エホバの証人2世被害者は、箸を正しく持てるのか?

エホバの証人2世は箸をきちんと持てるのか?

宗教2世被害者は箸をきちんと持てるのか

「エホバの証人2世って箸を正しく持てますか?」という質問を、ブログ読書さんから頂いた。

某宗教2世被害者の箸の持ち方が酷く、その理由が親が宗教にかかりっきり。代わりに2世信者本人が家族の面倒をみなければならず、箸の持ち方どころではなかった。という被害者本人談をお聞きになったそうで。

この点、エホバの証人はこらしめという体罰で子どもを縛っている。「箸の持ち方も体罰でしつけるので、前述の某宗教2世とは違い、箸をちゃんと持てるのではないか?」という仮説を持たれている様子。

結論から言うと、エホバの証人の2世被害者だから、箸がきちんと持てる持てないというのは無い、と思われる。

その宗教特有の儀式で頻繁に箸を使うというのなら話は別だが、そうでないのなら、この宗教の2世信者だから箸を持てないとか、あの宗教の2世被害者だから、この生活習慣ができないというようなモノは無い。

体面を気にするエホバの証人

“エホバの証人2世被害者は、箸を正しく持てるのか?” の続きを読む


ものみの塔の子ども向けカレブ動画の問題点を指摘する

エホバの証人の子ども向け洗脳動画

エホバの証人動画のカレブとソフィアの目が虚ろな理由

昨日の記事の続き。ものみの塔製作の子ども向け洗脳用動画「カレブとソフィア」を見て気付いた点。

登場人物の目がときどき虚ろになる。これは見事に信者たちの特徴を捉えている。よくできてる。極めてリアリティーのある表現。ときどき、子どものカレブの目まで虚ろになる。

いやいや、そこまで再現してどうするの?

昔から、ものみの塔の宗教本にはオカルトの隠し絵があった。そのひとつの目的は、誰かが信者を面白半分にからかって遊んでいるためだと、私は考えている。

「このオカルト隠し絵、気付けるかな?そもそもお前たち、騙されているんだぜ」と。このエホバの証人の子ども向け動画も同様。

「カルト信者諸君、君たちは精神を苛まれて、こんなに虚ろな顔つきをしているんたぜ」と。

しかし、今回カレブ動画を見ていて、これは製作者側の良心の呵責によるものなのではないかと思い始めた。

子ども向けに、まさに子ども騙しの有害動画を製作するというのは相当な巨悪。さすがにクリエーターも良心の呵責に苛まれた。せめて登場する信者の顔つきを虚ろにすることで、カルトに対する警告を発している。気持ち悪がって見るのやめてくれと。

もしくは、ときどき虚ろな目つきになるのが、既にエホバの証人のスタンダードなのか?よって動画の方もそれを踏襲している。「正しいエホバの証人は皆、目が虚ろ」って。・・・そんな宗教やめちまえよ。

ものみの塔協会がオカルトシンボルを出版物に隠しているのはギャグ

ものみの塔協会のオカルトシンボル~記憶にあった3枚の挿絵

ものみの塔の子どもに対するマインドコントロール手法

“ものみの塔の子ども向けカレブ動画の問題点を指摘する” の続きを読む


エホバの証人(JW)信者の脳内がヤバい理由、悪化の一途

エホバの証人のヤバい脳内

エホバの証人の子ども、聖書から小噺スクールの罠

エホバの証人(JW)の子どもに生まれて良かったことってあったのだろうか?と考えた。何か一つでも。

ない。一切、認めない。

総合評価では、間違いなく「生まれがエホバの証人の家庭」というのは、マイナス。さらに、個々の事例で見ても、良かったことなど何一つない。

例えば、子どもの頃から演台で話す練習を強制されたおかげで、話し方が上手くなった、なんて話をよく聞くけど、これは私には当てはまらない。

エホバの証人には、「神権宣教学校」(今はこの呼び方じゃなくなったらしい。何なんだろ?スクール?レッスン?)という布教練習用の学校がある。

その「エセ学校」で「割り当て」という実技訓練の順番が回ってくる。初級編は演台から聖書朗読と小噺で5分。

私は初級編をやっている段階で、この「エセ学校」を自主退学したので、上達も何もない。大勢の前で話すのは最初から嫌いだったし、このスクールで余計に嫌いになった。

「割り当て」後に、大人の信者から褒めまくられるのだけど、これも嫌で仕方がなかった。決まった範囲の聖書朗読と子どもの考えた小噺、しかも親の検閲が入っている。オチもひねりも何にもない退屈な話。それを聞かされて良い大人が

「素晴らしい、感動しました」って、あり得ないでしょ。バカだろ。

この件については、ずっと口から出まかせの、おべっかだと思っていたのだが、実はそうでもないということに脱会直後に気付いた。

ほとんどのエホバの証人にとって、何のひねりもない聖書の教訓トークが心地よく感じる。予定調和こそがエホバの証人にとっての快感。何十年もエホバの証人をやっている間に小難しいことを考えられなくなったり、元来の頭のレベルがその程度だったり、ということ。

そして、このエホバの証人の布教学校のデメリット。教える側がド素人の信者。ロクな社会経験もない素人の信者が話し方の総評をする。ダメな師に教わればダメになるのは当然。

エホバの証人、思考停止状態

エホバの証人の脳内がヤバい理由

“エホバの証人(JW)信者の脳内がヤバい理由、悪化の一途” の続きを読む


エホバの証人2世=モンスター?暴力と虐待は連鎖する

エホバの証人2世が心に抱える狂気

脱会意志の無い現役エホバの証人と交際すべきでない理由

昨日までの記事の続き。交際した相手がエホバの証人という宗教の2世信者だったらどうしようか?という話。

エホバの証人というのは、キリスト教を自称する新興宗教。生まれてから脱会するまで自由を奪われ続けた元2世信者の私の見解では、エホバの証人は完全なカルト。近づかないに越したことはない。

よって交際相手としては不適切。本人に脱会意志が無いのなら別れるべきというのが、私の意見。

目を覚まさせて救ってあげたいというのなら、心の底から応援するけど、そんな心優しい人が、そこまでして自分を傷つける必要があるのだろうかとも思う。触れない方が、知らない方が幸せな闇の領域がこの世界にはある。その闇がエホバの証人。

というわけで、すべてのケースに当てはまるわけではないが、脱会意志の無い現役エホバの証人との恋愛関係を解消すべき理由をあげている。

『解毒』~エホバの証人のDV事件から得られる教訓3つ

『解毒』~エホバの証人夫婦の離婚率が高い原因とは

エホバの証人2世=モンスター

“エホバの証人2世=モンスター?暴力と虐待は連鎖する” の続きを読む


人生を心底楽しめない元エホバの証人2世、脱却と癒し

心から何かを楽しむスキル

「心底楽しめない」エホバの証人の人生

私は、生まれながらのエホバの証人という宗教の2世信者だった。エホバの証人というのは、自称キリスト教系の新興宗教。2世信者というのは、親によって宗教を強制された子どものこと。

エホバの証人の子どもは親によって四六時中、宗教活動に引きずり回される。そのため、心から楽しんで遊ぶことができない。大はしゃぎすることができない。

遊んだ後には、エホバの証人の集会や布教活動が待っている。暗くなって、疲れ果てるまで遊ぶことはできない。

恐ろしいことに、この「心底楽しめない」傾向は、20年以上も私の中に宿っていた。40才手前になっても、14才でやめたエホバの証人2世の頃の記憶が無意識下に刻み込まれている。

ハメを外して大宴会という雰囲気になると、なぜか罪悪感を覚えていた。その後、完全に酔っぱらってしまえば罪悪感も吹き飛ぶのだが、それは自分の感覚を酒で流し去っているだけ。

20代の頃でもそうだった。パチンコで有り得ない大当たりの連チャンが来て、

自身の楽しさが最高潮に達すると、何かいけないことをしている気がしてくる自分はこんなに楽しんではいけない、こんなに恵まれてはいけない。

そんな気持ちになる。なぜか?元エホバの証人2世だから。

本当にエホバの証人ってろくなもんじゃないと思う。何かを心から楽しむ一瞬こそが人生の醍醐味のひとつなのに、それができなくなってしまった。

元エホバの証人2世、節分の屈辱の記憶

エホバの証人2世のクリスマスの辛い思い出

元エホバの証人、30年目の癒しの要因

“人生を心底楽しめない元エホバの証人2世、脱却と癒し” の続きを読む


神社に、何回も行こう。エホバの証人の禁止事項からの脱却

神社に、何回も行こう

有害なエホバの証人の戒律

エホバの証人には禁止事項が多く、特に子どもはその影響を激しく受ける。私みたいに、生まれながらのエホバの証人の2世信者だと、さらに顕著。悲惨。

2世というのは、宗教2世信者のこと。保護者の宗教を強要された子ども。

エホバの証人の禁止事項としては、心霊的なもの、神社・寺など異教のモノへの参拝。厳禁なのは輸血、などなど。無数にある。この厳しい戒律がエホバの証人を社会から隔絶し、2世信者の子どもは学校での日常生活に支障をきたす。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

これらの戒律は全て無根拠なので、守る必要なし。禁止される筋合いがない。その理由は、こういった教理を作っている存在そのモノが無根拠だから。

エホバの証人組織「ものみの塔」のトップである統治体、これらが無根拠、つまり偽者。偽者の作った戒律に従う必要なんてない。従っても何ら利益は得られない。利益どころか、日常生活に支障をきたし、輸血拒否で命を落としたりするので、害でしかない。

エホバの証人の統治体が偽物である根拠はエホバの証人の統治体の聖書的無根拠

エホバの証人が脱会後も戒律に縛られる理由

“神社に、何回も行こう。エホバの証人の禁止事項からの脱却” の続きを読む


『クレヨンしんちゃん』とエホバの証人(JW)について

何でも禁止されるエホバの証人の子ども

『クレヨンしんちゃん』

わが家の子どもは、『クレヨンしんちゃん』の毛布をほぼ生まれたときから愛用している。もうすぐ小学校という今でも、『クレヨンしんちゃん』の毛布を愛用していて、これがないと寝られない。

私も妻も、「しんちゃん」がどちらかというと下品なので、あまり好きではない。親としては与えるモノに気を付けたい。

当時、親戚からの貰い物の毛布を捨てるのはしのびなく、「赤ちゃんなので被せといても分からないだろう」と安易に使い始めた。それがいつの間にか、子ども本人が手放せなくなってしまった。

とはいえ、私も妻も「クレヨンしんちゃん」の影響を如実に受けていて、それぞれ自分の母親を、下の名前で呼び捨てにしている。子どもに悪影響なので子どもの前では呼び捨てにしないように気を付けねば。「おい、みさえ」ってアレ。

禁止禁止の制限の代償

“『クレヨンしんちゃん』とエホバの証人(JW)について” の続きを読む


エホバの証人が探す人生の真理、そんなモン自分で考えろ

人生の真理

親の価値観強制に耐えるには・・・

私より先に同級生がエホバの証人のバプテスマを受けた。これを熱心なエホバの証人だった両親に比べられ、まるで私の方が劣っているかのように言われた。この話は、昨日の記事「エホバの証人の優劣を決めるバプテスマ」にて。これは宗教2世のあるあるかと。

親の価値観強制という無情な行為に、私は少年ながらに傷つきつつも、実は割と平気だった。

それは、既に自分の価値観を構築していたから。

バプテスマ同級生は田舎の朴訥な少年。しかもくそ真面目なエホバの証人。私の価値観では激ダサ。こうなると比べられても、何とも思わない。親の期待に応えられないのはどこか物哀しいが、もはや仕方がない。

私は、ハルマゲドンまでを短く太く、カッコ良く生きる。そのため、いち早くエホバの証人をやめる。そう考えていた。今でもこの考えはそんなに変わっていない。

とどのつまり、人生の真理はこれ。

自分の価値観に沿って、カッコ良く生きる。カッコ良いというのは見た目だけでなく、楽しそうに生きている奴は皆カッコ良い。楽しめばいい。人生楽しく生きた者の勝ち。

自分で考えるのをやめ、親やものみの塔協会、神エホバ(中学生の頃はこの暴虐神の存在を信じていた)の言いなりになって生きるのは、ダサい。

ダサいエホバの証人の同級生が受けるバプテスマなんて愚の極み。激ダサの極地。いくら親が望もうがそれは勘弁。

人生の真理とは?そんなモン自分で考えろ

“エホバの証人が探す人生の真理、そんなモン自分で考えろ” の続きを読む


エホバの証人の優劣を決めるバプテスマというギャグ儀式

エホバの証人のギャグ儀式、バプテスマ

エホバの証人14才のバプテスマ

古いアルバムを見ていて、発見した写真。

海パン一枚で、風呂オケみたいなプールに下半身だけ浸かっている同級生の男の子。14才の秋。片手で鼻をつまんで、その手の手首をもう片方の手が掴む。目を閉じてうつむき気味。何かに祈っているかのようなポーズ。

写真は連続して撮られていて、中年の男性が同級生の全身を水に浸そうとしている。中年男性のほうは、海パンに上半身はなぜか白い肌着。

場所は室内で、背景は汚い打ちっぱなしの壁に大きなベニヤ板が貼りついている。場末感ただよう薄暗さ。

周囲に何人かの男女がいて、中には水着の女性も。風呂オケみたいなプールから上がってくる同級生を、その場の皆が拍手で迎えている。

これはエホバの証人のバプテスマという宗教儀式の一コマ。本人たちにとっては神聖なはずなのに、バプテストは昭和のオッサンみたいな白い肌着だし、場所は何だか汚らしい。ツッコミどころは多い。ほとんど冗談。

エホバの証人というのは自称キリスト教系の新興宗教。日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が代表格になっている。

バプテスマとは、洗礼とか浸礼とか言った方が分かりやすい。エホバの証人がバプテスマを受けると正式な信者と見なさされる。バプテスマ以降、身内の信者からは「兄弟・姉妹」と呼ばれる。

私みたいに両親がエホバの証人で、生まれつきのエホバの証人の子どもがひとまず目指すのがこのバプテスマ。献身の儀式。身も心も「ものみの塔」に捧げますという誓いの表明。

ものみの塔はハルマゲドンという終末を予言している。清く正しいエホバの証人でなければ、この終末の日に神エホバに殺される。ハルマゲドンさえ生還すれば、エホバの証人には永遠の命が授与されるというウソ設定。

この永遠の命欲しさに、エホバの証人は布教活動を行い、ものみの塔に寄付金を捧げ、宗教活動に心血を注いでいる。その決意表明となるのがバプテスマ。

エホバの証人の洗礼~バプテスマという献身の儀式に関する2つの誤解

エホバの証人のバプテスマとは

親に比較されるエホバの証人の子ども

“エホバの証人の優劣を決めるバプテスマというギャグ儀式” の続きを読む


腕力に訴えてモノゴトを解決するエホバの証人、無根拠な格闘技禁止

腕力に訴えるのはエホバの証人の専売特許

格闘技禁止、エホバの証人の子ども

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』11章「格闘技と平和の精神」より。

日本に蔓延するカルト宗教「エホバの証人」。私はその2世信者だった。2世信者というのは親の信仰を強制される子どものこと。エホバの証人は、日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が統括的な運営を行っている。

エホバの証人には禁止事項が多く、戦闘的なこと全般が禁止。兵役から武道まで。学校に通う子どもにもこの影響が出る。格闘技の授業は禁止だし、運動会の騎馬戦なども参加できない。中には進級できず退学になった生徒も存在する。

私も中学生のときには柔道の授業を見学するはめになった。エホバの証人だからという、とんでもなく恥ずかしい理由で。

中学3年生のときにはカルト信仰を断ち切っていたので、数回柔道の授業に参加。しかし、親に柔道着は買って貰えなかったので、友人のを借りた。

他人の汗臭い柔道着を着るのはイヤだったので(貸して貰っておいてひどい言い分ではある・・・)、後半はサボり気味に。宗教問題児が普通の問題児になってしまった。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

エホバの証人2世が剣道事件で失った貴重でかけがえのないモノ

エホバの証人が格闘技禁止の理由

“腕力に訴えてモノゴトを解決するエホバの証人、無根拠な格闘技禁止” の続きを読む