国際連合の言いなりになるものみの塔
ネット上で発見したエホバの証人解約資料。第3弾「組織とスキャンダル」の優れている点3つ。最初の2つは、前回の記事で紹介。今回は3つ目、スキャンダル発覚前後のものみの塔のお粗末対応について。
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ものみの塔が国際連合のNGOに登録していた件。国連NGO登録用件として国際連合の広報を行うことが謳われている。
同時期のものみの塔協会発行の「目ざめよ!」誌では、頻繁に国際連合について取り上げられている。
ものみの塔らしい回りくどい記述だが、もろ国際連合の活動について掲載。その上で、必ずしも国連の行動だけでは解決に向かっていないので、神による世界政府が望まれる、という結論付けがされている。
おいおい、国際連合って緋色の野獣なんじゃなかったっけ?ものみの塔は国際連合を緋色の野獣と蔑み、政治に寄り添う宗教団体を野獣に腰掛ける娼婦、大いなるバビロン、異教の宗教として批判している。
それにしては、
ものみの塔が国連NGOに加盟していた時期の「目ざめよ!」誌の記述は、幾分か国連に好意的、自分たちと同じ方向を向いているという書き方をしている。
媚び方がキモイ。徹底的に攻撃していたかと思えば、活動目的は同じですね~と言い出す始末。お粗末協会。
信者のエホバの証人は、この記事を見て違和感を覚えなかったのか?
不思議な話だが、マインドコントロール下の信者たちは記事の裏側を推測したり、行間を読む習慣がない。国連が緋色のケダモノ設定であることを忘れ、「国連もやることはやっているけど、まだまだものみの塔には及ばないわね」と、記事を鵜呑みにしてしまう。
国際連合にしてみても、こんなカルト団体をNGOに加える時点でどうかと。広報しているのか、暗にけなされているのか?分かったもんじゃない記事の数々。おそらく、相手にしていなかったというか、いちいちチェックしていなかったのだろう。
国連NGO加盟がバレたら即退会&前言撤回&言いわけで逃げ切るものみの塔
ものみの塔の国連NGO加盟が明るみになった際の対応もお粗末協会そのもの。とりあえず、バレたので即登録を解除。みっともないこと、この上ない。
ものみの塔は、各会衆の長老宛てに内密の手紙を出し、本件の弁明を行っている。手紙の冒頭に以下のように書いている。
反対者たちは、私たちが国連と秘密の関係を持っているとの根拠のない主張を公にしています
いやいや、秘密じゃなくて公開されていた事実。根拠ありあり。もはや、まともな会話が成り立たない。エホバの証人全般が会話不能なのは、上層部の影響だろう。会話不能であることまで組織化されている。驚愕のお粗末組織。
この手紙の中では、事実を認めつつ、言いわけに終始している。事実とは国連NGOに登録していたこと。それを認めているのに、冒頭では根拠のない主張と言っている。矛盾だらけ。矛盾お粗末協会。
この手紙の中では、
この回覧状は、私たちが以前にしてきたあらゆる回答に置き換わるもの
と書かれている。この手紙では国連NGO加盟を認めて言いわけに徹しているのだが、以前にしてきた回答とは、何なのか?
「国連NGO?入っているわけないでしょ」か。否定し続けていたのだが、逃げ切れなくなると、前言もろとも撤回。言いわけで逃げ切るんだ作戦。
ギャグ協会ですか?
さらにお粗末な言いわけについては、次回の記事で。
3 Replies to “国際連合NGO加盟発覚前後のものみの塔のお粗末対応”