子育てを間違った、エホバの証人のダメ親のやり直し方

エホバの証人親のやり直し方

エホバの証人親の間違った教育方針

私の両親は、ものみの塔協会の言うとおりに私を育てていた。そして、その子育てが、完全に絶対に間違いのない方法だと信じ切っていた。理由は、ものみの塔のマインドコントロール下にあったから。

両親は、エホバの証人でない親戚やクラスメイトの親について、あからさまに批判することがあった。判断基準は、ものみの塔の指導する方針にのっとっているかいないか。たったそれだけ。

現在の私が、実際に育児をしていて考えるのは、子育てに正解などないということ。子どもにとってそれぞれ適切な手段があるし、親の経済・精神状態にもよる。逆に、

何も考えず、ものみの塔の言うとおりに子育てしていれば大丈夫、というのは軽率。安易に安心できて楽なので、マインドコントロールされている信者はこの状態を心地よく感じる

エホバの証人の鞭という体罰は、有害でしかない

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エホバの証人をやめたあとの反動、自由な生き方とは・・・

元エホバの証人2世の本当に自由な生き方とは・・・

禁止事項の多いエホバの証人2世の反動

私は14才の時に自分の意志でエホバの証人をやめた。しかし、その後の人生は停滞することになった。その原因は何だったのか考えてみた。

エホバの証人2世だった頃は、過剰に抑制されていた。あれもダメ、これもダメ。すべてものみの塔の戒律に従って制限された。テレビも見られなかったし、ゲームは絶対ダメ、男女交際なんて永遠に禁止だった。

エホバの証人をやめて、その制限から自由になった。すると私は、何もかもを手に入れたいと思い始めた。何でも手に入れなければならない。ナンバー1にならなければならない、という思いに駆られる。

ありとあらゆるテレビ番組と映画を見なければならないし、本もゲームをあらゆるジャンルのモノをすべて見なければならないと考えていた。それには余りにも時間が無かった。

しかし、何もかもを手に入れ、1番になるなんてことにこだわる必要は全くない。ある程度のモノをがあれば充分だし、頂点に立つ必要もない。

なぜなら、

今までが無さすぎた。制限されすぎた。エホバの証人であると蔑まれ、疎まれてきた。それの状態から自由になれば、充分に楽しい人生を送れる

自意識過剰な元エホバの証人2世の脱会後

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厳格に管理されるエホバの証人の子ども、サバイバルしたのは奇跡

偶然、サバイバルしたエホバの証人2世

禁止事項の多い、エホバの証人の子ども

私が子どもの頃、何をするにしても両親の許可が必要だった。両親の許可と言っても、両親自身の裁量ではなく、ものみの塔の教理によって判断された。

わが家は、エホバの証人というカルト宗教の完全マインドコントロール下にあった。

小学生くらいの年齢になると、エホバの証人の2世信者は、ものみの塔の教理を頭に叩き込まれる。

そのため、サバイバルゲームがしたいだとか、友達と初詣に行きたいなどと言い出すと、親にこっぴどく怒られる。明らかにものみの塔の教理に反しているから。親に聞くまでもなく、自分でNGと判断してしかるべきということ。

エホバの証人は戦い・戦闘系が一切禁止。他宗教に関わることも厳禁。クリスマスだとかバレンタインといった、楽しい行事のすべてが禁止だった。

微妙な判断が必要なことについて、両親に許可を求めることになる。地域の行事であるキャンプに行きたいとか、このテレビ番組が見たい、そういったこと。

学校外の任意参加の行事について、私の親からは基本的に許可が出なかった。両親は、この世の人々との交流は不必要で悪影響をもたらすと思い込んでいた。これは、ものみの塔の指導の影響。

そのため、任意参加の行事への参加は、エホバの証人の教理に反していなくても、ほとんど認められなかった。

エホバの証人の親によって禁止されるテレビ・音楽

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学校や職場での証言で、心が死んでいくエホバの証人

心が死んでいく、エホバの証人

学校生活がストレスになるエホバの証人の子ども

エホバの証人2世の子どもは、進級の都度、新しい担任の先生に自分がエホバの証人であること告げなければならない。給食のときに合掌できない、国歌や校歌が歌えない、各種行事が禁止など、学校生活全般に支障がでるから。

これは、エホバの証人用語で証言と呼ばれている。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

これは子どもにとって大きなストレス。私も、4月になって担任が変わるのが本当に嫌だった。面倒くさい先生だと話が長引くし、なかなか納得して貰えない。子どものことを本気で考えてくれている先生もいたのだろうが、

「本当はどうしたいのか?エホバの証人の教理を守りたいのか?」と聞かれても、エホバの証人の子どもにしてみれば、本心を明かせるはずがない。

本当は七夕飾りを作りたいと言おうものなら、親に体罰を受ける。

エホバの証人の子どもは教団の洗脳下にあるので、エホバの証人の教理に反対する学校の先生は悪魔サタンの手先だと信じ込んでいる。そうそう簡単に心は開けない。

学校の先生は、エホバの証人の子どもに対して下手に教育的指導をするよりも、家庭での体罰の証拠、その他児童虐待の証拠を掴んで児童相談所に通報するなどの対応をした方が手っ取り早い

もしくは、人生を楽しむことの有意義さを身をもって示すか。子どもは本質に気づきやすい。言葉でなく生き様を見せるしかない。

同僚に対して、信仰の証言を強制されるエホバの証人

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偽神エホバとものみの塔がまき散らした産物、崩壊家族

神の創造の産物より、ものみの塔がまき散らした産物の惨状を・・・

エホバの証人の住んでいた家は荒れ放題

私の家族は、エホバの証人になったばかりに崩壊してしまった。家族3人がエホバの証人をやめたり、マインドコントロールが解けたりするタイミングがずれたために、家族として必要なモノが完全に失われてしまった。

そのため一家離散し、実家が空き家になっている。その空き家を整理するために久しぶりに実家へ入ったのだが、もう何年も誰も住んでいないので荒れ放題。このお化け屋敷には近所の人も迷惑していることだろう。

両親の部屋にはものみの塔の宗教本が大量に置いてあり、それを見ると嫌な気分になる。きっちり1冊仕入れるごとに寄付金を献上していたはずなので、莫大な金額を喪失したことになる。

エホバを褒め称える詩編は、ツッコミどころ満載

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誕生日パーティーと誕生日ケーキが禁止、エホバの証人2世

誕生日禁止のエホバの証人

エホバの証人2世の最初で最後の誕生日ケーキ

昔のアルバムを見ていて気付いたことがある。私の満1才の誕生日、1才になったばかりの私が、ケーキに立てたロウソクを吹き消そうとしている。

私は、ほぼ生まれながらのエホバの証人だった。

エホバの証人は誕生日のお祝いが禁止なので、誕生日パーティや誕生日ケーキなどは一切許されない。誕生日会を開くのも、他人の誕生パーティーに参加するのも禁止。

エホバの証人2世の子どもだった私は、ケーキにロウソクを立てて祝って貰ったことなど、一度も無いと思っていた。ロウソクを吹き消した記憶もない。しかし、満1才のときには、平凡に誕生日を祝われていたようだ。

私の1才の誕生日の後に、決定的に何かが食い違ってしまった。母が、布教活動にやってきたエホバの証人の毒牙にかかってしまった。ささやかな我が家が、ものみの塔の猛毒に犯された。

元エホバの証人2世がなじめない、誕生日のケーキ

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『ドアの向こうのカルト』~エホバの証人の作るケーキがマズい理由

エホバの証人のつくるケーキがマズい理由とは・・・

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

元エホバの証人の被害者が書いた本。絶版なので手に入れるなら中古で。

エホバの証人というカルトに洗脳されやすい人

この本の著者の子どもの頃のエピソードで、両親の夫婦喧嘩のシーンがある。空手(からて)に熱中している父親に対して、母親がハサミを持ち出す。

「私と空手のどっちが大事なの!」と言って空手着を切り裂こうとする。著者は、母親が宗教にハマる素養が垣間見えたと書いている。著者の高い観察眼がうかがえるエピソード。

「私と仕事どっちが大事なの?」と似た質問なのだが、実はどっちも大事。この場合の回答としては、火に油を注ぐだけなので不適切なのだろうが、これが事実。

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エホバの証人が、子どもに布教活動をさせるのは児童虐待

エホバの証人の子どもが受ける傷

エホバの証人の奉仕活動とは、カルト宗教の布教勧誘のこと

私の両親はエホバの証人で、私は当然のようにエホバの証人として育てられた。

エホバの証人の布教活動で、自分の学校の学区内を回らなければならないときが、本当に嫌だった。

エホバの証人の布教活動は、ボランティアとか奉仕、伝道などと、信者たちは自称している。これはソフトに言っているだけで、本来はただの宗教勧誘。しかもカルトの。ものみの塔協会は、こんな悪事を子どもにやらせている。

エホバの証人たちは、家を一軒、一軒、徒歩で回り、カルトへの勧誘活動を行う。炎天下の真夏でも、雪の降る真冬でも、徒歩で家々を巡る。

エホバの証人の親が行う、児童虐待

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エホバの証人の偽ボランティア活動で、傷つく子ども

エホバの証人の子どもが負う傷

エホバの証人のボランティア活動とは

エホバの証人は、家々を周って新たな信者を勧誘する行為をボランティアと称している。「宗教活動で新たな信者を集めています」と言っても、食い付きが悪いから。

最近のエホバの証人は、駅前などで立て看板と一緒に立っているのだが、かつては文字通り家から家へ、しらみつぶしに回っていた。住宅地図を塗りつぶしながら回る周到さ。

留守の家があれば、時間帯をずらして夕方などに再チャレンジ。これは留守宅訪問などと呼ばれていた。

この布教活動は、野外奉仕活動、伝道奉仕活動などとも呼ばれる。私がエホバの証人をさせられていた、たしか1980年代後半頃、ボランティアと言い出すようになった。

当時は、ボランティアなどという言葉は、日本では定着していなかった。

エホバの証人の世界本部は米国にあるので、日本ではちょっと先進的とも思える言葉を使ってみたり、奇抜とも思える問題を雑誌で取り上げたりしている。

日本のエホバの証人たちは、自分たちが「ちょっと進んでいる」と言い、これを誇りに思ったりもしている。

エイズとか家庭内暴力とか、テロだとか、当時の日本人にとって、興味の無い、対岸の火事のようなことを、わざわざ米国から輸入してくる。

そもそも、エホバの証人という宗教自体が米国から輸入された余計なモノなのだが。

エホバの証人の子どもに傷を残す、カルト勧誘

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エホバの証人の聖書研究、体系だったマインドコントロール手法

ものみの塔のマインドコントロール教育

エホバの証人のものみの塔研究

私は、ほぼ生まれながらにしてエホバの証人2世として育てられた。子どもの頃、私の家ではものみの塔の教理が最優先だった。

エホバの証人とは、米国発祥の自称キリスト教系の新興宗教。日本では「ものみの塔聖書冊子協会」が、中心的な宗教法人として活動している。2世というのは、親の宗教を押し付けられた子どものこと。

エホバの証人の各家庭では、家庭聖書研究と称してものみの塔の宗教本を使った洗脳教育が行われている。この家庭聖書研究には、聖書ではなく教団の出版物を用いる。このため、

エホバの証人の聖書研究は、正しくはものみの塔の宗教本研究と呼ぶべきものみの塔の宗教本は、教団にとって都合の良いように聖書の記述が曲解されている。

聖書でなく、教団発行の本を使っている時点で怪しいと考えるべきなのだが、マインドコントロール下のエホバの証人にそんなことを言っても全く通じない。

エホバの証人の聖書研究はマインドコントロールの手段

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