ものみの塔(JW)のカレブ動画、問題点を指摘する

JW動画のカレブとソフィアの目が虚ろな理由

昨日の記事の続き。ものみの塔協会製作の子供向けマインドコントロール用動画「カレブとソフィア」を見て気付いた点。

登場人物の目がときどき虚ろになる。これは見事にJW信者たちの特徴を捉えている。よく出来てる。極めてリアリティーある再現。子供のカレブの目までときどき虚ろになる。

いやいや、そこまで再現してどうするの?

昔から、ものみの塔の宗教本にはオカルトの隠し絵があった。その一つの目的は、誰かが信者を面白半分にからかって遊んでいるためだと私は考えている。

「このオカルト隠し絵、気付けるかな?そもそもお前たち、騙されているんだぜ」と。このJW動画も同様。

「カルト信者諸君、君たちは精神を苛まれて、こんなに虚ろな顔つきをしているんたぜ」と。

しかし、今回カレブ動画を見ていて、これは製作者側の良心の呵責によるものなのではないかと思い始めた。

子供向けに、まさに子供騙しの有害動画を製作するというのは相当な巨悪。さすがにクリエーターも良心の呵責に苛まれた。せめてJWの顔つきを虚ろにすることでカルトに対する警告を自ら発している。気持ち悪がって見るのやめてくれと。

もしくは、ときどき虚ろな目つきになるのが、既にJWのスタンダードなのか?よって動画の方もそれを踏襲している。「正しいJWは皆、目が虚ろ」って。・・・そんな宗教やめちまえよ。

ものみの塔協会がオカルトシンボルを出版物に隠しているのはギャグ

ものみの塔協会のオカルトシンボル~記憶にあった3枚の挿絵

ものみの塔の子供に対するマインドコントロール手法

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エホバの証人、親子累々に及ぼす負の連鎖

元エホバの証人二世の親不孝

今日、コンビニでとある親子を見かけた。母と娘、娘の方は私より年上。50歳くらいか。母親の方はもう老人。親子と断定しているのだが、親子と決め付けられる空気を醸し出していた。

母親の方が必死に雑誌を選んでいて、娘の方が横でその姿を見ている。老人特有の身体の衰えによる不自由さで、必死に雑誌を選んでいる姿は、既に認知症ぎみなのかと思わせるほど。

壮健な年齢であれば、雑誌選ぶのにあぁも必死にならないだろう。それを暖かくでも、嫌そうでもなく、日常の一端として付き添っている娘。

近所の賃貸アパートに老人の親子が住んでいる。父と息子。父の方は100歳近いのだろう。身体の自由が利かないらしく車いす生活。毎日、ケアセンターの車が迎えに来て、日中は介護施設に行っている。

息子は毎日、車いすの父親を家の前で送り迎えしている。息子の方も老人、20年近く前に定年退職しているような年齢に見える。昼間に買い物に出るのを見かけるのだが、年齢が年齢がなので、歩くのが辛そうにも見える。

老人が老人を介護するという社会問題とか、この父子は愛想が悪く、挨拶しても挨拶を返してこない(父親の方はもはや前後不覚なのだろうが)。賃貸での老人二人暮らしで、近い未来に不安を感じているのではないかという諸問題は、今回は全く放っておいて、思うことがある。

近所の父・息子、コンビニでの母・娘の親子を見て、私がひしひしと感じてること。

あんな親子の子供側になれなかった。親孝行な子供になりそこなった。

ということ。

昨日のコンビニで母娘を見たときに、涙が出そうに、切ない気持ちになった。自分の母親があれくらいの年齢になったときに、私は母親の横にいないだろう。

エホバの証人の悲しい父親

エホバの証人、崩壊が約束された偽りの家族

エホバの証人、親子累々に及ぼす負の連鎖

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「愛情注ぎまくり暴力なし」の教育方針がJWにとってヤバい理由

エホバの証人の親の「懲らしめの鞭」の代わりとは

エホバの証人と懲らしめ(体罰)について最近Twitterで発見したことがある。

かつては、ものみの塔協会が出版物で懲らしめを推奨というか”やれ”と指示をしていた。それが、現在は世情に合わせて、「懲らしめの鞭というのは実際の鞭ではない」と、体罰非推奨の立場に様変わり。まるでカメレオン。

エホバの証人の親が、現在の協会の指令通りに体罰以外の鞭を行使すると、どうなるのか、怖い気もする。精神的な鞭なのか、食事抜きとかなのか(動物かよ)?

どちらにせよ、何らかの罰がないと、子供がエホバの証人活動に従事するはずがない。つまらないし、ダサいし。友達と遊んだほうが一千倍楽しいから。では、どうやってエホバの証人の親は子供を縛るのか?

体罰はダメとなると・・・言葉で精神的に抑圧したり、恐怖心を煽ったりして支配下に置くとか。こっちも相当根が深い。闇が垣間見える。

もしくは、親の愛情注ぎまくりでエホバの証人活動に従事させるか。これは一見、宗教としては正しそうな道。でありながら、やっている宗教がカルトというのは恐怖。このパターンが一番ヤバい。

体罰と虐待によるエホバの証人の幼児教育 子供の心が無くなる 王国会館は2世ロボット製造工場

変態的な懲らしめという児童虐待の犠牲者であるエホバの証人2世

「愛情注ぎまくり暴力なし」のエホバの証人の教育方針は激ヤバ

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カルトな毒親を持った子どもは存在だけで立派

不安は現実ではない

昨日の記事で、親が無償の愛を抱いていないケースがあると書いた。この場合、子供はどうなるのか?

出元はこの本『てい少年と悪魔サタン』より。

親が条件付きの愛情で育てるとその子は

いつも不安を抱えて、自信のない子になる

そして当然そのまま不安を抱えた自信のない大人になる

誰もがある程度の不安を抱えて生きているが、それでも家に帰れば家族や親がいて、心休まる環境で逃避というか休憩できる。そこで心のエネルギーをチャージすれば不安に押しつぶされてしまうことはない。

一人暮らしだったら、暖かい部屋でキンキンに冷えたビールを飲んで、テレビ見て爆睡して回復。

不安なんて、そもそも現実ではない。現実を見て自分の意識が変換・投影したのが不安という感情。そんなたかだか感情に押しつぶされてしまうなんてことが異常なのだが、親の愛情が欠如して育った子供はこうなりかねない。

不安が自信に勝ってしまう。すると

性格が歪み、裏表の激しいひねくれた人格に育つ事もあれば、親の期待に応えない気持ちと自分の本心がせめぎあい疲れ果てて、うつ病などの心の病に苦しむ事も珍しくはなかった。

最悪のケースでは、やがて自死にいたるという痛ましい結末もあった。

というエンディングに。

親が生まれてきてくれた子を、そのままに愛するという無条件の愛。この無償の愛情がどれほど重要か。これが無かった場合は不安に潰されて死ぬしかないのか?この本にはキッチリこの先も書いてある。

カルトな毒親を持った子どもは存在だけで立派

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家族の無条件の愛を感じるにはエホバの証人をやめるしかない

エホバの証人の愛情は条件付きの限定愛

昨日紹介した『てい少年と悪魔サタン』という本より。作者は二世信者なので、エホバの証人である毒親との関係が幼少期の根幹となる。作中で出てきた話が親が子供に示すべき愛情について。

子どもは無条件の愛情で育てて下さい。

いつも賢くしてるからかわいいとか、親のいう事をきっちり聞くから大好きとか、そういうのはダメ

・・・それは条件付きの愛情

産まれてきてくれたそのまんまのあなたが好き!あなただから好きなんだ!と・・・これが正しい親としての考え方

親が子供に注ぐべき『無償の愛』というのは、他の脱会本でも出てくる重要なキーワード。『解毒』~エホバの証人が持たない無償の愛

エホバの証人の親が子供を愛するのは、子供がエホバの証人であればという限定愛。エホバの証人がエホバの証人に対して抱く友情・隣人愛も、対象者がエホバの証人であればという条件付き。

つまりは、エホバの証人組織から排斥された者であれば、親子の愛情も友情も隣人愛も全て吹っ飛ぶ。

エホバの証人の親は行動で無償の愛を示すことはできない

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エホバの証人2世の子どもが感じる、初めての違和感は暗黒の始まり

エホバの証人2世の暗黒の子ども時代

エホバの証人2世の子どもが体感する初めての違和感

私は1980年代中頃に1度目の引越しをする。ちょうど小学校に入る年。エホバの証人の会衆は変わらず、小学校が隣の校区へ変わるだけ。

エホバの証人2世の子どもは、幼稚園や保育園といった幼児教育を受けないケースがほとんど。そのため、仲の良い友達と別れるというようなことは無かった。そもそも、エホバの証人2世の幼児にとっては教団の世界がほぼすべて。

引越しした先で、小学校に入学した私は、初めてエホバの証人以外の社会に触れることになった。

この引越しの前に、同じアパートに住んでいた男の子が、地元のお祭りに行こうと誘いに来てくれたことがあった。その男の子は、真新しい”はっぴ”を着ていて、それがとてもまぶしかった。

40年近く前のことなのに、私はこの出来事をよく覚えている。

お祭りは、突き詰めると八百万の神々に対する感謝の行事。よって異教のものであるという理由で、エホバの証人にとっては禁止事項。私は、エホバの証人の母親に遮られてお祭りに行くことはできなかった。

この時に体感した、エホバの証人ゆえの小さな違和感を、私は小学校生活では常に味わうことになる。

この違和感を覚えたときには、すでに遅すぎた。両親は後戻りできるような健全な思考状態にない。完全にものみの塔協会のマインドコントロール下にあった。

子どもの私が何を言っても始まらない。逆らおうものなら、待っているのは懲らしめと呼ばれる体罰。

エホバの証人2世の子どもが送る辛い小学校生活

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架空の神エホバは毒親、それを崇拝するエホバの証人も必然的・・・

エホバの証人の毒親

僻地へ引っ越していくエホバの証人

今から25年くらい前、私が中学生だった頃の話。この頃、私はとんでもない田舎での暮らしを強いられていた。私は、生まれは割と都会で、小学校の低学年のあいだは大都市の郊外で育った。

私が小学校高学年のときに、エホバの証人だった両親が血迷って田舎に引っ越した。それは、僻地の田舎が、エホバの証人にとって「必要な大きなところ」だとされていたから。

必要の大きな所とは、エホバの証人が少ないということ。エホバの証人が少ないため、布教活動に手が回らない。1980年~1990年代前半のことだが、僻地へ、エホバの証人の布教活動のために引っ越していく信者が存在した。

このため、私の父は、働いていた会社をわざわざ辞めて、将来を完全に棒に振った。私もこの両親の下、ほぼ生まれながらのエホバの証人2世信者として育てられた。町内にコンビニが1軒もないようなド田舎で窮屈な小学校生活を送り、中学生になろうとしていた。

エホバの証人の親の愚かな教育方針

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エホバの証人の子どもは、エホバの証人の親に殺される

子どもを殺すエホバの証人の親

エホバの証人の懲らしめの鞭とは

母は、私を物心がついた頃から、エホバの証人の王国会館へ連れて行き始めた。当初、幼い私は王国会館で行われるエホバの証人の集会を拒否してぐずっていた。

しかし、父まで一緒にエホバの証人の王国会館へ行くようになる。そのため、私も集会の間は大人しくせざるを得なくなる。ちょっとでも静かにしていないと、懲らしめの行われる部屋へ連れて行かれ、しこたま痛い目に会う。

懲らしめとは主に体罰で、パンツを脱がされ、声を上げて泣くまでお尻を叩かれる。その後で集会場に戻り、周囲の痛い視線を浴びるのは、子どもながらに自尊心が傷つけられた。

逆に両親は聖書の教えに従い、懲らしめのムチを振るっているということで、周囲から絶賛される。そうして微かな自尊心をくすぐられる。このようにしてエホバの証人の親たちは、体罰という暴力にやみつきになっていく。

エホバの証人2世にとって、この世での生は無意味

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子育てを間違った、エホバの証人のダメ親のやり直し方

エホバの証人親のやり直し方

エホバの証人親の間違った教育方針

私の両親は、ものみの塔協会の言うとおりに私を育てていた。そして、その子育てが、完全に絶対に間違いのない方法だと信じ切っていた。理由は、ものみの塔のマインドコントロール下にあったから。

両親は、エホバの証人でない親戚やクラスメイトの親について、あからさまに批判することがあった。判断基準は、ものみの塔の指導する方針にのっとっているかいないか。たったそれだけ。

現在の私が、実際に育児をしていて考えるのは、子育てに正解などないということ。子どもにとってそれぞれ適切な手段があるし、親の経済・精神状態にもよる。逆に、

何も考えず、ものみの塔の言うとおりに子育てしていれば大丈夫、というのは軽率。安易に安心できて楽なので、マインドコントロールされている信者はこの状態を心地よく感じる

エホバの証人の鞭という体罰は、有害でしかない

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偽神エホバとものみの塔がまき散らした産物、崩壊家族

神の創造の産物より、ものみの塔がまき散らした産物の惨状を・・・

エホバの証人の住んでいた家は荒れ放題

私の家族は、エホバの証人になったばかりに崩壊してしまった。家族3人がエホバの証人をやめたり、マインドコントロールが解けたりするタイミングがずれたために、家族として必要なモノが完全に失われてしまった。

そのため一家離散し、実家が空き家になっている。その空き家を整理するために久しぶりに実家へ入ったのだが、もう何年も誰も住んでいないので荒れ放題。このお化け屋敷には近所の人も迷惑していることだろう。

両親の部屋にはものみの塔の宗教本が大量に置いてあり、それを見ると嫌な気分になる。きっちり1冊仕入れるごとに寄付金を献上していたはずなので、莫大な金額を喪失したことになる。

エホバを褒め称える詩編は、ツッコミどころ満載

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