『解毒』~カルトの洗脳が解けやすい人

元エホバの証人二世の脱会者が書いた『解毒』

エホバの証人を退会した女性が書いた『解毒』。カルトの洗脳の解けやすい人、解けにくい人の記述が興味深い。

 

 

カルトの洗脳が解けやすい人とは

この本では、カルトの洗脳が解けやすい人として『生まれつきのタイプ』があると書かれている。

世の中の人は、事の本質に『気づきやすい人』と『疑わずに信じてしまう人』の二つのタイプ

『気づきやすい人』は『要求水準』が高い人で、少数派。

『疑わずに信じてしまう人』は『要求水準』が低い人で、多数派。

『要求水準』が高い人は、自分で納得するまで調べて考える人で、作者もこちら側に属すると診断されている。

私は、洗脳が解ける前にエホバの証人を辞めた。神は存在するが、見限った。「ハルマゲドンで憤死上等、今、俺はサッカーを優先するんだ」と14歳の時に決断した。

洗脳は解けず、自分の決断と心中した。ということは私は、自分の考えやものみの塔協会の教理を『疑わずに信じてしまう』多数派なんだろうと考えた。

一方、この本の作者は洗脳が解けるのに33年かかっている。しかも洗脳が解けるのに、親友の死という重い代償を支払っている。

作者に比べると、私は洗脳が解けるまで20数年、洗脳が解けたのはインターネットで見た「ラッセルの墓はピラミッド」という記事。私は、この信憑性の低い記事をも『疑わずに信じてしまう』のだが、このおかげで私の洗脳は解けた。

私の洗脳の解け方なのだが、この本の作者に比べると、時間も要因も軽い。とはいえ、20数年と失った家族は返して欲しいものだが。しかし、今となってはこればかりはどうもならない。

カルトの洗脳が解けやすい者の成すべき義務

私は子どもの頃から、ものみの塔協会の推奨する生き方に疑問を感じ、教理や組織の矛盾も感じていた。まずは、人間の生は限りあるゆえに価値があるという私の考えを優先し、永遠の命を配りまくるエホバの証人とは決別

さらに私は、子どもの頃からエホバの証人の教理や組織について矛盾や疑問を感じていた。

例えば、長老とか古いエホバの証人ってなんであんなにバカなんだろう?とか。輸血はともかく鯨の肉を喰っちゃダメって言うが、他の動物肉は完全に完璧に血抜き出来ているのか?大型魚の刺身とか結構血みどろの時ないか?ということは、輸血拒否もそこまで命がけでやるべきことなのか?といったこと。

元々、ものみの塔協会を疑っていたので、『ラッセルの墓はピラミッド』の記事で勘づいた。ものみの塔協会は嘘つきで、真実を隠蔽するために信者に外部の情報を統制していると。これで洗脳はパッと解けた。

全部つじつまが合うのだ。エホバの証人の経験が長い人ほど、愚かなのは完全に騙され抜いているから。そして、騙し続けるために組織側はフレッシュな情報を遮断している

ものみの塔協会がペテン師なら、教義の疑問は全て解決、全てがただのでっち上げということ。いちいち考えるだけ時間の無駄。これが一瞬で繋がった。

どうやら私も『気づきやすい』側の人間だったようである。それでも20数年と家族という代償を支払っている。この落とし前をつけるべく、私はものみの塔協会を崩壊させるための活動を行っている。

『気づきやすい人』に生まれ、生まれながらにエホバの証人として過ごしたことは、私の運命。全ては、エホバの証人をこの世から一掃し、ものみの塔協会を崩壊させるという私の宿命。

ものみの塔協会のマインドコントロール手法


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