教師が児童相談所へ通告することは、エホバの証人2世にとって救いに

宗教2世の子どもに一生残る傷とは・・・

こども家庭庁の研究事業、「保護者による宗教の信仰等に起因する児童虐待に関する調査研究」報告書。第5章、学校調査。

問11、保護者による宗教の信仰等に起因する虐待かの判断が悩ましい事例。

校外学習の時、寺社仏閣等への⽴ち⼊りをしないこととしている⽣徒がいる

寺社⾒学を辞退すること、またそれによる修学旅⾏の不参加の強制

これはまさにエホバの証人。私もエホバの証人2世の子どもだったので、寺社仏閣立ち入りを禁止された。完璧な宗教虐待。

これは修学旅行だったり、遠足だったりというイベントごとなので、子どもの心に一生残る傷をつけることになる。

特定の存在を応援することは宗教上できないという理由で、応援合戦やその他の活動をこどもが制限されてしまうのは、どうなのかと迷う思いがある

学校の教師は、立場的に「どうなのか」と迷うことしかできない。であれば、できることは、子どもに対する配慮。私自身の経験からだと、おそらく隠密に「隔離」してあげることが一番本人にとって助けになる。

恥と共に生きる宗教2世に、学校の教師ができる唯一の「配慮」とは?

そして、粛々と児童相談所へ通告すること。

外の世界では、エホバの証人2世の立場を虐待だと認識している

宗教虐待Q&A、問4-6によると

児童本人が学校行事等に参加することを希望しているにもかかわらず、児童に対する適切な養育の確保や教育機会の確保等を考慮せず参加を制限する行為は、宗教の信仰等を理由とするものであっても、心理的虐待又はネグレクトに該当する

とある。学校の教師は「どうなのか」と迷っていないで、自分の不勉強を恥じ、粛々と児童相談所へ通告するべき。

本人に聞き取ったところで、「希望していない」と親や教団から言わされるので、その場合は、昨日の記事のように、ハルマゲドンで脅迫されている言質を取れば良い。それで十分に宗教虐待が成立する。

児童相談所へ通告したところで、エホバの証人2世の子どもの置かれている立場はさほど変わらない。しかし、

外の世界は、エホバの証人の子どもたちが虐待を受けていると見なしている。その事実を当人たちが知るだけで何かが変わる。外の世界には宗教親や教団とは違った見解があり、外の世界が実はこんなに優しいと知ることで、彼らエホバの証人2世の将来の救いとなる。

何もできない学校の教師は児相への通報くらいはしてやれよ。それが宗教2世の救いになるんだから。

運動会の表現(エイサー)に本⼈の意思で参加しなかった(演舞しなかった)。保護者はエイサーを演舞するかどうかは本⼈の意思に任せたいと仰っており、本⼈は「演舞しない」を選択した。(本当に本⼈の意思なのか、親の気持ちを汲んでなのかは判断できない。)

そこは判断しろよ。楽しいことに参加したくない子どもがいるはずがない。恥を忍んで見学したい子どもがいるはずがない。いたとしても「ハルマゲドンで滅ぼされる」と脅され、騙されているから。それこそが宗教虐待。

エホバの証人2世が失ったモノ、そして未来はどうする?


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