僻地へ引っ越していくエホバの証人
今から25年くらい前だが、私の中学生の頃の話。この頃、私はとんでもない田舎での暮らしを強いられていた。私は、生まれは割と都会で、小学校の低学年は郊外都市で育った。
私が小学校4年生のときに、エホバの証人だった両親が血迷って田舎に引っ越した。それは、へき地の田舎がエホバの証人にとって「必要な大きなところ」とされていたから。
必要の大きな所とは、エホバの証人が少ないということ。エホバの証人が少ないため、布教活動に手が回らない。そのため1980年~1990年代前半のことだが、あえてへき地へエホバの証人の布教活動のために引っ越していく信者が多かった。
このため、私の父親は、働いていた会社をわざわざ辞めて、将来を完全に棒に振ることになった。私もこの両親の下、ほぼ生まれながらのエホバの証人の二世信者として育てられ、窮屈な小学校生活を送り、思春期の中学生になろうとしていた。
僻地のエホバの証人二世の中学生
私が住んでいた田舎の中学校では全員がクラブ活動への入部を強制されていた。しかもほぼ全ての男子生徒が運動部へ入部する。男で運動部でない奴は非国民のような風潮があった。
私の両親は、エホバの証人の会衆内の風潮に倣って私を文化部にいれようと必死だった。そもそも、両親は当初から、中学校に進学した私が文化部に入って当然という考えだった。
子供の未来を当然○○だと決めつけるのは教育方針としては下の下である。しかもそれが自分たち親で決めたことではなく、エホバの証人組織の言いなりになってのこと。思考停止も甚だしい。完全なるものみの塔協会の洗脳下にあった証拠。
私は、これ以上、自分がエホバの証人であるせいで周囲から浮くのは避けたかった。そのため、私は文化部を強要しようとする親を押し切り、何とか運動部に入部することが出来た。このときの話は、親として不適合なエホバの証人~帰宅部強制のエホバの証人二世
エホバという毒親
子供の可能性を一切信じず、子供の考えを根絶やしにする親は毒親。ものみの塔協会の教義を強制するエホバの証人の親はこれにあたる。エホバの証人の親=毒親。どんなに子供を愛していようが、子どもの自主性を重んじないのであれば毒親である。
エホバは天にいる父とエホバの証人によって表現される。エホバの証人が毒親であれば、その親であるエホバという神も毒親。エホバなんて奴はそもそも存在しない架空の存在なのだが、それでも空想上の毒親である。
エホバという空想上の神は、思い付きで人間を製作したのだが、人間たちは自分の手を離れて言うことを聞かなくなった。それに癇癪を立てて、皆殺しにしようとしている。しつけきれなかった子供をぶっ殺そうとしている親。
つまり、エホバとは、聖書内のそもそもの設定からして毒親なのだ。