カルトサイトからの引用が並ぶエホバの証人のwikipedia
エホバの証人がwikipediaで情報操作している件。「マインドコントロール」の項で、相手の仮想エホバの証人をもっと刺激したかったのだが、返答が少なくなり、殻に閉じこもられてしまった。
先方の仮想エホバの証人は、こちらの正論に全く耳を貸さなくなる。サタンの手先だとか何とかだと思っているのだろう。その割には、wikipediaの情報操作だけは続けてくる。ここまでが前回
そこで、「輸血拒否」の項にも飛び火させてみることを思いつく。輸血拒否の項をちらっと読んでみる。
輸血拒否の項には、堂々と出典元としてエホバの証人公式サイトが載っている。そもそもwikipediaの「エホバの証人」全体をよくよく見てみると、出典元としてエホバの証人公式サイトがずらりと並ぶ。
wikipediaにカルトサイトからの引用を並べて良いのか?意味あるか?しかし、これはエホバの証人をカルトではなく真理と信じて疑わない人々の行為なので、辛抱強く対処するしかない。彼らエホバの証人のマインドコントロールが解けんことを。
輸血を押し進めるエホバの証人たち
wikipediaの「輸血拒否」の項にあるエホバの証人公式サイトからの引用は下記。このエホバの証人公式サイトがものみの塔らしい無法っぷり。ここを突っ込んでwikipedia上でもうひと論争を。
現状のwikipediaは下記。
ある医学雑誌に2004年に掲載された記事に「エホバの証人に対して用いるために開発された技術の多くは今後,標準的な手法となってゆくだろう」と述べられた
これはエホバの証人公式サイトからそのままの引用。カルトサイトからの引用をwikipediaに貼り付ける神経を疑うが、エホバの証人はマインドコントロール状態にあるので仕方ない。
ものみの塔の恣意的引用を証明するために原文まで遡っていく。原文だと下記
Many of the techniques developed for use in Jehovah’s Witness patients will become standard practice in years to come in the effort to conserve blood stocks and reduce the need for transfusion.
前半の”Many of the techniques developed for use in Jehovah’s Witness patients will become standard practice”は
「エホバの証人どもに使ったたくさんの技術は、今後数年でスタンダードな手順になるだろう」という意味。ここまではエホバの証人公式サイトと一致する。
問題は、エホバの証人公式サイトが原文の後半部分を引用していないこと。
後半部分の”in the effort to conserve blood stocks and reduce the need for transfusion.”は
「血液ストックの節約と輸血の必要性を減らすために」という意味。エホバの証人公式サイトは、この部分をまるごと削除している。
要するに、
この医学雑誌の記事は輸血前提。血液ストックが減っているから、血液を節約するために輸血を減らす必要がある。その前提で、エホバの証人に使った手順を使えるよということ。
輸血は必要だが血液が足りない、というジレンマを抱えているから、輸血量を減らしたり、無輸血手法や代替血液を使うということ。
エホバの証人公式サイトは、「輸血OK!」の医術書から、都合の良い部分だけを引用している。
ものみの塔協会は、エホバの証人信者たちは情弱だから、ややこしい医学雑誌の原典までは調べないだろうと思っているのだろう。
エホバの証人が輸血拒否をして血液ストックを節約することで、血液の節約方法が洗練され熟達されていく。そして、世界中の本当に輸血が必要な人に血が行き渡るようになる。エホバの証人は、自らが輸血拒否することで、適切な輸血治療の普及に一役買っている。
自ら恣意的引用している文献がその事実を示している。輸血推進の医学誌から、都合のいい部分だけを切り取って引用するエホバの証人の態度。安定のご都合主義。
“輸血治療の普及を、世界中に推進しているエホバの証人” への3件の返信