エホバの証人の放置容認は、新たなカルトの発生を助長すること

元信者はエホバの証人を辞めても別のカルトに捕まる

エホバの証人はカルトなので存在を容認すべきではないと以前の記事で書いた。

対して、次のようなエホバの証人解散に対する消極的意見。

エホバの証人を辞めても信者が別のカルトに捕まるだけ。だからエホバの証人を組織として解散させるべきではないという意見。

エホバの証人を辞めたら、信者たちは別のカルトに捕獲されるって?

確かに。私もそう思う。しかし、それとエホバの証人の存在を継続させることの間に何の関係がある?

「元信者が別のカルトに移行してしまう」というのは、エホバの証人を組織体として存続させるべき理由にはならない。

信者が増えて別のカルトの力が強まるから、エホバの証人を残すべき?それは別カルトと比べてエホバの証人を応援しているだけ。今さらエホバの証人を支持しちゃうんですか?

情弱信者たちが別のカルト的なものに、再度騙されるのは目に見えている。結局は良いカモなのだ。当然、彼らがまた辛い目に遭わないよう助けの手を差し伸べる必要はある。

しかし、別のカルトに移籍する信者が出るという理由でエホバの証人の存在を容認するというのは話が違う。

エホバの証人を潰すという現代社会の宿題

A社というブラック企業を営業停止にしたとする。社員は元から金に困っていたり、搾取されやすい人柄だったり、手に職が無い人ばかりだから、B社という超ブラック企業に移籍してしまう。

だからといって、A社を野放しにしていいという話にはならない。A社もB社も営業停止にすべき。

AもBも潰したってCが湧いてくるって?

そうだろうね。だけど、それはAやBという現存する悪を放置容認していいという話にはならない。Cが湧いてこない社会の仕組みをつくるべき。

AやBをきっちり取り締まり、重罰を科すことでCが起こりにくくなる。Aを放置すればCにとどまらず、DやEが湧いてくるんだよ。だから、

エホバの証人という巨悪を放置容認する現代社会は、未来のカルトの発生を助長している。それで良いのか?日本人。

例え、エホバの証人を解散させたって全員が別のカルトに流れるわけではない。ある程度の人数は人生を取り戻せる。ある程度と言わず、全員が取り戻せるように助けないといけない。

それがムリだとしても、カルト信者の総数は減るわけで、状況は良化している。そして、厳しくエホバの証人を取り締まることで、未来の新たなカルトの発生という火種を事前に消すことが出来る。

エホバの証人を潰すというのは、現代の宿題。宿題やらないと必ず後悔するよ。


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