テレビ朝日「サタデーステーション」で「エホバの証人」実名報道

テレビ朝日で「エホバの証人」実名報道

2023/2/25のテレビ朝日「サタデーステーション」でエホバの証人の輸血拒否問題について報道された。昨日の記事に続いて今日もこの話。

内部告発者が出てきたのと、地上波で「エホバの証人」と実名報道されたのはなかなかだけど、特に何か大きな決定打があるとは感じられなかった。

S-55という秘密文書っぽい名前の内部文書が出てきたのだが、公式サイトに書いてあることと何か違うのだろうかという感じ。あと、内部告発者が現役幹部と言われているけど、画面では会衆での立場「長老」と出ていて、末端感は拭えない。

本当にヤバい長老宛の機密文書、今では手紙で来ないのかな?父が同じくエホバの証人の長老だったので「内密の手紙」が自宅に届いていた気がする。読んだら処分するような仕組みだったような違うような。自動的に消滅するのは007か。

子どもの輸血拒否に関しては、現在では親権を停止して救えるはずなので、この点もインパクトが少なかった。
※2023/11/20追記、この親権停止措置。非常時には全然間に合わないらしい。交通事故といった超緊急時には、エホバの証人の子どもは親の輸血拒否で命を落とすことが十分にあり得る。

出演していた現役信者は「親の責任で輸血を拒否させるように組織から文書が示されているが、本当にその状況になれば(私は)輸血させると思う」と話す。ということは、輸血拒否する親の親権が停止されることを知らされていないのだろうか。

とはいえ、この親権停止云々で時間を要すると、手遅れになることもあるので、エホバの証人の子どもの命が危機にさらされているのは間違いない。

エホバの証人が命がけで輸血拒否するのは目立ちたいから

今回のエホバの証人実名報道の功績

厚生労働省の宗教虐待ガイドラインでは、医師が必要と判断したにもかかわらず輸血などを受けさせないことを「ネグレクト」にあたるとしている。

それにも関わらずエホバの証人は未だに

自分自身や自分の子供への輸血を拒否することを堅く思い定めていなければなりません。現在の神の恵みと将来の永遠の命が関係しているのです

という状態。(エホバの証人公式サイトより。「わたしたちの王国宣教 1992」あなたの子どもを血の誤用から保護する)

エホバの証人は公式サイトを見て学ぶわけだから、内部文書なんか引っ張り出さなくても、何も変わっていない。体罰だって同じ。エホバの証人は現在進行形で体罰を推奨している。

ものみの塔聖書冊子協会に電凸した話の続き、体罰推奨協会

エホバの証人公式サイトでは「子供にも輸血させるな、子供はムチ打て」となっている。現在進行形の児童虐待のカルトなのは明らか。それをこんな弱小ブログでなく地上波で拡散してくれたという意味では今回の報道の功績は大。


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