家族より宗教という状態の先には不幸しかない
『カルトの花嫁』第5~6章。国境をまたいで大波乱の日々。未だ統一教会の洗脳中だが、著者は自分の力で人生を切り開き始める。そんなひたむきな人には周囲の人も力を貸してくれる。
この行程に一切、統一教会は助けになっていない。助けになっていないどころか諸悪の根源。それでも著者の洗脳は解けないまま。人の思考を雁字搦めにするカルト宗教がいかに恐ろしいものかが分かる。
統一教会に斡旋された夫の借金が利子で膨らむ。著者は韓国にいて、督促が日本の母親の元へ。母親はそれを放置。理由は
朝から晩までビデオセンターにいた
から。ビデオセンターというのは統一教会の洗脳施設のこと。
帰国し、借金を返すために働こうにも、子どもを簡単に保育園に入れられるわけがない。母親に
「保育園が見つかる間だけでも、協力してもらえないか?」と頼みこみましたが、ビデオセンターのゲストが優先だとあっさり断られました。
人生の優先順位が完全に狂っている。
家族より宗教という状態になれば、その先には不幸しかない。先祖の怨念とか来世の不幸とか、復活して永遠の命がーとか言ったところで、今、家族をないがしろにすれば、近い未来に不幸になる。家族より宗教なんて訳の分からないものを優先すれば自分自身だけでなく家族も不幸にする。
カルトがカルトたる所以、恐怖で縛り不幸と孤立に追い込んで逃げ場を奪う
カルト簡単判別法
家族より宗教を優先させる宗教があれば、それはカルト。ヤバい宗教確定。近づくと人生を圧倒的に損なうことになる。
次の質問でカルトを判別できる。その宗教があなたの人生を狂わせるものであるか?
「家族が反対しているんですけど、それでも集会に行った方がいいですか?」
エホバの証人は間違いなく、おそらく統一教会もこの質問に対する回答は
「YES!」
つまり、間違いのないカルト、人生を狂わし人々を不幸に貶めるモノ。
エホバの証人なんか目を輝かせて言うよ。
「家族の反対こそ、エホバの教えが真理である証拠です!!」聖書で予言されているとか何とか。
そんなもの、誰でも反対するぜ。
「今から、今月の給料全部を大穴馬券につぎ込みます!」って言ったら、誰でも反対する。それと同じ。
エホバの証人は全人生・全財産をものみの塔協会に捧げるのが中間目標。そして、最終目標であるハルマゲドンで、エホバの証人以外ほぼ皆殺しなんて予言が当たるはずがない。よって当初からハズレ馬券、さらに全人生フルベットを要求してくる。
まるまる一ヶ月の給料で大穴馬券買う方が百倍マシ。万に一つ当たるかも知れないし、ハズシても来月までの我慢ですむ。
「今から、全人生を輸血拒否と児童虐待で有名なものみの塔に賭けます」って言ったら、誰でも反対する。
それをね、「真理はエホバの証人だけだから、家族の反対があっても集会に行くべき」なんて迷いもなく言っちゃえるということはエホバの証人が間違いのないカルト、人々を不幸にするカルトである根拠。
その辺の教会とか、神社とかに電話して聞いてみよう。
「家族が反対しているんですけど、そちらのミサに行った方がいいですか?」
「家族が反対しているんですけど、そちらで七五三法要した方がいいですか?」
回答は「いやいや、先に家族で相談してくれ」になる。
家族に不和を持ち込むモノは宗教なんかではなく、ただのカルト。
“たった一つの質問でカルトを見極める方法、カルト簡単判別法” への2件の返信