子育てを間違った、エホバの証人のダメ親のやり直し方

エホバの証人親のやり直し方

エホバの証人親の間違った教育方針

私の両親は、ものみの塔協会の言うとおりに私を育てていた。そして、その子育てが、完全に絶対に間違いのない方法だと信じ切っていた。理由は、ものみの塔のマインドコントロール下にあったから。

両親は、エホバの証人でない親戚やクラスメイトの親について、あからさまに批判することがあった。判断基準は、ものみの塔の指導する方針にのっとっているかいないか。たったそれだけ。

現在の私が、実際に育児をしていて考えるのは、子育てに正解などないということ。子どもにとってそれぞれ適切な手段があるし、親の経済・精神状態にもよる。逆に、

何も考えず、ものみの塔の言うとおりに子育てしていれば大丈夫、というのは軽率。安易に安心できて楽なので、マインドコントロールされている信者はこの状態を心地よく感じる

エホバの証人の鞭という体罰は、有害でしかない

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偽神エホバとものみの塔がまき散らした産物、崩壊家族

神の創造の産物より、ものみの塔がまき散らした産物の惨状を・・・

エホバの証人の住んでいた家は荒れ放題

私の家族は、エホバの証人になったばかりに崩壊してしまった。家族3人がエホバの証人をやめたり、マインドコントロールが解けたりするタイミングがずれたために、家族として必要なモノが完全に失われてしまった。

そのため一家離散し、実家が空き家になっている。その空き家を整理するために久しぶりに実家へ入ったのだが、もう何年も誰も住んでいないので荒れ放題。このお化け屋敷には近所の人も迷惑していることだろう。

両親の部屋にはものみの塔の宗教本が大量に置いてあり、それを見ると嫌な気分になる。きっちり1冊仕入れるごとに寄付金を献上していたはずなので、莫大な金額を喪失したことになる。

エホバを褒め称える詩編は、ツッコミどころ満載

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エホバの証人が、子どもに布教活動をさせるのは児童虐待

エホバの証人の子どもが受ける傷

エホバの証人の奉仕活動とは、カルト宗教の布教勧誘のこと

私の両親はエホバの証人で、私は当然のようにエホバの証人として育てられた。

エホバの証人の布教活動で、自分の学校の学区内を回らなければならないときが、本当に嫌だった。

エホバの証人の布教活動は、ボランティアとか奉仕、伝道などと、信者たちは自称している。これはソフトに言っているだけで、本来はただの宗教勧誘。しかもカルトの。ものみの塔協会は、こんな悪事を子どもにやらせている。

エホバの証人たちは、家を一軒、一軒、徒歩で回り、カルトへの勧誘活動を行う。炎天下の真夏でも、雪の降る真冬でも、徒歩で家々を巡る。

エホバの証人の親が行う、児童虐待

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『解毒』:エホバの証人が持ちえない無償の愛とは・・・

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』。エホバの証人2世の境遇が克明に描かれている。現役エホバの証人が隠れて読むなら電子書籍がおすすめ。

子どもに価値観を強制するエホバの証人の親

「子どもが生きがい」となっている親の場合、子どもにとっては、その期待やプレッシャーが大きな負担となることが多い。子どもは、「親の理想を叶えるための道具」ではない。たとえ親子であっても、それぞれに「自分の価値観」や「自分の世界」を持つことが必要

これはエホバの証人の親子でなくとも、通常の親子でもあてはまる。子どもには子どもの人格、個性、長所がある。親はそれを認めなければならない。自分と違って当然。自分だって、自分の親とは違う一個の人間でしょ。だったら、子どもも親と違って当然。

こういう考え方ができないのがエホバの証人の親。自分がエホバの証人ならば、子どももエホバの証人になって当然と考えている。私も両親によく言われた。「お前が大人になってベテルに入ってくれたら嬉しい」と。

ベテルというのは、エホバの証人の本部に隣接する出版工場+社員寮のような所。ものみの塔の宗教本を製作・印刷しつつ、そこで生活する。世俗の仕事をせず、ものみの塔に全てを捧げるという、若くして人生終えちゃった人が入る所。

エホバの証人だった両親は、こんな所に一人息子を入れたいと、自身の価値観を押し付けてきた。

エホバの証人に欠如している無償の愛

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『解毒』:すべてのエホバの証人の親は、子育てに失敗する

元エホバの証人2世の女性の『解毒』

元エホバの証人女性の書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。著者は1977年生まれのエホバの証人2世信者で、私と同年代。境遇が似ていたので共感するところ多。同年代のエホバの証人2世や、その親世代にもおススメの一冊。

エホバの証人の子どもが下す親の評価

大人になった著者が自分の子ども時代を振り返る。そして、まだ若い両親が、もがきながら自分たちを育てていたことに気付く。

歳を重ね、知恵がついた自分の視点で親の子育てを批評するのは間違っている

著者は、自分の親は与えうる限りの愛情を注ぎ、全力で子育てをしたと評価を下す。

私の両親も若くして、私を育てた。そして、この著者同様に十分に愛情を注がれた。両親には非常に感謝している。ただ、この麗しい事実は、物事の一面に過ぎない。私の両親は、著者の母親同様にものみの塔協会に強烈にマインドコントロールされたエホバの証人だった。

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お祭りに行けない子ども、間違った子育てのツケを支払うことになるエホバの証人の親

お祭りに行けない子ども

自分の家が普通ではないと気付く瞬間

私は、物心ついたときには既にエホバの証人2世だった。両親は異常に熱心なエホバの証人で、ものみの塔のために自分たちの生活すべてを投げ出していた。

父はあえてフルタイムの仕事を辞めて、エホバの証人活動がしやすい、時間に融通のきく不安定な職へ転職。母は正規開拓者と呼ばれるエホバの証人で、毎月100時間近く布教活動を行っていた。

私が、自分が普通の家の子どもではないと、最初に気づいたのは4才とか5才のとき。同じ団地の同じ年頃の男の子が、私をお祭りに誘いに来た。その男の子は空色のハッピを着て、うちわを持って私の家に来た。

「一緒にお祭りに行こう」と誘いに来てくれた。団地内の砂場で一緒に遊ぶ仲だったので、その延長。お祭りの前の独特の高揚感が、その子から伝わってきたのをよく覚えている。

何だか良く分からないが、楽しそうなので「うん」と、私も家を出ようとすると母に制された。「ダメだ」と、家の中に引きずり戻される。母は外に出て、一緒に来ていたその子の母親に何か理由を話しているようだった。

母に、「エホバの証人だからお祭りに行くのはダメだ」と言われ、私はこの時、初めて自分は普通の子どもと違うと気付くことになった。

エホバの証人がお祭りに行けない理由

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『解毒』、傷だらけで『羽』のないエホバの証人2世

元エホバの証人2世の自立のための「羽」

自殺者の多いエホバの証人2世

元エホバの証人2世の書いた『解毒』。この本の作者は、エホバの証人2世たちのことを「戦友」と書く。かつての私の戦友たちはどうしているのだろうか?死んでいなければ、私と同じ40才前後。

死んでいなければというのは、エホバの証人には自殺者が多いから。特にエホバの証人2世には自殺者が多いと、この本の筆者も書いている。

筆者によると原因は2つ。毒親による虐待で精神を病むこと。教理を強制されて育ったために自立心が無く、一般社会でうまくやっていけないため。

エホバの証人に自殺者が多い理由①

傷だらけの元エホバの証人2世

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エホバの証人の親は、思考停止状態の「親のような者」

エホバの証人2世、14才の葛藤

エホバの証人をやめたい14才

私は生まれながらのエホバの証人信者だった。通称エホバの証人2世。しかも、両親ともにエホバの証人という、いわゆる神権家族。そのため、私はものみの塔協会の戒律に従って厳しく育てられた。

そんな私が14才になったときの話。14年間もの過酷なエホバの証人生活で、私の精神状態はズタズタだった。私は今すぐにでもエホバの証人をやめ、親元を離れ、一人で自由な生活をしたいと願っていた。

私には残された時間は短かったそれはまもなく、この世界の終わりが訪れると信じていたから。その終わりの日(今となっては、お笑いの日)に、ものみの塔に心から帰依していない私は、「天から降り注ぐ業火で焼かれて死ぬ」と信じていた。

私は、ものみの塔による深い洗脳状態にあった。ハルマゲドンというこの世の終わりや、天にエホバという全能神が存在するという、ものみの塔のトンデモ教理を心から信じ込まされていた。

14年間の洗脳教育の反復による蓄積。そして、体罰による痛みによるすり込み。エホバの証人は、組織的に体罰を推奨していた。小さな子どもの脳みそでは、暴力を伴って一方的に放り込まれる情報を、取捨選択することはできない。

14才の私は、ハルマゲドンまでの残された時間を自由に謳歌するため、今すぐにでもエホバの証人をやめたいと願っていた。

エホバの証人をやめると言い出せない理由

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親失格のエホバの証人、帰宅部強制のエホバの証人2世

親失格エホバの証人

エホバの証人2世、蔑まれているという思い込み

私は、ほぼ生まれながらにしてエホバの証人2世として育てられた。両親は2人とも、ものみの塔協会によって完全にマインドコントロールされたエホバの証人だった。

私が両親にようやく抵抗したのが、中学生になってすぐのクラブ活動の選択。

私の通っていたド田舎の中学校では、生徒全員が何らかのクラブ活動に所属する決まりだった。しかも、男子生徒はほぼ全員運動部に入部しており、文化部に入る男は非国民だという風潮があった。

しかし、私の両親は当然のように私を文化部に入部させようとしていた。運動部だと、エホバの証人活動に差し支えるため。これに私は断固抵抗した。

中学生のクラブ活動が文化部だろうと運動部だろうと、今の私にとってはどうでも良いし、周囲と違って運動部に入らないのも個性だと思える。しかし、

この頃の私は、”変人、変わり者、宗教、キリスト”と呼ばれ、学校内で蔑まれている、と思い込んでいた。これ以上、悪目立ちするのは思春期の私にとっては耐えられなかった。

周囲から浮かないように、私はどうしても運動部に入部したかった。

エホバの証人2世の、自意識過剰

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14才の決別と、「エホバの証人」という救いのない宗教

14才の決別

14才、エホバの証人との決別

2度目のお問い合わせを頂きました。私と同じような境遇だったという方からです。メッセージを頂いた方にはお礼を申し上げます。ありがとうございました。コメントやメッセージ、批判悪口でも大歓迎です。

その方のメッセージによると、私と同じような年齢でエホバの証人をやめたそうです。頂いたメッセージの中に、「決別」という言葉がありました。「きっぱりと別れること」という意味です。

14才だとか15才になると、エホバの証人である両親との「決別」というモノが視野に入って来ます。別れる対象がカルトという完全悪なら良い言葉です。

私も、「もう集会に行かない」と両親に告げた14才の夜以来、エホバの証人と完全に決別しています。あの夜から20年以上経ち、やっと過去を掘り起こせるようになりました。そこで、逆にものみの塔側に一矢報いようと、この活動を始めました。

エホバの証人という救いのない宗教

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