テレビから流れる極悪エホバの証人ワード
『ザ!世界仰天ニュース』で宗教2世問題が放送されたとのこと。Twitter情報。
テレビを全く見ないので、当然のごとく見逃す。TVerで見れたので視聴。
宗教名が放送されないのだが、エホバの証人で間違いない。この本『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』が題材となっている。宗教名を明かして訴訟になるのを避けているのだろうか?
番組自体は短い尺の中で良く再現されていた。主人公の家族構成が説明されず言葉足らずな部分はあったが。そして、体罰と児童性虐待、輸血拒否については触れられず。
出だしの子供をダシにした布教活動のところを見て胸が絞めつけられる。まさに自分もああだった。エホバの証人の子供は騙され、もしくは強要されてカルト勧誘の共犯者にされる。カルト親に愛されたくてカルト勧誘という罪を犯す。
奉仕、集会といった極悪エホバの証人ワードが流れる。それを耳で聞くと鳥肌がたつ。強烈な嫌悪感。そして、罪悪感。
『ザ!世界仰天ニュース』エホバの証人2世番組の内容
エホバの証人2世の学校生活の制約。番組内では簡単に触れられ終わっていたが、宗教を理由にクラスで浮くのがどれだけ残酷で極限体験か。経験者にしか分からないだろう。
番組内で間違っていた点を指摘しておくと、主人公少女が聖書を音読していたときのこと。
「地上の楽園で永遠に生きられます」という戯言を聖書から読んでいたが、そんな戯言は聖書に書いていない。エホバの証人が日々読んでいるのは、教団の洗脳用の宗教本。
- 涙が出そうになったシーン
主人公の祖父がエホバの証人の集会の日にやってきては、集会連行を阻止、ハンバーガーを食べさせてくれる。
私の家庭の場合も当然、親族はエホバの証人に反対したのだが、親は反対する人はサタンの手先と私に教え込んでいた。私もいつしか反対する親族のことをそう思うように。親族には申し訳ないと思うも、物理的な距離もあり徹底的に戦ってくれた親族はいなかった。
- エホバの証人脱会のエピソード
「集会行かない」がエホバの証人2世が親と決別するときの基本なのだろうか。この番組の主人公と同じく、私も親にそう告げてこのカルトを辞めた。
元信者である主人公は家族と良好関係にあると番組で紹介していたが、良好に帰着する家庭が全てではない。我が家は一家離散しているし、親が宗教に戻ろうものなら、私の方から完全絶縁する覚悟。
むしろ、命を賭して、親たちがカルトに加担する罪を重ねるのを阻止する。中途半端にやるとマインドコントロール信者たちは余計燃えちゃうから、万が一、この不幸に再度見舞われた場合は徹底的にやるか、いっそカルト親を捨てる覚悟。
カルトってそういうもの。家族を破壊し、人々の人生を徹底的に損ねる悪。
番組の最後に「信仰は自由だが幼い子供に被害が出ることもある」と、無難にまとめていたが、
カルトに信仰の自由はない。
信仰ではなくて詐欺だと思えば良い。自由に詐欺活動を行っていいわけがない。
「ここに投資すると儲かりますよ」と架空の投資先に投資させて金を巻き上げるのは詐欺。
エホバの証人もまったく同じ。
「信者になると楽園で永遠に生きられますよ」と架空の神エホバを掲げるものみの塔に献身させて全人生を巻き上げる。
そんなもん、信仰じゃなくて詐欺。