朝日新聞に掲載、エホバの証人の組織的な性加害の実態

エホバの証人の組織的悪行、審理委員会での性経験聞き取り

2023/11/9の朝日新聞朝刊の社会面にエホバの証人の記事が掲載。エホバの証人教団内で159件の性被害の申告があったと報道されている。

昨日の記事で、本記事の注目点1つ目について触れた。今日は残り2つのポイント。

  1. エホバの証人の役職がある信者から、性被害を受けたと申告されている
  2. 長老(エホバの証人の役職)に対して、性経験を話すように強制された
  3. エホバの証人は、若年者に不適切な性的表現を見聞きさせている

2つ目も、1つ目のポイント同様、やはり変態「長老」関連。

長老たちに対して自身の性に関する経験等を話すように強制されたことがある

との回答が42人。

これは単純に、長老という地位を乱用したセクハラ。ド変態もいいところ。地位を利用して、他人に性経験を話すことを強制するセクハラ&パワハラ。

エホバの証人の内部的な事情など一切鑑みることなく、変態長老による性経験聞き出しは悪事以外の何モノでもないのだが、ちょっと内部事情を書いておく。

この変態長老による性経験の聞き出しは、教団内部で行われる審理委員会のこと。

信者の誰かが、婚外者とラブホテルから出てくるのを目撃されたりして、長老に密告されると、審理委員会が発動するケースがある。

審理委員会は、信者を破門にする排斥処分を決める権利を握っている。審理委員会の呼び出しを無視したり、黙秘したりすると、排斥になる可能性もある。

排斥になると、親兄弟であっても信者からは村八分にされる。その生殺与奪権を握り、変態長老たちは性経験の聞きとりを行う。

審理委員会は、婚外の性行為を禁じる宗教的な内部事情で行われるので、茶番にすぎない。そんな茶番で、変態長老に性行為の告白を強制される。しかも、組織からの排斥という生殺与奪権を握られて。まさに強制。

審理委員会の開催は、エホバの証人組織の決まりとして、世界共通で存在する。組織的な変態長老による性経験の聞き出し。組織的悪行。

テレビ朝日「サタデーステーション」で「エホバの証人」実名報道

エホバの証人はR指定に

朝日新聞の記事の、ポイント3つ目。

年齢に見合わない性的な表現を含んだ出版物を見せられた
性的な表現を含んだ話を聞かされた

これは現在進行形。

エホバの証人の集会や大会では、乳児から思春期の子どもまでがいる中で、普通に「セックス」がどうのこうのと壇上から話されたり、動画が流されたり。教団の公式サイトにも、平気で「オーラルセックス」とかの不埒な単語が出ている。

エホバの証人はR指定すべきなんだって。

これも当然組織ぐるみ。公式サイトも、集会・大会のプログラムも世界本部からのお達し通り。

以上、全国紙に掲載された3つのポイントから、エホバの証人の児童への性加害は組織的な問題であると断言する。

エホバの証人組織の性加害を自分事として考えろ

朝日新聞の記事には、個別な事例も掲載されている。

9歳から12歳までの間に100回以上、性的な行為をされた

という女性が取材に応じている。

子どものときにこんな悲惨なことが繰り返し起きたら、一生抱える傷になる。

こういった個別な事例や、今回の35人の性的虐待の申告は、紙面にもあるとおり「氷山の一角」なのだが、ひとり一人の個人にとっては、一生を左右される重すぎる悪事。

他人ごとでなく、自分の身に起きていたら、自分の子どもがその被害を受けたら、我々はそう考えるべき。

教団が以下のように取材に応じている。

特に児童に対する性的虐待は極めて邪悪な行為

その邪悪な行為を行ったのが、長老や援助奉仕者、エホバの証人組織が神の名を借りて任命した者。やはり、エホバの証人組織に神はいないし、正義もない。エホバの証人は邪悪な組織。


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