キリストも属していたエッセネ派は旧約聖書を否定
真理真氏作成のエホバの証人解約資料、第6弾「原理主義者の限界」。インターネットでダウンロード可能。
「どんだけ異教徒?」の項目より。
死海写本を残したエッセネ派・・・はヘブライ語聖書の神エホバを否定
していた。エッセネ派は
ローマがカトリックを国教としたため異端として追いやられ
た、とある。
エッセネ派にはバプテストのヨハネやイエス・キリストが所属していたという説もある。エッセネ派は政治闘争に敗れ、異端とされたが、キリスト教の本流はこちらと見るのも可能。
カトリックはあくまで政治の手段としての組織化の結果。エッセネ派は宗教的本質を重くみた集団。本来の求道者がどちらの思想を重視すべきか。
エホバの証人はカトリックから見ても異端なのだが、使用している聖書はカトリックに寄せている。エホバの証人はエッセネ派を否定するだろうが、それはエッセネ派が「エホバ」が出てくるヘブライ語聖書=旧約聖書を否定しているから。
とはいえ、旧約聖書はユダヤ教の聖典であり、一部はイスラム教の聖典でもある。雑多な神エホバは暴力的で癇癪持ち。嫉妬深く、偽ることがある。本資料ではアハブに偽りの霊を送った事例が紹介されている。
愛溢れるキリストとは逆の旧約エホバ。これを否定するのは一理ある。そもそも旧約聖書をキリスト教の聖典とすべきか否か。カトリックが政治判断で聖書の編纂を行い、エッセネ派はそれを否定した。エッセネ派にキリスト自身も属していたという説もある。
現代の我々が聖書と信じている書が、果たして本当の聖書なのか?この資料ではここまで問題を深く提起している。
性悪エホバよ、立ち去れ
“性悪神エホバはお引き取りを。エッセネ派こそがホンモノのキリスト教?” の続きを読む