エホバの証人の洗脳とは
私は、ほぼ生まれながらにしてエホバの証人2世として育てられた。エホバの証人2世というのは、親がエホバの証人である2世信者のこと。エホバの証人は、強制的に自分の子供をエホバの証人にする。
私は14才になる年に、自分の意思でエホバの証人をやめた。しかし、この段階でエホバの証人による洗脳は解けていなかった。
天には全知全能、天地を創造した神エホバがいて、地上の堕落に憤りを覚え、ハルマゲドンという終末を予定している。その終わりの日を生き残るのは、真面目なエホバの証人だけ、という冗談みたいな教理。
しかし、私はこのトンデモ教義に洗脳されていた。生まれながらにして、繰り返し、繰り返し教え込まれると、体中に染みつき妄信してしまう。
これがエホバの証人による洗脳。20才を過ぎても私の洗脳は解けず、いつか来るハルマゲドンで滅ぼされる覚悟をしていた。
この頃の私は、いかにエホバの証人的生き方をしないかということを第一にして生きていた。不特定多数の異性と交際し、ギャンブルに明け暮れ、ヘビースモーカーだった。過度の飲酒で内臓ごと吐き出しそうになったことが何度もあった。
エホバの証人をやめた後でもつきまとう罪悪感
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