『エビのしっぽ』エホバの証人2世の論考集~オレにゃ正義感がない

エホバの証人の救済とものみの塔崩壊は表裏一体

『エビのしっぽ』

エホバの証人2世のブログ本という程度の前提知識で読み始めた本。AmazonのKindle Unlimitedだと無料だったので。

『エビのしっぽ』

タイトル『エビのしっぽ』からして、柔らかい雑記集なものかと思いきや、ゴリゴリの論考集。そして長い。読みごたえは抜群。電子書籍で読んだので、本の厚さは不明なのだが、そこそこの厚さはあるはず。

著者は、エホバの証人を「洗脳」とか「マインド・コントロール」と安易にくくることに否定的で、エホバの証人をシステムとして相対的に捉えることが必要だと何度も説いている。

私みたいに、私怨でものみの塔討伐運動をしている人間からすると、ものみの塔を「相対的」に見ることなどできない。ものみの塔は私にとって「絶対悪」であり憎むべきモノ。完全悪。この世に存在してはいけないモノ。

前半を読み進めている間、著者のものみの塔に対する冷静さが私と相容れないと感じる点が多々。著者がものみの塔=マインド・コントロール否定派である点にも向かい風を感じつつ、なんだかなと読み進める。

著者の他人事感がぬぐえない。私の私怨、恨みのエネルギーに対して違和感多。

ニューヨークまで行っちゃった・・・

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惰性とご利益欲しさで組織に盲従する、エホバの証人を解放する3つの方法

夢を叶えるゾウの教え

惰性とご利益の組織盲従タイプのエホバの証人

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)の『ものみの塔協会の誤導からエホバの証人を解放するために』から。

エホバの証人を、下の2タイプに分けられるとしている。

(1) 偽のエホバの証人-真理、真実より組織を愛する、組織盲従型

(2) 真のエホバの証人-組織よりも神や真理を心から純粋に愛する人

当資料では、(1)はミーハー信者でどうにもならないので、近づかないが吉。(2)は解放の余地ありとしている。

私は(1)組織、(2)神も嫌いだった。そのため、子どもの頃からエホバの証人2世信者であることを強制されたにも関わらず、根っからの信者にはならなかった。

本来の自分との乖離を余儀なくされた。生きにくかった幼少期を振りかえると、はらわたが煮えくり返るくらいに、ものみの塔というカルトが憎い。

というわけで、ものみの塔が存在しない世界を目指して、今日も活動を続ける。

(2)「神への愛を」って言っている人がいれば、そりゃ解放は早いと思う。今どき、こんな純粋信者がいるのだろうか?

「楽園での永遠のイノチ」というご利益欲しさにエホバの証人を続けている人がほとんどだと思う。「万物の創造者である神への愛」ゆえに、エホバの証人を続けているなんて人は皆無なんじゃないか。

「楽園での永遠のイノチ」なんてのは大ウソで、そんなモノ実現するはずがない。それを知るのは死後なので、誰もこれを証明できない。証明できないのを良いことにエホバの証人たちは、誇大妄想を信じ続け、人生を失う。

何十年とエホバの証人を続けてしまって、今さら人生の賭け先を変えて、ハズすのが怖い。そもそもハズれない馬券だと信じ切っている。実は大ハズレなのだが。エホバの証人なんてのは、当たりようのない偽馬券。レースすら成立していない。

人間は行動を変えるのが困難なので、惰性でエホバの証人を続けるほうが楽。なので、そのままエホバの証人というハズレクジを買い続ける。今さら他のものに万遍なく投資なんてできない。「ベット先を変えてエホバの証人が当たりだったらどうしてくれるの?」という感じ。

神への愛ゆえにエホバの証人を続けているなんて人はいなくて、ほとんどが惰性とご利益欲しさで組織に盲従するタイプ。

よって、(1)を削減しなければ、ものみの塔の終焉もない。

惰性とご利益欲しさによる組織盲従を打破する、3つの方法

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エホバの証人が戒律主義な理由3つ。統治体の自己満のために、あなたはをJWを続けますか?

戒律主義のエホバの証人

エホバの証人の戒律主義は信者をアブノーマルな方向に走らせる

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』最終12章「不必要な戒律」より。

「律法によらなければ、わたしは罪を知らなかった。例えば、律法が『むさぼるな』と言わなかったら、わたしはむさぼりを知らなかったのである」(ローマ7:7)

まさにこれ。私は小学校に入る前から、性器以外を使ったセックスが存在することを知っていた。口や肛門を使用したセックスはNGですよ、とエホバの証人の宗教本から学んだため。子どもにそんなこと教えるなよ。

エホバの証人(JW)の世界では、戒律主義により

裏では醜くゆがんだ欲望によるアブノーマルな世界が繰り広げられてきた

清さを求めるべき宗教の精神態度とは逆な結果になった。この行き着く先が児童性虐待の頻発。

とはいえ、ものみの塔幹部が求めていたのは、清さでも救いでも、清浄さや爽やかさでもない。戒律を製造している塔幹部が欲しかったのは、権力や自身の支配欲・自己顕示欲の充足。

信者がアブノーマルな世界に走ろうが汚れようが、子どもがアブノーマルな性虐待の犠牲になろうが、ものみの塔の戒律製造側にとっては何の関係ない。組織の体面が傷つくのを嫌がるだけ。それも結局は自己保身のため。

戒律主義強化の背景には統治体の組織支配の願望があると見て、まず間違いはないであろう。そして、組織としての動機よりは、幹部としての動機、すなわち権力志向の方がより勝っているということ

戒律を多くすれば、組織の権力は強化される

エホバの証人が戒律主義である理由その①

塔幹部の権力志向を満たすため

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

信者を酷使するためのエホバの証人の戒律

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元エホバの証人2世のエホバの証人に対する復讐とは・・・

エホバの証人を脱会させるには・・・

エホバの証人への復讐

昨日の記事で、JW(エホバの証人)ガチ勢に脱会意志を持たせるためにはどうすればいいのか?と考えた。

エホバの証人組織に内部不和をもたらして、居場所・逃避場所としての組織を崩す。これは言わば「毒を以て毒を制す」。毒々しすぎて、あまり勧められた行動ではない。

というわけで考えたのは、現役のJWガチ勢に対して、脱会者が楽しく楽しく生きる姿を見せること。

村上龍『69』あとがきより

楽しんで生きないのは、罪なこと

彼らは本当に大切なものをわたしから奪おうとした

唯一の復しゅうの方法は、彼らよりも楽しく生きること

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エホバの証人の子ども、2世信者は自由な幼少期を奪われた。元2世被害者として、脱会後に楽しく楽しく生きる姿を現役信者に見せること。これがいまだにエホバの証人を続ける者や教団に対する復讐になる。

エホバの証人解約、天の岩戸作戦

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腕力に訴えてモノゴトを解決するエホバの証人、無根拠な格闘技禁止

腕力に訴えるのはエホバの証人の専売特許

格闘技禁止、エホバの証人の子ども

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』11章「格闘技と平和の精神」より。

日本に蔓延するカルト宗教「エホバの証人」。私はその2世信者だった。2世信者というのは親の信仰を強制される子どものこと。エホバの証人は、日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が統括的な運営を行っている。

エホバの証人には禁止事項が多く、戦闘的なこと全般が禁止。兵役から武道まで。学校に通う子どもにもこの影響が出る。格闘技の授業は禁止だし、運動会の騎馬戦なども参加できない。中には進級できず退学になった生徒も存在する。

私も中学生のときには柔道の授業を見学するはめになった。エホバの証人だからという、とんでもなく恥ずかしい理由で。

中学3年生のときにはカルト信仰を断ち切っていたので、数回柔道の授業に参加。しかし、親に柔道着は買って貰えなかったので、友人のを借りた。

他人の汗臭い柔道着を着るのはイヤだったので(貸して貰っておいてひどい言い分ではある・・・)、後半はサボり気味に。宗教問題児が普通の問題児になってしまった。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

エホバの証人2世が剣道事件で失った貴重でかけがえのないモノ

エホバの証人が格闘技禁止の理由

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エホバの証人、愛のない偽善的組織に命かけますか?カルト宗教に命かけますか?

エホバの証人の輸血拒否

「輸血拒否」による生存権の剥奪

エホバの証人という自称キリスト教系新興宗教。日本では宗教法人「ものみの塔聖書冊子協会」が統括的な運営を行っている。

エホバの証人の教理で、一般的な倫理と大きく乖離しているのが「輸血拒否」。

私は、信者の(特に子どもの)自由意志を奪うことが、最もものみの塔がカルトである理由だと考えている。その自由意志剥奪の一環として、輸血拒否による生存権・生存意志の停止がある。

この輸血拒否は、聖書に書いてあることでもなく、キリストの命令でもエホバの証人の神「エホバ」の言いつけでもない。この点の矛盾はエホバの証人が命がけで輸血拒否するのは、目立ちたいからで触れた。

今日は、この輸血拒否に対するものみの塔側の姿勢・態度について。エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』10章「輸血」より。

愛のない偽善的組織に命かけますか?

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『ものみの塔の終焉』1975年狂想曲。今でも同じことをやっているエホバの証人

1975年にもそれ以降にもハルマゲドンなど来ない

闇に葬られている1975年のものみの塔預言

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』9章「1975年狂想曲」

ものみの塔協会が、ハルマゲドンの特定の年を指定して物議をかもしたのは、1975年が最初ではない。大きな騒動となった年としては、1975年の他にも1914年と1925年がある

新しいエホバの証人は、1914年はラッセルの預言の外れた年ではなく、聖書預言が劇的に成就した年だと信じている

ほとんどの人は、外れたといって騒いだのは背教者だぐらいにしか思っていない。1925年について知っている人はたぶんいない

次第に、1975年も1925年の仲間入りをしそうになっている。時の経過と共に、1975年の出来事を知らないエホバの証人が増えているからである。ただ、1975年には、1925年と比較すると人類創造の6000年という教義上の意義があるので、簡単に消えてしまうことはないと思うが、ものみの塔協会がうやむやにしてしまう可能性は強い

著者の指摘通り。1980~1990年代をエホバの証人として過ごすことを強制された私の理解では、「1975年にハルマゲドンが~」と言っている人は、ものみの塔的罪人・背教者扱いされていた。

人類創造6000年というのも無かったことになっていたかも知れない。(私はマジメなエホバの証人2世でなかったので、知らないだけなのかも知れないが・・・ただ「ものみの塔」なんて読むだけで害があるので、これはこれで良かった)

ものみの塔協会が名を連ねる偽預言者の系譜

偽預言者の終末ビジネスが成り立つ理由

アダムの童貞期間、長いな

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偽予言者、自称「忠実で思慮深い奴隷」にエホバの証人が騙される理由

ものみの塔は数多の偽予言者のうちの一人にすぎない

エホバの証人の「忠実で思慮深い奴隷」とは

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』の3章『忠実で思慮深い奴隷級』

キリストが再臨するときに、自身の財産(王として再臨するのだがら、地上のすべてを指す?)管理を任せると予言したのが「忠実で思慮深い奴隷」。財産を家に比喩していて、「家令」とも。エホバの証人の教理ではこの人数が14万4000人という設定になっている。

いやいや、そもそもキリスト再臨しねぇって。という意見もあるだろうが話がこじれるので置いておく。私もこっち側の立場。キリストの苦し紛れの虚言。後世に大きな呪いと災いをもたらしたハッタリ。もしくはどこかの大悪党が権威欲しさにキリストの言葉を捏造したか。

話を戻す。この「家令」に任命されると、王者の代理として管理権を持つことになる。

私がその忠実な家令です、私たちにキリストは全財産を預けましたと主張して、成員にそのように教え込んでしまえば、その人あるいはその組織体は独裁権を有することができる

エホバの証人のものみの塔協会内でも、この「独裁権」欲しさに権力闘争が起きている。

エホバの証人の「忠実で思慮深い奴隷」の教理がいかに矛盾だらけか、この教理がものみの塔への権威付けのために捏造されたものである根拠、本資料ではこういった事柄を列挙しているが、ちとややこしい。

  • 初代ものみの塔協会会長ラッセルの権威の量、後継者の間では事情に応じて好き放題に増減される
  • 「忠実で思慮深い奴隷」=14万4000人が聖書の聖句間の飛躍的こじつけ
  • 「忠実で思慮深い奴隷」が「家令(管理者)」であり「従者(平階級)」を兼ねる矛盾
  • 「かしらの権」がない女性が管理者である「忠実で思慮深い奴隷」になる矛盾
  • 2000年間で14万4000人しかいない、数の矛盾

エホバの証人の統治体や14万4千人の残りの者を病院送りに

エホバの証人の14万4000人の油注がれちゃったという勘違い野郎

エホバの証人が偽予言者にたぶらかされる理由

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神を待つ必要はない。今すぐにものみの塔に終焉を。

ものみの塔の終焉

世界が変わっても変わらないエホバの証人の心

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『ものみの塔の終焉』を読み始める。前書きが以下のように締めくくられている。

預言の解釈と教理が崩壊してしまうことは、極めて大きな意味を持つ。その宗教にとっては、『終焉』を意味するからである。ものみの塔協会の幹部が悔い改めることはもはやあり得ない。ものみの塔の『終焉』は時間の問題であろう

この本は1988年4月に発行された書籍であり、2022年現在も残念ながら『ものみの塔の終焉』は訪れていない。

1988年、私がガチガチのエホバの証人の子どもであることを強制されていた時期。組織内の情報統制下にあったので、この本の発行など知るはずもなく。

現在、信者の高齢化に伴い、教団の影響力も低下、終焉は近いという意見も聞くが、それでも日本の伝道者数は20万人。20万人とその周りの家族が不幸のどん底にいる。

20万人の現役エホバの証人被害者に対しては、私の頃よりも情報は伝わりやすい。インターネットの普及でこの20~30年は世界が変わった。だが、変わらないのはエホバの証人の心。自ら、背教者の情報と遮断すれば、真実は伝わりようもない。

統治体絶対視、組織盲従というエホバの証人の罪

墓がない日本のエホバの証人は復活しない

神を待たずにものみの塔に終焉をもたらす

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あってはならない恐怖の未来、ものみの党結成。票田エホバの証人

エホバの証人という票田

ものみの塔の恐怖政治

最近読んでいるエホバの証人 – STOPOVER(途中下車)『欠陥翻訳ー新世界訳』の第6章「ものみの塔協会の体質と新世界訳聖書」の結び部分。<<ものみの塔協会の体質は癒せるか>>の項目。

ものみの塔協会の体質とは、偽善的、組織崇拝、特権崇拝、取り決め偏重。

結論は、癒せない。

本人たちに癒すつもりがない。直す気がない。自覚症状すらない。一度吸った特権の旨みは、やめられない、とまらない、エホバの覚せい剤。

つまり、ものみの塔に癒しや自浄作用はない。

害悪でしかないので、ものみの塔にはそのまま消えて頂きたいのだが、本資料では、さらにものみの塔を消滅させるべき理由が書かれている。

ものみの塔協会の幹部が政権を握ったら、間違いなく恐怖政治、神権ファシズムの体制になる。霊的には今でもそういう体質なのだから

恐ろしい仮想の未来。ものみの党が政権を握ったとしたら。

エホバの証人の「体質」改善

自分だけが気持ちいい、特権マスターベーション

エホバの証人という票田

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