エホバの証人の住んでいた家は荒れ放題
私の家族は、エホバの証人になったばかりに崩壊してしまった。家族3人がエホバの証人をやめたり、マインドコントロールが解けたりするタイミングがずれたために、家族として必要なモノが完全に失われてしまった。
そのため一家離散し、実家が空き家になっている。その空き家を整理するために久しぶりに実家へ入ったのだが、もう何年も誰も住んでいないので荒れ放題。このお化け屋敷には近所の人も迷惑していることだろう。
両親の部屋にはものみの塔の宗教本が大量に置いてあり、それを見ると嫌な気分になる。きっちり1冊仕入れるごとに寄付金を献上していたはずなので、莫大な金額を喪失したことになる。
エホバを褒め称える詩編は、ツッコミどころ満載
両親の寝室には市販のパズルが完成した状態で飾ってあった。南国のビーチの夕暮れの写真で、夕焼けにヤシの木が染まっている。それだけなら良いのだが、ご丁寧にその下に印字した聖句が一緒に額に入れてある。
父が印刷して、パズルと一緒に額に入れたのだろう。
「エホバよ、あなたのみ業は何と多いのでしょう。あなたはそのすべてを知恵をもって造られました。地はあなたの産物で満ちています」-詩編 104:24
いろいろとツッコミどころがあるのだが、マインドコントロール状態にある人には、何を言っても無駄だろう。
まずは上記の聖句の何とも言えないダサさ。翻訳がいけてないのだろう。これがものみの塔の限界。「み業」ってなんすか?
あとは南国のビーチを、神が造った産物だとマインドコントロール状態にあった父が思ったのだろうが、綺麗に整備されたビーチは、人間の生み出したモノでもあるし、パズルと額は人間の産業の結果。
そんな話になると、人間自体が神の創造の産物だという堂々巡りになるのがエホバの証人。クレバーだった父が、マインドコントロールによってこんなにバカになるのかと、悲しくなる。
ものみの塔の産物である崩壊家族
地球は神の産物で満ちていると言えるのか?いや、人間の叡智である科学の産物で満ちている。もはや、神の産物である自然は災害を及ぼすだけ。
そもそも、神はその地上をハルマゲドンで一旦クリーンにする設定。
クリーンにされる前の地球を見て、神の業績を褒め称えるなんてことができるのか?失敗作だろ、地球は。それを一旦作り直すというのなら、褒めるんじゃなくてダメ出し。
子どもの粘土細工と同じ。失敗して変な形になったので、癇癪まかせに一旦全部ぶっ壊す。そんな地球を見て、神の知恵に満ちた創造の産物が云々かんぬんと、良く言えたものだと。
結局、そんなおバカ設定の神エホバなんてのは存在しない。偽物。そして、もう戻らない両親との三人家族。そして、荒れ放題の実家。これらが象徴するのが、ものみの塔協会がそこら中にまき散らした産物、崩壊家族。
お祭りに行けない子供~普通の家に生まれたかったエホバの証人2世
“偽神エホバとものみの塔がまき散らした産物、崩壊家族” への1件の返信