エホバの証人の聖書研究とは?研究生とは?
エホバの証人の研究生は、聖書研究と称してものみの塔の宗教本の勉強をさせられる。信者予備軍。家から家へと回る布教活動で引っかかった無垢の情弱者を再訪問し、脈ありであれば家へ上がり込み、研究生として餌食にする。
あとは、個人的な知り合い、職場の同僚、親類縁者、友人を捕まえ、研究生に。
伝道者と言われるレベル以上の信者が、自分の発掘した研究生に対して教団の宗教本を使ってものみの塔の教理を教える。これは
聖書研究というより、ものみの塔協会の宗教本研究と言った方が適切。エホバの証人の自称聖書研究では、聖書はたまに開くだけ。
ものみの塔の宗教本を段落ごとに朗読。その後、研究司会者から決められた質問が出される。研究生は朗読した範囲の中から答えを探し回答。読んだ範囲外や自分の言葉で答えると司会者に訂正される。この反復。
ものみの塔の宗教本の中から決まった答えを選び出す。これをひたすら繰り返す。これがものみの塔のマインドコントロールお作法。
こうして、エホバの証人の研究生は自分の意思や意見を持てず、自分の頭で考えるということをやめるようになっていく。自分の意見を言うたびに訂正されるから。
また司会者の想定通りの答えをすれば、良くできたと褒められ、「楽園に入れます。永遠に生きられます。楽園では亡くなった身近な人が復活し再会できます」と、餌を与えられる。
この繰り返しが、熟練したエホバの証人ほど手慣れている。忍耐強く、相手をマインドコントロールしていく。
そもそも、熟練したエホバの証人ほど、本人が深いマインドコントロール状態にあるのだが。
子供をダシにするエホバの証人
ものみの塔の宗教本研究が行われる際に、子どもがいれば同席させられる。これは研究司会者側の子ども、研究生側の子どもどちらでも。
私にはこの研究同席がひたすら苦痛だった。宗教本研究の1時間ほどを、子どもが黙って座っていて楽しいはずがない。デタラメ話に子どもの興味が向くわけがない。しかし、
エホバの証人歴が長い人になると、研究の間、自分の子どもが大人しく座っているようにちゃんと調教している。懲らしめという体罰によって。
無論、研究で訪れた他人の家で騒いだりすると、あとで体罰が待っている。
私の母親もそうだったが、一見お利口そうな子どもに教育できるというのが、このカルトに入信してしまうきっかけの一つ。懲らしめという体罰で調教された子どもを見て、ついつい騙されてしまう。
しかし、子どもなんて本来落ち着きの無いもの。大人どおしが、自分の興味の無い話をしている空間で、1時間も2時間も座っていられる子どもなんて気味が悪い。子どもはもっと自由活発に育てるべき。親の思想を体罰という暴力で強制した反動は、必ず来る。
エホバよ消えろ
確かに消えてほしいです。しかし世界中からエホバの証人がいなくなるという日というのは、だいぶ先になるでしょう。その一助としてこのブログが役立てばと思っています。