的とも思える言葉を使ってみたり、奇抜とも思える問題を雑誌で取り上げたりしている。

日本のエホバの証人たちは、自分たちが「ちょっと進んでいる」と言い、これを誇りに思ったりもしている。

エイズとか家庭内暴力とか、テロだとか、当時の日本人にとって、興味の無い、対岸の火事のようなことを、わざわざ米国から輸入してくる。

そもそも、エホバの証人という宗教自体が米国から輸入された余計なモノなのだが。

エホバの証人の子どもに傷を残す、カルト勧誘

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『解毒』~カルトの洗脳が解けやすい人、解けにくい人の違いとは?

元エホバの証人2世信者が書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。カルトの洗脳の解けやすい人、解けにくい人の記述が興味深い。AmazonのKindleUnlimitedに登録すれば無料で読める。(2023年11月現在)

カルトの洗脳が解けやすい人とは

この本では、カルトの洗脳が解けやすい人として『生まれつきのタイプ』があると書かれている。

世の中の人は、事の本質に『気づきやすい人』と『疑わずに信じてしまう人』の二つのタイプ

『気づきやすい人』は『要求水準』が高い人で、少数派。こちらが解けやすい人ということだろう。

『疑わずに信じてしまう人』は『要求水準』が低い人で、多数派。

『要求水準』が高い人は、自分で納得するまで調べて考える人で、作者もこちら側に属すると診断されている。

私は、洗脳が解ける前にエホバの証人をやめた。エホバという神は存在すると信じてしまっていたが、その神を見限った。「ハルマゲドンで憤死上等、今、オレはサッカーを優先するんだ」と14才の時に決断。両親と決別、脱会に至る。

洗脳は解けず、自分の決心と心中。ということは、私も自分の考えやものみの塔の教理を『疑わずに信じてしまう』多数派なんだろうと考えた。

一方、この本の作者は洗脳が解けるのに33年かかっている。しかも洗脳が解けるのに、親友の死という重い代償を支払っている。

作者に比べると、私は洗脳が解けるまで20数年、洗脳が解けたのはインターネットで見た「ラッセルの墓はピラミッド」という記事。私は、この信憑性が定かでない記事をも『疑わずに信じてしまう』のだが、このおかげで私の洗脳は解けた。

私の洗脳の解け方なのだが、この本の作者に比べると、時間も要因も軽い。とはいえ、20数年と失った家族を返して欲しいものだが。

カルトの洗脳が解けやすい者のすべきこと

脱会当時14才の私は、「人間の生は限りあるゆえに価値がある」と考えた。よって、永遠の命を配りまくるエホバの証人とは決別。

また、私は子どもの頃から、ものみの塔の推奨する生き方に疑問を感じ、教理や組織の体質(というか、ダサさ)に矛盾を感じていた。

例えば、長老とか古いエホバの証人ってなんであんなにバカなんだろう?とか。

輸血はともかく鯨の肉を喰っちゃダメって言うが、他の動物肉は完全に完璧に血抜きができているのか?大型魚の刺身とか結構血みどろの時ないか?ということは、輸血拒否も、そこまで命がけでやるべきことなのか?といったこと。

元々、ものみの塔を疑っていたので、『ラッセルの墓はピラミッド』の記事で勘づいた。「ものみの塔は嘘つきで、真実を隠蔽するために信者に対し外部情報を制限している」と。これで洗脳はパッと解けた。すべてのつじつまが合った。

エホバの証人の経験が長い人ほど愚かなのは、完全に騙されているから。そして、騙し続けるために教団側はフレッシュな情報を遮断している。ものみの塔がペテン師なら、疑念は全て解決、すべてがただのでっち上げだったということ。

これらが一瞬で繋がった。どうやら私も『気づきやすい』側の人間だったのかも知れない。ずっと疑っていた。「真理の組織ってこんなダサいのか?」と。

『気づきやすい』側の私でも、20数年という時間と一家離散という代償を支払っている。『解毒』著者も同様、多大な被害を受けている。

この落とし前をつけるべく、私はものみの塔を崩壊させるための活動を行っている。

『気づきやすい人』に生まれ、生まれながらにエホバの証人としてすごしたことは、私の運命。すべては、エホバの証人をこの世から一掃し、ものみの塔を崩壊させるという私の宿命のためだと、『疑わずに信じている』。

ものみの塔協会のマインドコントロール手法