エホバの証人の子どもについて、児童相談所「189」に通告

エホバの証人の子供を見かけたら、「189」へ通告を

エホバの証人の集会に子どもが参加させられている件を児童相談所に通告した。きっかけはTwitterで小学生やら幼児がエホバの証人の集会に参加させられているという投稿を見かけたから。中学生というのもあった。

いまだにそんな地獄にいる子どもが存在するとは・・・21世紀になってもう20年以上も経つ。この国は、子どもの人権後進国ですか?

私自身が90年代半ばにエホバの証人から足を洗って、それ以降、エホバの証人活動をさせられている子どもを見たことが無かった。あの辛酸をなめ、苦渋の日々の中にいる子どもが、まさか現代に存在しているとは。

ということで本日昼間、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」へ電話。

  • 通話料は無料
  • 匿名相談も可能

管轄地の担当につながるまで、少し待たされるので時間に余裕のあるときに。

結論から書くと「エホバの証人の集会に子どもが参加しているだけで児童虐待に当たるかは微妙」とのこと。さらに各児童相談所によって判断・対応が異なる場合もある。とはいえ

「違和感を覚えたら、電話して欲しい」とのことだった。調査する可能性は充分にあるということだった。

今回はTwitterで見かけただけなので、どこで起こっている事件か分からないので対応しようがないが、自分で見かけたときには「189」へ通報を。門前払いされることはなさそうだ。

本日の報道より、エホバの証人の子どもを見かけたら児童相談所へ即通報を

エホバの証人に関わるだけで、子どもは不利益を受ける

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エホバの証人の集会部屋、恨みと無念の集積地で・・・

自宅でエホバの証人の集会が開かれる恐怖

容疑者の41才という年齢について考えられること

昨日の記事に続いて、YAHOO!ニュースから。

宮台真司さん襲撃犯、死亡したのは「エホバの証人」集会所だった!近隣住民が見ていた“事件直後の異変”

容疑者の年齢は41才、安倍元首相暗殺の山上容疑者と近い。私とも近い。この年代って何かあるのか、と考えざるを得ない。

まず考えられるのは就職氷河期。カルト宗教が、ただでさえ厳しい就職活動の邪魔をしたということは充分に考えられる。そこから事態を悪化させ、道を踏み外す。

あとは、親世代がカルト宗教に堕ちやすかったりするのかということ。親世代は団塊の次の世代。総中流化とバブルの中で感じた孤独や違和感を埋めたのがカルト宗教だったのか。ここは一概には言えない点で考証も難しい。

現時点での事実は次のことだけ。

社会のひずみの影響を受けた者が、暴力で発散させる悲劇が連続して起きた。今回の2件の事件に関しては、その社会のひずみの主要因がカルト宗教である可能性が高い。

元エホバの証人の無念と恨みが積もった集会部屋

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自身の利害を守るため、過去を変えたいエホバの証人組織

自身の過去をコントロールしたいエホバの証人組織

エホバの証人という宗教団体は世間の常識とかけ離れている。これに教団内部の人間も気付き始めたのが、子どもに対する虐待の件。

私の実体験としてエホバの証人2世信者だった子どもの頃、しこたま屈辱的な体罰を受けた。エホバの証人は組織として児童虐待を推奨している。懲らしめと称して「物理的に体罰を与えることが必要」と、クッキリハッキリ公式サイトに書いてある。

この公式サイトはエホバの証人組織そのものと同様に、信者の崇拝対象になっている。そのため、一信者が公式サイトを否定したりないがしろにすることはない。背教者扱いされるから。

以前に、エホバの証人の日本支部に「体罰を推奨しているか」と質問したことがある。その際、エホバの証人の電話番は明確に答えはしない。「公式サイトを見てくれ」としか言わない。

その公式サイトに体罰が必要だと書いてあるのだから、ものみの塔聖書冊子協会は体罰推奨協会であることは間違いない。しかも、現在進行形で。

しかし、体罰推奨協会と世間の常識との乖離が明らかになり、「体罰をしていた親がいたとすれば残念なことだ」とする発言が、教団広報から出てきた。

基本的にエホバの証人は組織のマインドコントロール下にあり、一般常識とかけ離れた思想を抱いている。しかし、世間との軋轢が大きくなり過ぎると、組織そのものの維持存続にも関わる。

そのため、子どもには体罰上等のエホバの証人教理をなかったことにしたいという意思が垣間見られる。

組織の利害に明るいエホバの証人もいる

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カルト宗教2世の子どもの本質的な救済とは何か・・・?

カルト2世でありつつカルト擁護者、その根底にあるもの

今年2022年最後の記事になるが通常運転。読んでいただいた方々、一年お世話になりました。

今年は7月に元宗教2世が起こした安倍元首相銃撃事件、年末に厚生労働省より宗教2世問題のガイドラインが出るという報道があり、カルト宗教2世問題には動きのある年になった。来年こそは、ものみの塔が圧倒的に傾くさまを見たく。

昨日の記事でカルト宗教2世問題に対するカルト擁護派批判をした。批判というより、いまだマインドコントロール下の被害者なので救済対象に近いと書いた。

その被害者たちのカルト擁護の主張は以下のようなもの。

  1. 親が果たして子どもが死ぬまで信仰を強要するのか。自分や自分の周囲はそんなひどい目に遭っていない
  2. ある程度ものごとを考えられる年齢になったら、自分の意思でやめられるはずだという自己責任論

この話の根底にあるのが、マインドコントロールと愛情。

いまだカルトのマインドコントロール下にあるので、人生を奪うカルトを簡単に擁護してしまう。そして、カルト親に対する愛情から、親の信仰するカルトそのものの完全否定ができない。

カルト親は、生死の危険が及ぶ領域まで子どもを追い込む。エホバの証人の子どもの輸血拒否での死亡。複数の事件がそれを証明している。

現在は輸血拒否事案に関しては親権が停止されるから子どもが死ぬことはない。だから生死に危険が及ばない?いやいや放っておいたら、エホバの証人は子どもを殺すから親権を強制停止しているんだよ。

『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』~偶然サバイバルした者の務め

一定の年齢になったら自分の意思で辞められるはずだという自己責任論。そりゃそうだけど、ある程度大きくなるまでの虐待は見過ごすのかという話。

ある年ごろになるまで虐待を受け自主性を奪われれば、自分の意思を行使できる年齢になる頃には自分の意思を失っている。凶悪虐待者が愛する、愛されるべき親であるという矛盾。それにカルトのマインドコントロールが絡む。

たまたま自分の意思でやめられたからって、誰もが同じように脱会できると思うのは大間違い。

それを、いつでも自分の意思でやめられるのだから、とカルトを擁護しているようじゃ、まだカルトのマインドコントロール下にある。カルト擁護者こそ救済されるべき被害者状態から脱却できていない。

カルト2世信者の本質的な救済のために

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カルト宗教2世問題は生死に関わる問題、カルトに擁護の余地は一切ない

カルト宗教2世が信仰を拒否するためには死しかない

『カルトの花嫁』あとがきから。カルト宗教2世問題について端的にまとめられいる。

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親の力を借りなければ生きていけない年齢の子どもからしてみたら、それを拒否するということは生死に関わる大問題

それというのはカルト信仰のこと。低年齢の子どもに信仰を拒否するという選択肢はない。拒否すればカルト親に養育を放棄され死ぬ可能性があるし、生き続けているあいだはカルト親が信仰を強要してくる。

カルト信仰を拒否するためには、死を覚悟するしかない。自ら死ぬか、親に捨てられて死ぬか。こんな状態がまかり通っている国に、信教の自由が云々というのは笑わせてくれる。

幸いなことに、エホバの証人などのカルト宗教を子どもに強要することは虐待にあたる、というガイドラインが厚生労働省により作成されているという一報があった(2022年12月)。

虐待と認められたところで、虐待から救われるか否かは別問題。本質的な解決は完全悪であるカルトを根源から断つしかないのだが、このガイドラインが大きな一歩であることは間違いない。

エホバの証人の「ハルマゲドン」は事実無根の妄想であると、国が認めた

宗教2世のカルト擁護派はマインドコントロールを疑うべき

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大人のエホバの証人も心理的虐待下にある被害者、救済対象

大人のエホバの証人も心理的虐待下にある

昨日の記事で、エホバの証人の「ハルマゲドン」は事実無根の妄想であると、国が認めたと書いた。

カルト教団「エホバの証人」の予言ハルマゲドン到来が事実ではないというのが国の公式見解。となると、子どもだけを心理的虐待や恐喝から守るだけでは足りない。

「事実無根のハルマゲドンで滅ぼされる」と恐喝され、財産や人生を搾取されている大人のエホバの証人信者も救出する必要がある。つまり、

「聖書を無料で学べます」って駅前に立っているエホバの証人たちは心理的虐待下にある。ものみの塔協会により、「信仰しないとハルマゲドンで滅ぼされる、神に殺される」と脅されている。救済の対象。

エホバの証人組織は、信者を「ハルマゲドン」で脅し人生を搾取する集団。お取り潰しされるべきカルト教団。

本日の報道より、エホバの証人の子供を見かけたら児童相談所へ即通報を

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エホバの証人家族と縁を切る方法、住民票の閲覧制限

エホバの証人家族との縁の切り方

『カルトの花嫁』9章「自己破産して生き延びる」。この章で、著者はいまだにカルトの支配下にある母親と物理的に縁を切る。

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著者の母親は

信仰のために家族がばらばらになって、誰一人として幸せになれてもいないのに、それから抜け出せない

状態。どのカルト被害者もこれと同じで、人生を良くしたい、抱えている家族問題を解決したいという、当初の入り口をすっかり忘れてカルトの言いなりになる。

この世で最も汚らしいカルトの教理を唯一神聖だと思い込む。そうすることで、不甲斐ない現実から逃げている。

この母親と物理的に縁を切るために、著者は住民票に閲覧制限をかけようとする。従来は宗教による家族関係にはこの制度が該当しないとされてきたのだが、著者はこの壁を超えた。

住民票の閲覧制限は、警察、配偶者暴力相談支援センター、児童相談所の意見を聞き、各地方自治体が決定する制度。ということは、各機関の判断があれば、あとはお役所仕事。いずれかの専門機関が

「児童虐待及びこれに準ずる行為」として認められれば

カルト家族と縁を切ることができる可能性がある。

エホバの証人の場合は、いまだに公式サイトで体罰が必要でしょうと書いているので、ここのハードルは低い。

エホバの証人家族が実際に子どもに体罰を加えた加えないの話ではなく、体罰を現在進行形で推奨している宗教に入っているというだけで住民票の閲覧制限をかけることができる可能性がある。

ものみの塔聖書冊子協会に電凸した話の続き、体罰推奨協会

大人のエホバの証人が子どもに与える悪影響は計り知れない。子どもにとって大人の言うことはすべて真実に映るし、考え方も大きく影響される。

「ハルマゲドンがー」とか、「復活がー」とか「サンタクロースはいない」とか言ってしまう愚かな大人を子どもたちに近づけるべきではない。

サンタクロース否定が愚かな理由は、エホバの証人とクリスマス、子どもの夢を奪うカルト

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水道水に毒を混ぜれば毒になる、ものみの塔の宗教本は毒

ものみの塔の宗教本は毒

連日、ツッコミをいれているエホバの証人の『あなたの家族生活を幸福なものにする』という宗教本。

あなたの家族生活を幸福なものにしないエホバの証人

「体罰必要」だって、21世紀の今も声を大にして言ってみろよ、ものみの塔。

昨日の続きを読んだのだが、全然頭に入ってこない。時おり、当たり前なことをさも特別な知識のようにぶっこんでくる。全否定できれば楽なのだけれど。

とはいえ、子どものウソを許さない、テレビを見せすぎない、子どもとの時間をとるなんて、当たり前なことばかり。そんなことはどんな子育て本にも書いてある。

ものみの塔の宗教本は、こういう当たり前なことのなかに危険なカルト思想を紛れ込ませてくる。

輸血拒否とか終末思想とか、家族より教団内信者や神との関係を優先しろ、何もかもを捧げて献身せよ、なんてのも同じ方法でねじ込んでいるのだろう。

水道水に毒を混ぜれは、その水は毒になる。ものみの塔の宗教本はまさに毒。

ものみの塔が推奨する精神的児童虐待

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「体罰必要」だって、21世紀の今も声を大にして言ってみろよ、ものみの塔。

カルトが子どもの教育を語るな

今も昔も体罰大好きものみの塔

エホバの証人の『あなたの家族生活を幸福なものにする』という宗教本。昨日の記事でも書いたが、要注目は10章「愛をもって懲らしめる価値」。

この有害書籍は、現在もエホバの証人の公式サイトに掲載されている。ものみの塔の日本支部に電話して質問すれば、「公式サイトを見ろ」と言われる。よって、この有害本がエホバの証人の現在進行形教理と考えていい。

ものみの塔聖書冊子協会に電凸した話の続き、体罰推奨協会

家族生活を決して幸福にしないこの有害本は、ツッコミ所満載。とりあえず指摘しておく。

カルトが子どもの教育を語るな、と言いたい。神々しいまでに純粋な子どもに対して、素人がおこがましくも口を出すなと。教育や子育ての研究をしている人がきちんと存在するわけで。そういった人の書いた本を読むとか、話を聞くとか、動画を見るとか。

この有害本の10章、出だしから物言いをつけたい。

すなおで愛らしく行儀の良い子供は偶然の所産ではありません。手本と訓練によって作り上げられるのです。

まず、子どもはすなおで愛らしく行儀が良くないといけないの?そんなの個性であり、子ども一人一人が違うでしょ。

さらにものみの塔は、手本と訓練で子どもを作り上げるつもりらしいけれど、子どもをペットか何かと勘違いしてませんか?

2節目。ここで体罰批判の風潮を真っ向批判。この本は前世紀の本だけど、

21世紀の今も声を大にして言ってみろよ。ものみの塔。「体罰必要」だって。エホバの証人に公式サイト崇拝者さんたちよ。

だって体罰批判は

エホバ神の助言と真っ向から衝突

するんだろ。

ソース不明の引用といい加減表現のものみの塔宗教本

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『ザ!世界仰天ニュース』の宗教2世は、エホバの証人2世

テレビでエホバの証人2世問題が・・・

テレビから流れる極悪エホバの証人ワード

『ザ!世界仰天ニュース』で宗教2世問題が放送されたとのこと。Twitter情報。
テレビを全く見ないので、当然のごとく見逃す。TVerで見れたので視聴。

宗教名が放送されないのだが、エホバの証人で間違いない。この本『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』が題材となっている。宗教名を明かして訴訟になるのを避けているのだろうか?

番組自体は短い尺の中で、現実がよく再現されていた。主人公の家族構成が説明されず、言葉足らずな部分はあったが。そして、体罰と児童性虐待、輸血拒否については触れられず。

出だしの子どもをダシにした布教活動のシーンを見て、胸が絞めつけられる。まさに自分もああだった。エホバの証人の子どもは騙され、もしくは強要されてカルト勧誘の共犯者にされる。カルト親に愛されたくてカルト勧誘という罪を犯す。

奉仕、集会といった極悪エホバの証人ワードが流れる。それを耳で聞くと鳥肌がたつ。強烈な嫌悪感。そして、罪悪感。

『ザ!世界仰天ニュース』エホバの証人2世番組の内容

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