エホバの証人(JW)の宗教虐待と、それを暴く方法

童話の魔法使いも禁止

保護者の顔をした虐待者

『宗教2世』より。Session1-5。再び宗教2世アンケート。

宗教2世への「声掛け」について。宗教2世は基本的に子どもなので、教団や家族からの「声掛け」は命令や強制に同義。右も左も分からない子どもが、大人から何かを言われれば、それを信じざるを得ない。

そういった宗教的強要を行う虐待者たちが、保護者のような顔をしている。宗教2世がいかに苛酷な状況に置かれているか。

エホバの証人に特徴的な「声掛け」は以下。

「教義に反することはしてはいけないと言われた」

「教義を理由に、特定の学校行事に参加してはいけないと言われた」

私自身の体感ともぴったり。よって、このアンケートのエホバの証人の母数は168人なのだが、この対象者は全体を良く表しているのだろう。

『宗教2世』より、宗教2世とは?宗教2世信者とは?

娯楽の禁止も宗教虐待に該当する

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ハルマゲドンと共に沈め、エホバの証人(JW)組織

ハルマゲドン教理を捨てると崩壊するエホバの証人

悲劇的なエホバの証人の子供を救えるのは・・・

2023/03/05放送の『真相報道バンキシャ!』より。昨日の記事の続き。

番組内で完成度の高い再現VTRが流れる。画面内の子供に感情移入してしまう。我慢しなかったら涙が流れるくらいのリアリティ。思い出させてくれる。子供の頃の悲惨で屈辱的な日々を。

子供が宗教勧誘させられるシーン。完全な罰ゲーム。イジメて下さいと自ら言っているようなもの。現在は子供が布教活動をしていたらアウト。「189」へ電話を。

子供に聞いてみよう。

「お名前は?学校は?住所は?」

「毎月何時間くらい伝道しているの?夏休みとかは?」

「一体何を宣べ伝えているの?」

「この世界が良くなる良い便り」とか答えるので、それは何?と問えば、

いずれ子供の口から「ハルマゲドン」と出て来る。はい。恐怖で布教を強制するのは児童虐待です。伝道時間が数十時間などと答えるようなら、児童相談所も事態を重く受け止めてくれるかも知れない。

洗脳され騙されているエホバの証人の子供を救えるのは、良識ある一般人が一歩踏み込んだとき。

ハルマゲドンと共に沈め、エホバの証人

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神社に、何回も行こう~エホバの証人の戒律からの脱却

エホバの証人が脱会後もJWの戒律に縛られる理由

エホバの証人(JW)には禁止事項が多く、特に子供はその影響を激しく受ける。私みたいに、生まれながらのエホバの証人二世だと、さらに顕著。

二世というのは、宗教二世信者のこと。大人の宗教を強要された子供。

エホバの証人の禁止事項としては、心霊的なもの、神社・寺など異教のものへの参拝。厳禁なのは輸血、などなど。無数にある。この厳しい戒律がエホバの証人を社会から隔絶し、二世信者の子供は学校での生活に支障をきたす。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

これらの戒律は全て無根拠なので、守る必要なし。禁止される筋合いがない。その理由は、こういった教義を作っている存在そのものが無根拠であるから。

エホバの証人組織「ものみの塔協会」のトップである統治体、これらが無根拠、つまり偽者。偽者の作った戒律に従う必要なんてない。従っても何ら利益は得られない。利益どころか、日常生活に支障をきたし、輸血拒否で命を落としたりするので、害でしかない。

エホバの証人の統治体が偽物である根拠はJWの統治体の聖書的無根拠

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『クレヨンしんちゃん』とJW(エホバの証人)について

『クレヨンしんちゃん』

わが家の子供は、『クレヨンしんちゃん』の毛布をほぼ生まれたときから愛用している。もうすぐ小学校という今でも、『クレヨンしんちゃん』の毛布を愛用していて、これが無いと寝られない。

私も妻も、「しんちゃん」がどちらかというと下品なので、あまり好きではない。親としては与えるモノに気を付けたい。

当時、親戚からの貰い物の毛布を捨てるのはしのびなく、「赤ちゃんなので被せといても分からないだろう」と安易に使い始めた。それがいつの間にか、子供本人が手放せなくなってしまった。

とはいえ、私も妻も「クレヨンしんちゃん」の影響を如実に受けていて、それぞれ自分の母親を、下の名前で呼び捨てにしている。子供に悪影響なので子供の前では呼び捨てにしないように気を付けねば。「おい、みさえ」ってアレ。

禁止禁止の制限の代償

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エホバの証人が戒律主義である理由3つ

JWの戒律主義は信者をアブノーマルな方向に走らせる

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』最終12章「不必要な戒律」より。

「律法によらなければ、わたしは罪を知らなかった。例えば、律法が『むさぼるな』と言わなかったら、わたしはむさぼりを知らなかったのである」(ローマ7:7)

まさにこれ。私は小学校に入る前に、性器以外を使ったセックスが存在することを知っていた。それは、エホバの証人の書籍から学んだため。口や肛門を使用したセックスはNGですよと。子供にそんなこと教えるなよ。

エホバの証人の世界では、戒律主義により

裏では醜くゆがんだ欲望によるアブノーマルな世界が繰り広げられてきた

清さを求めるべき宗教の精神態度とは逆効果な結果になった。この行き着く先が児童性虐待の頻発。

とはいえ、ものみの塔幹部が求めていたのは、清さでも救いでも清浄さでも爽やかさでもない。戒律を製作しているものみの塔幹部が欲しかったのは権力や自身の支配欲・自己顕示欲の充足。

信者がアブノーマルに走ろうが汚れようが、子供がアブノーマルな性虐待の犠牲になろうが、ものみの塔の戒律作成側にとっては関係ないということ。組織としての体面が傷つくのを嫌がるだけ。

戒律主義強化の背景には統治体の組織支配の願望があると見て、まず間違いはないであろう。そして、組織としての動機よりは、幹部としての動機、すなわち権力志向の方がより勝っているということ

戒律を多くすれば、組織の権力は強化される

JWが戒律主義である理由その①

ものみの塔幹部の権力志向を満たすため

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信者を酷使するためのJWの戒律

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元JW2世、節分の屈辱の記憶

節分、屈辱の記憶

今日は節分で豆をまいて「鬼は外、福は内」とやるのが日本の習慣。私の小学校の頃はもれなくこの行事があった。かれこれ30年以上前。今でも息子の幼稚園で豆まきがあるので、まだ廃れずにこの伝統が継承されている。

とはいえ、私は小学校の頃、豆まきが出来なかった。理由はエホバの証人という宗教の二世信者だったから。エホバの証人とは通称JWというキリスト教系新興宗教。両親が信者だったので、私ももれなく当然のように二世信者とされた。

戒律が厳しい原理主義で、キリスト教以外の異教由来の行事の一切が禁止。大人から子供に至るまでもれなく。

節分、七夕、七五三、日本古来の行事は全てNG。クリスマス、イースター、バレンタイン、一見キリスト教っぽい行事も宗派が違うので禁止。

他には輸血拒否して死亡する信者がいたり、兵役拒否、武道の禁止、選挙、投票しない、国歌、国旗への不敬意、国家の法は厳守する立場を取りつつも教団の戒律を優先する。といった危険なカルト団体。

かつて子供に体罰を行い、時代の変化に合わせて体罰は隠蔽、教団内は児童性虐待の温床になっている。

つまり、教団内に多少の隣人愛があろうとも(これも今はないか)、エホバの証人は最低最悪な宗教団体。

しかし、二世信者の子供の日常で辛いのは、学校行事への不参加だったり、給食前に合掌せずにJWスタイルで祈らなければならないこと。要は、クラスメイトや教師からの「変り者」という視線が痛い。地味に傷つく。これが毎日なので傷は深く深く、痛みは蓄積されていく。

皆が楽しそうに豆をぶつけあっているのは、もちろん羨ましい。一緒にやりたい、という気持もあるのだが、それ以上に一人見学している恥ずかしさ。

「早くこの時間よ。過ぎ去ってくれ」私はいつもそう思っていた。これがエホバの証人二世の子供だった私の一番の辛かった記憶。屈辱。

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救いのない宗教、エホバの証人

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JW2世のクリスマスの辛い思い出

エホバの証人とクリスマス

明日がクリスマスなので、これから子供たちが寝静まったらプレゼントを枕元に置かないと。子供たちは靴下を吊り下げて寝たけれど、そんな小さな靴下じゃプレゼントは入らないな・・・うっかり寝てしまわないように気をつけよう。

息子は4歳で、まだサンタクロースがいると思っているのかいないのか。手紙で欲しいプレゼントと「ちゃんとお片付けします」と約束を書いていた。幼稚園にもサンタクロースが来たらしいので、まさかソリで空を飛んでくるとまでは思っていないのだろうが。

私の場合は、物心ついた瞬間からクリスマスはこの世の商業戦略だと親に教えられた。だからプレゼントを貰ったことも、クリスマスにケーキを食べたことも一度もない。理由は我が家がエホバの証人一家だったから。

子供の年に一度の楽しみなので、商業戦略だろうが何だろうが、ある程度乗っかってやれば良いのに。本当にエホバの証人はしょうもない細かい所にこだわる。クリスマスはキリストの誕生日ではないとか何とか。どうでも良いです。そんなこと。

クリスマスはプレゼントを交換してシャンパンを飲んだくれる日。それで良くないですか?

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

エホバの証人のクリスマスケーキ

エホバの証人二世にとって苦痛のクリスマス

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阪神・淡路大震災にまつわる、エホバの証人の都市伝説

エホバの証人の阪神・淡路大震災における奇跡体験

エホバの証人社会には、まことしやかに流れる奇跡体験の噂がある。私の子どもの頃、阪神・淡路大震災が起こった。その震災の奇跡体験にまつわるエホバの証人の都市伝説。

被災したとあるエホバの証人の家が崩れてしまった。その家のエホバの証人は、何とか屋根の上に逃げたのだが、逆に屋根から降りられなくなって困り果てていた。

すると、ズシンズシンと巨人が歩いてやって来る。進撃の巨人の一番小さいサイズくらいのやつ。その巨人は、屋根の上で孤立していたエホバの証人を抱きかかえて安全な場所に避難させてくれたという話。

当時、この話を喜んでエホバの証人たちは大人も子どもも言いふらしていた。エホバの証人たちは巨人=み使い(天使)が助けに来たと思っている。正しいエホバの証人であれば、困ったときにエホバが助けてくれるのだということ。

いやいや、突っ込みどころ満載のエホバの証人都市伝説。

エホバの証人の奇跡体験は、あり得ない都市伝説

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誕生日パーティーが禁止のエホバの証人2世

エホバの証人二世の最初で最後の誕生日のケーキ

昔のアルバムを見ていて気付いたことがある。私の満1歳の誕生日、ケーキに立てたロウソクを私が吹き消そうとしている。

私はほぼ生まれながらのエホバの証人だった。エホバの証人は誕生日のお祝いが禁止なので、誕生日パーティやケーキなどは一切許されない。お誕生会を開くのも、他人の誕生パーティーに参加するのも禁止。

エホバの証人二世の子供だった私は、ケーキにロウソクを立てたことなんか無いと思っていた。ロウソクを吹き消した記憶もない。しかし、満1歳の時には平凡に誕生日を祝われていたようだ。

この後に何かが食い違ってしまった。布教活動にやってきたエホバの証人の毒牙にかかってしまう。ささやかな我が家がものみの塔という猛毒に犯されることになった。

元エホバの証人二世がなじめない誕生日のケーキ

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エホバの証人二世の子供がトラウマになる行事とは

エホバの証人の子どもが禁止される夏祭り

私は元エホバの証人2世で、約15年をものみの塔協会というカルト組織で過ごした。両親がフル洗脳されたエホバの証人だったため、私も生まれてから15年間をエホバの証人として生活することになった。

エホバの証人は各種の行事への参加が禁止されている。ものみの塔協会が他宗教の行事すべてを信者に禁じているため。これが私にとってトラウマになっていて、息子が学校の行事に参加する度に昔の辛い記憶がフラッシュバックする。

最近だと七夕祭り。エホバの証人は七夕も禁止なのだ。夏祭りももちろん禁止。この時期になると、子どもの頃の夏祭りの苦い記憶がよみがえる。

短冊に願い事を書くと叶う理由~七夕禁止のエホバの証人

私が小学校に入る前のこと。同じアパートに住んでいた同年代のトシ君が私をお祭りの屋台に誘いに来る。トシ君は真新しい青いハッピを着ていた。私が家を出ようとすると、母親が「絶対にダメ」だと言い出す。泣く泣くトシくんに行けないと告げ、自宅でしょぼんとしていたものである。

この頃は、まだエホバの証人の教義が私の頭に入っておらず体にも染み付いていなかった。しかし小学生の高学年にもなれば、宗教色のある行事はエホバの証人にとって禁止事項であるということを重々理解していた。

学校で行われる節分やクリスマスなどの行事の度に、何度も悲しく恥ずかしい残念な思いをしていたからだ。

エホバの証人の子供の悲しい運動会

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