エホバの証人とものみの塔崩壊の黎明期、明けない夜はない

明けない夜はない

エホバの証人の増減を4つの時期に分けて考える

エホバの証人は果たして減っているのかという記事を以前に書いた。この件、さらに考察。

今回も、エホバの証人の数=平均伝道者の数としている。
(エホバの証人公式サイトとももきち2014さんのブログを参考)

1993年以降のエホバの証人の人数の推移。新世紀に向けて右肩上がりで上昇。その後1999年にマイナスに転じて、以降は漸減傾向にある。

エホバの証人の平均伝道者数推移

※2022年データを追記(2023/11)

これを、私の解釈で勝手に時期別に分けたのが下の図。

エホバの証人の平均伝道者数_期別

※2022年データを追記(2023/11)

  • 1993年~1998年を増加期
  • 1999年~2003年を第一次微減期
  • 2004年~2010年を(JW崩壊の)黎明期
  • 2011年~現在を第二次微減期

とした。

1998年までに終末ビジネスの神通力を出し尽くし、22万人でエホバの証人は頭打ち。これが悪夢のエホバの証人増加期。

以降の第一次微減期で、ミレニアムで大騒ぎだった2000年、2001年は1500人以上減っている。

ものみの塔の予言するハルマゲドンが来ないまま、普通に21世紀を迎えるとは思っていなかったエホバの証人が目ざめたのか。はたまたノストラダムスの大予言とエホバの証人の予言を一緒くたにしているような信者が、どっちもハズれかということで脱会したのか。

この減少も止まり、エホバの証人の増減がほぼ横ばいになるのが2004年からの黎明期。この期間がエホバの証人崩壊の序幕となれば良かったのだが、そうもならず。

2011年以降、再び下落に転じるのだが、これも微減。1993年~の増加期に比べるともはや平らと言ってもいいような緩やかな減り方。

エホバの証人の復讐心は、カルト殲滅の原動力になるか

エホバの証人のマインドコントロール解除要件、「世の人」ガードを下げさせる

明けない夜はない

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エホバの証人の「時に信仰を持たない」愚かさ、「空箱」への信仰

エホバの証人の認知不協和

エホバの証人2世の論考集『エビのしっぽ』より。

エホバの証人の年代計算の矛盾を指摘すると必ず言うのが「我々は時に信仰を持っているのではない」

これは

認知不協和

(自分の信念と現実が異なると現実の認知を変える)

であるという。

喫煙者が、タバコで肺ガンになるリスクより、禁煙のストレスの方が大きいと言うのと一緒。ストレスで余命宣告はされないのに、現実の見え方を捻じ曲げている。

人は、自分の見たいもの、自分にとって都合の良いものを見ようとする。そして、現実と異なる見方をする。当たり障りの少ない方へ、変化を生まない方へ、現状を変えない方向へと。

エホバの証人が幾度の預言ハズレや、ものみの塔組織の不義、信者の愛の欠如といった場面に遭遇しても、信仰を捨てないのは、この人間の性質が影響している。

このように、エホバの証人の不思議は、洗脳とかマインドコントロールといった大仰な言葉を使わなくても説明できるというのが、この本の筆者の一貫した主張。

エホバの証人の三段跳びからのハイジャンプ論法

ものみの塔協会の論理ハイジャンプ

エホバの証人の「時に信仰を持たない」愚かさ

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偶然、スレスレで生き延びた元エホバの証人2世の子供

エホバの証人の子供のストレス解消法

昨日の記事で、子供の頃に眼瞼痙攣の症状があったと書いた。初期症状だけで回復したのは私自身のストレスに対する耐性が高いからかと思われる。子供の頃も今も、ストレスの解放が得意な体質というか性格。

エホバの証人というカルトを強要される子供として、私の子供時代は過酷な環境にあった。エホバの証人の2世信者が激しいストレスをかわし、息抜きをする方法とは。

小学校の低学年の頃から、親の財布からお金を抜いて、遊びに行ってガチャガチャを回す。これが度々あった。時には3000円とか抜いて豪遊。これでストレスが解放された。

見つかって懲らしめというエホバの証人の体罰を受ける。これは痛いしパンツを脱ぐので屈辱的だけど、罪悪感を抱えたまま見つからないでいるよりはマシ。子供の頃の店舗からの万引きは一度も露見していない分、今でも罪悪感が残っていてスッキリしない。

エホバの証人の集会や布教活動の前に遊びに行って、15分全力でバットを振る。暗くなる直前にひたすら集中して遊ぶ。子供ながらのストレス解消法。

元エホバの証人2世の真夏の記憶

エホバの証人2世の子供のハードスケジュール

エホバの証人2世のサバイバル

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子供の悲鳴を黙殺するエホバの証人の親を反面教師に

悲鳴をあげるエホバの証人の子供の身体

眼瞼痙攣という病気がある。重症化すると視覚に影響が出て失明状態にまで至る。下まぶたが痙攣しピクピクする初期症状から始まって、上まぶたの痙攣に広がり、最終的には自力で眼が開けられなくなる。

子供の頃の私にもこの眼瞼痙攣の症状があった。この疾患の原因にはストレスも含まれているので、まず間違いなく私がエホバの証人(JW)というカルトの子供だったことが理由。

エホバの証人は米国発祥の自称キリスト系新興宗教。日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人で活動している。我が家は両親揃ってエホバの証人で、一人息子の私も当然のようにエホバの証人というカルトを強制された。いわゆるエホバの証人2世。

エホバの証人の子供には禁止事項が多く、参加できない学校行事がある度に先生に参加拒否の意思表示をしなければならない。これは相当にプレッシャーだった。

学校行事に参加できないときは見学、もしくは別室待機となる。その都度、クラス中から奇異の視線、ときにはからかいの言葉を浴びる。私にはこれが最も辛かった。

そんな禁止行事がある日には、腹痛などで体調が悪くなることがよくあり、それも精神的ストレスが原因。体調を崩せば学校を休めるので、体の方がよく音をあげた。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

エホバの証人の親を反面教師に

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生ビールの3杯目と4杯目の間、そこに神は存在する

人類に神は不要

ようやく聴き終えた『同志少女よ、敵を撃て』より。現在、二周目に突入。AmazonのAudibleにて。

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自分たちは神ではない。では神は何をしているのか?神がいるというのなら、彼は安寧の世界から地上に地獄を創り、その様子を俯瞰しているというのか

同胞を誰一人救えず、地獄の光景が広がったとき。神の存在意義に疑問が提示された。

狙撃銃のスコープに的をおさめて、銃弾が当たると確信して引き金を絞るとき。彼の生殺与奪権を完全に掌握。無我の境地で引き金を引く。神にも等しい瞬間。高み。

主人公たち狙撃兵は神を信仰していない。人間の能力を遥かに超えた飛び道具で何百人もの人間を射殺する。神にも救いようが無い罪深さだからなのか、一瞬とはいえ、敵兵の生死をつかさどり、神にも等しい頂きに到達するからなのか。

おそらく本質は後者。狙撃兵に神は必要ない。

これは生死をつかさどる狙撃兵だけにあてはまる話ではなく、全ての人間にあてはまる。神は不要。

一瞬の集中。高み。無我の境地。そこに達すれば、人間にとって神の存在など無用の長物。永遠にダラダラしている神が到達できない地点。たった一瞬の煌めき。

『同志少女よ、敵を撃て』~共感と帰属意識による癒し

儚くもひたむきな一瞬に神は宿る

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エホバの証人のマインドコントロールを強めるものとは・・・

エホバの証人的ガードを下げる

昨日の記事の続き。エホバの証人宣教者のyoutubeの話。エホバの証人禁令下の中国へ宣教に行ったら、逆にエホバの証人の洗脳が解除されたという話。

言語を学ぶというのは、単語や文法の習得だけでなく、その言語を使う人たちの思考を知るということも必要になる。これはマインドコントロール下のエホバの証人が絶対にしないこと。

エホバの証人は、信者である自分たちが正しいと信じて疑わないので、非信者の考え方、思考方法は頭から否定するだけ。

ところが、この宣教者の場合は、中国語を習得する必要があり、そのために非信者中国人に対するエホバの証人的ガードを下げざるを得なかった。これにエホバの証人禁止の外国滞在中という極限下が相まって洗脳解除に至った。

これに似た環境を疑似的に生成できれば、エホバの証人のマインドコントロールからの解放が近づくのではないか?という仮説を提示した。ここまでが昨日までの内容。

エホバの証人のマインドコントロールを強めるのは・・・

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JWの洗脳解除要件、「世の人」ガードを下げさせる

JW海外宣教者の洗脳解除

過日、日本人のエホバの証人海外宣教者は、日本の恥さらしという記事を書いた。タイトルが扇情的だったので、投稿の是非を逡巡した記事。読者さんからこの記事に絡めてyoutubeを情報提供頂いた。

中国へ宣教に行ったJW(エホバの証人)3世が、中国人と交流する過程で洗脳状態が解除。JW脱会に至るというもの。

読者さん曰く、海外に宣教に行ったばかりに洗脳が解除されたという「素晴らしい奇跡」が、日本人のJW宣教者にも起こって欲しいとのこと。ごもっとも。彼女の奇跡の原因は何だったのだろうか?

JWの「世の人」ガードとは

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子供が子供でいることをやめさせるカルト、エホバの証人

エホバの証人というカルトから子供を守るのは大人

『同志少女よ、敵を撃て』より。AmazonのAudibleで聴き終わる直前。

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子供でいられなくなった子供たちの無念

市街戦の最中、銃弾の隙を見つけては遊ぶ子供たち。その子供たちが遊ぶのをやめたとき。子供が子供であることをやめるとき。子供が子供でいられなくなるとき。

作中では、子供の子供状態からの早期リタイアを「戦争」が強要している。本ブログのテーマであるエホバの証人2世の場合は、「宗教」。

宗教とか戦争とか重たい普遍的なテーマになってきたが、結局は子供が心身共に健康的な子供のままでいられるか否かは「大人」が握っている。

「戦争」を始めるのは「大人」だし、子供の心を銃弾で射貫くのは「大人」。カルト「宗教」に加入するのも「大人」だし、カルトの狂気で子供を傷つけるのも「大人」。

もうアラフォーの私は「大人」でなければならないし、「大人」であるというのは「子供」たちが「子供」のままでいられるようにする社会的責任がある。そこまで視野を広げずとも、自分の子供たちを守るという義務がある。

子供を深く傷つけるカルト宗教「エホバの証人」を野放しにしないために、このブログは時には過激とも思える表現でエホバの証人を糾弾している。

『同志少女よ、敵を撃て』~本当のことを言えば殺される

『同志少女よ、敵を撃て』~共感と帰属意識による癒し

子供を傷つけるエホバの証人

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エホバの証人が刈り取る不幸な未来、自ら蒔いたモノの結果

全ての人間は自ら蒔いたものを刈り取る

「人は、誰でも蒔いたものを刈り取ることになる」と聖書にはある。キリスト教を自称する、エホバの証人の聖書にも当然同じようなことが書いてある。

・エホバの証人的解釈その1

マイナスの行いにはマイナスの報いが返ってくる。

「今だけの快楽にふけらず、将来に備えよ」「悪事を行なえば、そのまま自分に返ってくる」「他人への接し方に不義があれば、自分も同様に扱われる」「性に奔放だと、後悔する」

詳しくはないが一般的な解釈と同じだろう。

・エホバの証人的解釈その2

プラスの行いにはプラスの報いが返ってくる。

「善には善が返ってくる」「神に信仰を抱けば、神の愛が得られる」

こちらも同様、詳しくはないが一般的な解釈と同じだろう。

エホバの証人をやらされて良かった、ただ一つのこと 

時代を超えて変わらない、エホバの証人の普遍の真理とは?

エホバの証人が刈り取るマイナスの未来

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日本人のエホバの証人海外宣教者は、日本の恥さらし

理解しがたいエホバの証人の海外宣教者の心理

昨日の記事で日本のエホバの証人の増減について書いた。2021年は平均伝道者数1,417人の増加。1,000人以上の増加は、21世紀に入って以来の初めての出来事。由々しき事態。

とはいえ、この増加はコロナ禍で海外から宣教者の帰国があったからと言われている。国内のエホバの証人の純増を示すものではなく、潜在数が表面化しただけ。それならば事態はマシなのだが、違う視点で疑問を抱いた。

現代日本人の中に、海外へエホバの証人の布教をしに行っている人間がいるということ。海外へ宗教の布教に行くという、その価値観に多いに疑問を抱く。私には一切の共感がない。

宣教者本人は、人生を投げ出してしまうほどなので、激しいマインドコントロール化にあるのは間違いない。つまりは、ものみの塔だけが真理、その良い便りを世界にあまねく伝えなければならない、と思考が操られている。

または、海外宣教者は教団内では高めのステータスを得られる。その特権欲、自己顕示欲にまみれて、海外までカルト布教に行っている。これは本人だけでなく、周囲の期待、プレッシャーによるところも大きい。

こういった、本人にとっての好条件が揃うと、不毛なカルト活動のために海外まで行ってしまうのだろうか。私はエホバの証人をやめて30年弱。ものみの塔は完全なカルトで、害悪そのものと理解しているので、全く理解できない感覚。

この宣教者は、海外で布教してしまう人物なのだから、語学が出来て、行動力・好奇心・活力があって、という優秀な人材のはず。それをカルトの海外布教という、有害極まりないモノに使い捨ててしまうのだから、いかにものみの塔が災厄をもたらす存在かということが分かる。

日本という国にとっての損失。

MOTTAINAI、エホバの証人の宣教者

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