誕生日パーティーが禁止のエホバの証人2世

エホバの証人二世の最初で最後の誕生日のケーキ

昔のアルバムを見ていて気付いたことがある。私の満1歳の誕生日、ケーキに立てたロウソクを私が吹き消そうとしている。

私はほぼ生まれながらのエホバの証人だった。エホバの証人は誕生日のお祝いが禁止なので、誕生日パーティやケーキなどは一切許されない。お誕生会を開くのも、他人の誕生パーティーに参加するのも禁止。

エホバの証人二世の子供だった私は、ケーキにロウソクを立てたことなんか無いと思っていた。ロウソクを吹き消した記憶もない。しかし、満1歳の時には平凡に誕生日を祝われていたようだ。

この後に何かが食い違ってしまった。布教活動にやってきたエホバの証人の毒牙にかかってしまう。ささやかな我が家がものみの塔という猛毒に犯されることになった。

元エホバの証人二世がなじめない誕生日のケーキ

私は、物心ついて以来、誕生日ケーキにロウソクが立っているのを、他人の誕生日にも自分のケーキにも見たことがない。ものみの塔協会の教義で誕生日に関する一切の祝い事が禁じられているから。

私は、15歳になる直前にこの宗教を見限ったのだか、それ以降、ものみの塔協会によって禁じられている喫煙を始めたりはしたものの、誕生日のケーキにロウソクというパーティに縁が無かった。

高校生にもなると、誕生パーティーとか開かなくなるせいなのもあるが、子供の頃から禁じられてきたことだから、何となく罪悪感があった。

また、このケーキにロウソクというのは、暖かい家族の象徴のようにも感じられる。暖かな両親との家族関係が永遠に失われてしまった私にとって近づき難く感じられた。私の家族が崩壊したのはもちろん、ものみの塔というカルトのせいである。

エホバの証人2世が繋ぎ止めることの出来ない家族の絆

私には、反エホバであることに注力していた時期が私にはあった。その頃の私にとっては、その暖かい家族というものもエホバ的というかものみの搭協会的に感じられ、ますますお誕生日ケーキから遠ざかろうとしていた。

ロウソクを吹き消すというのは、小さな子供のほんの些細な楽しみである。それに目くじらをたてるものみの搭協会の教義は、 深く私の心に暗い影を落としている。

今、40歳を超えた私には妻子がいて、彼らのケーキにロウソクを立てることができるようになった。子どもや妻のケーキにロウソクを立てるたびに、自分と同じような思いを彼らにさせてはいけないと考える。

自分の子供たち、さらには同時代を生きる子供たちには、自分と同じカルト被害に遭わせたくない。カルトの毒牙にかかり、日常を制限されるそんな子供をこれ以上増やしてはいけない。


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