強制されるエホバの証人2世の証言

ものみの塔崇拝の始まり

エホバの証人はお互いを兄弟姉妹と呼び合う。女性の信者だったら○○姉妹、男性なら○○兄弟というふうである。ただ兄弟姉妹と認められるにはバプテスマと呼ばれる洗礼の儀式を受けなければならない。バプテスマの儀式は大会という大きな単位での集まりの際に行われる。バプテスマを受ける側とバプテストの双方が水着に着替えて設置された小さなプールでこの儀式を行う。バプテスマを受ける側の信者がバプテストによって水中に一瞬沈められる。

心からものみの塔協会に献身していない人は髪の毛が水面に浮いてしまうなどというエホバの証人都市伝説があるが、これは出鱈目だろう。献身の儀式であるバプテスマを終えた後は、おめでとうございますとそこら中の信者から祝福されるのである。自分の時間や財産、そして自尊心までをも何もかもを存在すらしない神に捧げることになるさらなる悲劇の幕開けである。本人たちは神エホバに献身しているつもりなのだが、エホバの証人が献身しているのはものみの塔協会という組織である。組織に何もかもを捧げるものみの塔崇拝の始まりである。

強制される証言

エホバの証人の献身の儀式を受ける前の信者はさん付けで呼ばれている。伝道者と呼ばれる人から研究生と呼ばれる人まで様々である。研究生と呼ばれる人々は、兄弟姉妹クラスやただの伝道者といった人々が家々を1軒ずつ周る奉仕活動という行為で発掘された人々である。

私がまだその奉仕活動をさせられていた頃に、その奉仕活動のことをボランティア活動と言い出すようになった。聞こえが良いからである。ものみの塔協会の勧誘に来ましたというよりもボランティアだと言った方の聞こえが良いのである。

エホバの証人は家族や親類などを引き込んで研究生にしてしまうこともよくある。身の回りの人を勧誘することが強く勧められているのはどの新興宗教でも同じである。周囲を巻き込むのがカルトの特徴である。私が子供の頃などはクラスの友人にも伝道することを勧められていた。そんなことをしようものなら、すぐに変な奴だということになる。

大人の場合は会社の同僚などにエホバの証人であるということを証言することも求められている。ただ会社に居づらくなるのは必至なので実際にはエホバの証人であることを積極的には明かさずに世俗の社会で過ごしている人々も多くいる。しかしそういった人でも自分の子供には学校でエホバの証人であることを明かすことを強制するのである。それが子供の心を深く傷つけることになるのだ。


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