ものみの塔のクリスマス禁止の無根拠を論破する、馬小屋は寒いのか?

JWはクリスマスも禁止

他の宗教の行事すべてを禁止するものみの塔協会

日本の小学校ではクリスマスから節分まで、あらゆるイベントが行われる。最近ではハロウィンも定着しつつある。

穿った見方をすると、消費活動を促すための販売戦略が公共の教育機関にまで伝染しているだけ。好意的な視点で捉えると、仏教の伝来を認めた日本人の異文化への寛容さの証しであるとも。単純に言えば、子供たちの楽しみ。

しかし、ものみの塔教会は他の宗教を認めておらず、冗談のようなイベントでもエホバの証人の子供は参加することが許されない。エホバの証人の子供は、ほんのちょっとでも他の宗教色のイベントは禁止。

エホバの証人の子供たちは、そういった季節毎の行事が行われる度に、先生にその行事に参加出来ない理由を説明しなければならない。そして、行事を見学するという屈辱的な時間を送る。

同級生が行事に参加したり、楽しみにしているのは羨ましい。しかし、それ以上に嫌だったことがある。行事に参加しない理由を同級生に聞かれたり、見学している途中で話しかけられたり、奇異の視線を浴びるのが私にとって何より屈辱的だった。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

エホバの証人の子どもの日常は生き地獄

エホバの証人の子供がクリスマスを禁止されている理由

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時間のかかるエホバの証人(JW)2世の解放、つきまとうマインドコントロール

JWからの完全解放への道のりは険しい

14才、エホバからの解放

私はほぼ生まれながらにしてエホバの証人(JW)というカルト宗教の信者だった。両親が熱心な信者だったため、子供の私も当然のようにエホバの証人というカルトを強制された。いわゆる2世信者。

エホバの証人2世の日常生活は、大きく自由を制限される。

七夕やクリスマスといった宗教臭のする行事はすべて禁止。毎日の給食の「いただきます」「ごちそうさま」の合掌は出来ない。代わりにキリスト教ポーズで祈りを捧げないといけない。完全な変態。

エホバの証人の集会が平日の夜に2回、土日にもエホバの証人の集会と布教活動があり、学校のクラブ活動にはほとんど参加出来ない。
※2022年追記最近では、平日の夜の集会は週1回に減少した様子。

エホバの証人の子供は、学校の先生にこういった込み入った事情を自ら告げなければならない。信仰の証言と言われ、私にとってこれは大きなストレスだった。

私は小学校1年生以降、進級の都度、担任が変わった。4月になると、エホバの証人の信仰の証言を毎回しなければならなかった。

中学2年生から3年生に進級する時にだけ、担任の先生が変わらなかった。しかし、私は中学2年生の秋頃に、エホバの証人の信仰を捨てていたので、これは逆にやりにくかった。

「今年から何でもやります」という訳にもいかない。急にクラブ活動に真面目に参加しだすというのも今さらという感じ。仕方が無いので、都合の良いところだけ未だにエホバの証人であるような顔をしていた。

14才、中学3年生の給食の時に、私が合掌していたかどうかはもう覚えていない。ただ、

毎度の給食の前に、両手の両指を組み合わせたキリスト教的祈りのポーズをとるという、馬鹿馬鹿しい行いからはようやく解放されていた。

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エホバの証人の集会とは?日程・曜日・服装などまとめ

子供の心の底にまで染み付くエホバの証人の教義

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原始的なマインドコントロール手法、エホバの証人の賛美の歌と祈り

JWの祈りによるマインドコントロール

エホバの証人の賛美の歌とは

エホバの証人の宗教活動の特徴3つ。

  1. 信者が家から家に布教で歩き回る。テレビなどでコントに使われているアレ。
  2. 週に2~3回、集会と称して信者が集まる。
  3. 特殊信条を絶対厳守。輸血拒否だとか、各種他の宗教行事や選挙の拒否。

集会の開催は私が連行されていた頃は、週3だったのが週2へと減少。
※2022年現在、コロナ禍のため集会活動はZoom、布教活動はLINEや手紙などでも行われるようになっている。
※2023年追記、家から家の布教も停滞気味?少なくとも我が家には、ここ5年は来ていない。今ならウエルカムなんだが・・・エホバの証人は余計な時にしかこない。きっとやっと、来たと思ったら、忙しいときで、相手できないんだろうな・・・。

そのうちに、カルト臭を拭おうとして、特殊信条を取っ払って、輸血OKとか言い出しそうなのだが。終末思想で信者の恐怖心を煽っている限り、この教団は信者の自由を奪うカルトなので、要警戒。
※2023年追記、案の定、輸血は信者個人の自由だとか言い出し始めた。輸血したら自動的にエホバの証人を自ら断絶したことになるだけで、教団側から排斥したりはしないという理屈らしい。
とはいえ、終末思想で恐怖心を仕込んで、輸血したら自ら滅びの道を選ぶことだと脅している。それを信者の自由だと言うのは、やり口が汚すぎる。

私は、30年近く前になるが、エホバの証人であることを親に強制されていた。そして、未だにその傷を引きずっている。そして今、エホバの証人の集会に連行されていた頃の記憶を掘り起こし、このカルトの危険について警鐘を鳴らしている。

今回は、エホバの証人の集会で歌われる賛美歌と祈りについて。

エホバの証人の集会とは?日程・曜日・服装などまとめ

エホバの証人には、「エホバの証人の王国会館」という専用の集会所がある。その王国会館で集会が行われるときには、盛大に「賛美の歌」と呼ばれる賛美歌が歌われる。個人の家で集会が開催される場合は、さすがに賛美歌は歌わない。

賛美歌はたしか100曲ほどもあって、独自の賛美歌の本まで出版されている。賛美歌の伴奏のカセットテープなども製作されており、それらを含めた宗教本にまつわる寄付金はエホバの証人の収入源となっている。

現在ではCD、さらにはデータ化されているのかも知れない。集会の始まりにはそのカセットテープを流す係の人がいて、賛美歌を全員で合唱する。

マインドコントロールを深める長い祈りの時間

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人生の浪費、必要の大きな所のエホバの証人2世(JW2世)

ド田舎に派遣されるエホバの証人2世

必要の大きな所という田舎へ移り住んでいくエホバの証人2世

エホバの証人とは通称JW、キリスト教系の新興宗教。米国由来でものみの塔聖書冊子協会が運営母体となっている。終末思想を唱えていて、終末までの期間に救われる信者を増やすために、熱心に布教活動をすることで知られている。

この終末、エホバの証人はハルマゲドンと言うのだが、1914年以降、ハルマゲドンは間近に迫っているというのがものみの塔の主張だった。ところが皆さんご存知の通り、終末など来ていない。

エホバの証人は子供にも信仰を押し付ける。親がエホバの証人であれば、当然のように子供はエホバの証人にされる。私もこのパターンでエホバの証人の子供たちはエホバの証人2世信者と呼ばれている。親は1世信者となる。

私は、我が強いタイプの子供だったので、14才のときに親と決別。エホバの証人をやめた。自己主張の出来ないタイプの子供や、信者の親を思いやるばかりにエホバの証人から足を洗えない2世信者も多い。

そういったエホバの証人2世は、大人になるまでエホバの証人を続け、布教活動を行い続けることで、被害者を増殖させていく。

私が田舎に住んでいた子供の頃、1990年代の終わり頃まで、独身の若いエホバの証人2世たちが都会から移り住んで来ていた。

世界中もれなく布教活動を行うため。人口の多い都会ほどエホバの証人が多く、ものみの塔に汚染されている。さらなる信者拡大を目指して若い信者が田舎へ派遣されてきた。

地方の田舎はエホバの証人にとって「必要の大きな所」であると言われて、若い2世信者たちは単身、移り住んでいく。彼らは家族や友人と離れ、苦労して手に入れた仕事や住み慣れた土地を捨て、自らの信仰のために暮らしにくい田舎へ引っ越して来る。

20代前半の若さで、コンビニすらない田舎に住みたいと思う感覚はありえない。少なくとも私には。モノがあふれた都会の方が良い。これは個人の感覚の差なのだろうが、

エホバの証人2世たちは自分の意志で着任先を選ぶのではなく、組織や親の指示で居住先を選択している。自由意志を奪い取るエホバの証人組織。まさにカルト。

エホバの証人の本質に関する質問、カルトの定義とは

ものみの塔協会の与える罰ゲーム

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ものみの塔聖書冊子協会を破滅に導くことが私の使命

ものみの塔をぶっ壊すことが私の使命

3度の奇跡的生還と生かされるということ

私は生まれながらのエホバの証人2世で14才のときに自分の意志でエホバの証人を脱会。20才を過ぎて、ようやくものみの塔の洗脳が解けた。その後は自堕落な生活を送り続けた。

そして3度も交通事故を起こす。すべて自動車が全損する大事故。しかし、私は3度の交通事故から奇跡的に生き残った。これには何らかの意味があると私は思っている。それぞれの時に私はまだ死ぬべきでは無かったということ。

3回とも車自体は大破したものの、私自身は無傷。何らかの力に生かされていると感じた。

こんなスピリチュアルな考え方をするのが、ものごとを信じ込みやすいエホバの証人チックな性格だとも言える。ただ、私の父親にも同じような経験がある。

父は私に続いてエホバの証人をやめた。そして未だエホバの証人だった母との関係がこじれて、私の家族は崩壊。

一家離散した後、父は国内を放浪していた。その放浪中に何度か一文無しになって、もう死ぬしかないという状態に陥る。そして最後のなけなしの金でパチンコ屋へ入る。すると必ずフィーバーし、命を救われたのだという。

父の死期もその時では無かったということ。それぞれ生き残ったことによって、遂に父と私は数年ぶりに再会。

人間には死期がある。それまでにやるべきことやり、成すべきことを成す。

エホバの証人2世だった経験を伝えることが私の使命

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エホバの証人2世がエホバから完全に自由になることの困難さ

JW2世の人生の模索

元エホバの証人2世の無意識下に残るエホバの証人的思考

私は生まれながらのエホバの証人の2世信者だった。両親はともにものみの塔協会の完全マインドコントロール下にあり、私は当然のようにものみの塔の戒律で縛られ、幼い頃からものみの塔の洗脳教育を受けた。

20才を過ぎた頃、ものみの塔の不義・欺瞞・偽善的体質を知り、一気に洗脳状態が瓦解。ものみの塔が存在を主張する神エホバはいないし、彼らの預言であるハルマゲドンも起こらないと気付く。

エホバの証人のハルマゲドンと永遠の命という悪い冗談

エホバの証人は良いことは神エホバのおかげ、悪いことは全て敵である悪魔サタンの仕業と切り捨てる。サタンが翻意する可能性など考えない。そんなストーリーはエホバの証人の世界にはない。

ものみの塔の出版物は全て正しくて、それ以外の書物は毒であるというひどく独善的な考え方をする。エホバの証人的思考。

ものみの塔の洗脳から解放されても、私は未だにエホバの証人的なものの考え方から自由になれなかった。こうあるべき、かくあるべきというエホバの証人の決めつけ型思考を捨て去ることが出来なかった。

ものみの塔の洗脳が解けたあと、私は「エホバの証人をやめたのだから、反ものみの塔的生き方をしなければならない」と思い込んでいた。これが無意識下に残るエホバの証人的思考の影響。

こうして、私の20代は「いかにエホバの証人らしくなく生きるか」という点に注力された。逆説的な意味になるが、結局、私は一切ものみの塔から自由になっていなかった。

簡単には逃れられないエホバという架空の呪縛

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ものみの塔協会による洗脳状態を解くためにすべきこと

エホバの証人の救い、インターネット

私はほぼ生まれながらのエホバの証人の2世信者で、20年以上ものみの塔協会の深い洗脳下にあった。

20才を過ぎたときにインターネットでエホバの証人に関する情報を見て、感じていた疑念が一気に解決した。かすかに感じていたものみの塔組織やエホバの証人に対する違和感の正体。

ものみの塔協会は、信者に献身や戒律の遵守と言った全き専心を要求するが、自らの誤りや不都合な点を隠蔽する私はこれをインターネットで知る。自省のない宗教団体にあるまじき性質。

ものみの塔は嘘をついている。ハルマゲドンは起こらないし、エホバの証人は真理を知らない。エホバの証人が行っている活動は無意味で不毛。

エホバの証人であるがゆえに家族との関係がこじれているのなら、すぐにエホバの証人を辞めて謝罪し、家族関係を修復すべき。「目が覚めた」と謝罪すべき。

ハルマゲドンは来ない

ものみの塔の不義

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ものみの塔協会のエホバの証人に対するマインドコントロール手法

都合の悪い情報をシャットアウトさせるものみの塔協会

ものみの塔協会は信者のエホバの証人に対して情報統制を敷いている。自身に対して批判的な情報や、他の宗教に関する知識を取り入れることを禁じるのがその手段。

こういった情報は「この世」のものと言われ、悪魔サタンの誘惑の手段であり、絶対に触れてはいけないとされている。

情報を制限した状態は、ものみの塔にとって信者のマインドコントロールを保つために都合が良いサタンは「この世」ではなく、ものみの塔の方。エホバの証人をマインドコントロール下に置くために、情報統制を敷いている狡猾な蛇。

私がエホバの証人の子供だった頃は、インターネットなど無くて、ものみの塔から発信される情報以外は全く入ってこなかった。1980年代~1990年代初頭のこと。当時のエホバの証人は純粋培養のマインドコントロール状態にあった。

また、ものみの塔はエホバの証人の行動や信仰を否定する者は全てサタンの手先であると教えている。そのため、信者たちはそういった反対者を恐れ毛嫌いし、耳を傾けようともしない。

このようにエホバの証人は、外部からの新鮮な情報を遮断され、助け出そうとする人たちを避ける。これがエホバの証人のマインドコントロールを維持するシステム。

ものみの塔は反対者の出現に対して先手を打っている

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ものみの塔協会に多額の犠牲を払い続けている私の両親

人生を損ねる

元エホバの証人の両親が受けたものみの塔による被害

エホバの証人2世として育てられたことで、私の幼年期・少年期・若年期は悲惨だった。しかし、私の両親はそれ以上にものみの塔に多大な犠牲を支払うことになった。それがものみの塔協会に献身した人間の末路。

この危機のただ中にいる人には、ぜひこの話を読んで自戒として頂きたい。私の両親は、

人生における最も生産的・活動的に生きられる20代から40代までの全ての時間をものみの塔に捧げてしまった。さらに、経済力や社会的地位をエホバの証人という宗教団体により搾取される。そして最後に待っていたのは一家離散という悲劇。

ものみの塔は、世俗の仕事に没頭することを推奨せずパートタイムの仕事を選ぶように指導している。その上、定期的な寄付が求められる。

ものみの塔の妄言の言いなりになった両親は、エホバの証人として20代~40代をフルに過ごした結果、経済的にも社会的にも困窮。家族は崩壊し、一人息子の私に対する罪悪感からか頭が上がらず老後孤独破産まっしぐら。

ものみの塔の洗脳が解けたあと、元エホバの証人に残る後遺症

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エホバという幻想を根底から覆す、ものみの塔を清算する

光の方へ進む

強く否定することで逆にエホバに縛られる

私の20代は、非エホバ的な生き方をしなければならないという強迫観念にとらわれ無法、無頼として過ごすことになった。この生活態度に伴い、私は多大な犠牲を支払うことになる。

幼い頃からエホバの証人二世の子供として育てられたことへの反動。反発。

エホバの証人を嫌い、表面的な穏やかさや親切、愛、喜びなど美徳とも言える特質をも私は否定していた。喫煙、過度の飲酒、ギャンブル、上位の権威や目上の人々に対する反発、そういった反ものみの塔的な思想や行動を追い求めた。

それは本来の私の望みや考えではなく、単純にエホバの証人2世だったという過去を否定することから派生したもの。

エホバの証人的生き方をしないでおこうと思えば思うほど、ものみの塔の教義やエホバの証人の生き方に注目して、逆をいかなければいけない。私の20代は、反発するほど逆にエホバに縛られるという状況に陥っていた。

私の幼少期はものみの塔によって無残に汚され、家族は崩壊した。さらに、私の20代はものみの塔の洗脳下にあり、取り返しのつかない時間を奪われてしまった。

逃れなれないものみの塔の洗脳 Continue reading “エホバという幻想を根底から覆す、ものみの塔を清算する”