怪しげ・不確かなエホバの証人の真理
私がエホバの証人(JW)をやめる頃には、教団の言っていること全てが正しいわけではないと、思い始めていた。1990年代の中頃、14才のとき。生まれながらの14年に渡るエホバの証人生活に終止符を打つ直前のこと。
エホバの証人の王国会館(集会所)は、明らかに不完全で欠陥のある人間の集まりだった。演壇に立って話す演者もバカに見えて仕方がなかった。彼らの口から、一言一句に不備の無い真理が伝えられているとは、どうしても思えなかった。
このような不完全な集団がハルマゲドンを通過し、完全な人間に生まれ変わるというのが、エホバの証人の教理。それにしても、不完全すぎないかというのが私の印象。
四肢に障害があったり、とんでもない肥満だったり、子供にしてもアトピーのような病気がちだったり、極端に学校の成績が低かったりという集団。単純に恵まれない人々が集まって傷を舐め合っているだけ。極端に性格が悪かったり、変り者だったり、噂話好きだったり。
しかし、そういった人々を救うのがキリスト。
それでも、エホバの証人の王国会館で伝えられることの、全てが真実ではないという気がしていた。出来損ないの講演者によって伝わり方が変化したり、思い込みの注解がされたりすることで、真理が捻じ曲げられていると感じることがあった。
また、教団そのものが間違ったメッセージを発信している、と感じることがあった。教団発行の宗教本にあからさまに矛盾があったり、突っ込み所があったりする。
14才の頃に覚えていた違和感、これらが解消されるのは、まだ先のことだった。
予言をハズしたときの保険
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