カルトがカルトたる所以、恐怖で縛り不幸と孤立に追い込んで逃げ場を奪う

考えることのできないカルト信者

『カルトの花嫁』第4章。

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洗脳の中にいると、考える余裕も振り返る時間も与えられず、ただ言われた目標を達成することだけに必死に追われる毎日

この本の著者は統一教会の体験だが、エホバの証人も同じ。

「家族が幸福になれます」って騙されて入会しているのに、宗教が理由で一家離散。それでもまだエホバの証人にしがみつく。宗教が理由で信者でない家族に毛嫌いされる。もしくは破門になった家族を自ら避けなければならない。

家族の幸福とは対極に流れ着き、本末転倒も良いところ。しかし、そんな事実にも気付かない無自覚。

エホバの証人は、ちょっと考えれば分かる異常さのただ中にいるのに、その異常性に全く気付かない。その異常さを指摘する者は皆サタンの手先と洗脳されている。よって、外界からの刺激には無反応。

エホバの証人は視野を狭められ、汚らしいものみの塔しか見えなくなる。そして、自省もせず、自分の頭で考えることを放棄、無駄な生涯を送り続ける。

カルトが信者を辞めさせない方法

子供が不幸になるとか、子孫が苦しむと言われてしまったらもう断ることなどできるはずがありません。これがカルトのカルトと呼ばれる所以なのです。不幸や恐怖をちらつかせては、絶対に逃げられない状況に追い込む

エホバの証人も同様。

ハルマゲドンという終末の恐怖。エホバの証人でない者の大半はハルマゲドンで神に殺される設定になっている。

サタンという悪魔の恐怖。偽りの虚言で人々をたぶらかす悪魔的存在。まさにものみの塔がそれなのだが、エホバの証人はそんな皮肉にも気付かずにサタンを恐れている。

エホバの証人でない人はサタンの支配下にあるという設定で、そういった信者でない人々をエホバの証人は恐れ蔑んでいる。

あとは組織から追い出される恐怖。これは恐怖ではなく、エホバの証人の唯一の救いなのだが、本人にとっては恐怖でしかない。世間から隔絶され家族にも見捨てられ、唯一の居場所がエホバの証人組織。

絶対に逃げられない状況に自ら追い込まれていくのがエホバの証人。

エホバの証人を続ける限り不幸になる。家族を失ったり、輸血拒否で非業の死を遂げたり、仕事を辞めて経済的に困窮したり、恐怖を盾に細かな規則で相互監視され精神を病んだり。

その不幸から逃れるには、ハルマゲドンを生還して、完全体に生まれ変わるしかないというのがエホバの証人の設定。ハルマゲドンを生還するにはエホバの証人を続けるしかない。

信者を恐怖で縛り、不幸と孤立に追いやって、その不幸を解決するにはエホバの証人を続けるしかないという状況に追い込む。孤立させ逃げ場を奪う。これがカルトの鉄則。

カルト信者の不幸の方程式、エホバや文鮮明より野良ネコの方がマシ


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