ヤマギシ会の中とは・・・
『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』より。ヤマギシ会2世の体験談。
この記事の続き。前回の記事で、ヤマギシ会の中が作られたユートピアになっていることに触れた。しかし、
ヤマギシ会のなかもいろいろあるわけで、脱走者がいたり、不審死があったり、引きこもってるような子がいたりする。あとは、子どもたちのあいだでも精神疾患みたいのにかかっている子がいたり。小学校五年生、六年生になってもおねしょをしてる子がいたり、物が盗まれたり、髪の毛むしり取ってる男の子がいたり、片腕のない子がいり、そういうのがいっぱいあった
この世の地獄じゃん。既にユートピアですらない。特に理由もないのに、子どもを親から引き離して生活させることに、メリットがあるわけがない。
結果、ヤマギシ会を出たとしても
外での生き方がわからないんです。関わり方とかも対応の仕方もまるで村と違うので
という状態になる。あえて、社会不適合者を作り出している。外の世界に柔軟に対応されても困るのだろうが。
ヤマギシズム学園じゃなくて、例えば地域の更生施設でも保護施設でも、ともかくちゃんと普通にお金を稼いで、社会で生きていく方法を教えてくれるところに10代の頃に行っていれば
良かったと体験者も書いている。ヤマギシ会である必然性が全くなかった。
溜まりっぱなしは不健康
“宗教2世のわだかまりや後悔、発散しないで溜まりっぱなしは・・・” の続きを読む