宗教2世問題に対して無力な学校や教師にできること
こども家庭庁の研究事業、「保護者による宗教の信仰等に起因する児童虐待に関する調査研究」報告書。第5章、学校調査。
問7、保護者による宗教の信仰等に起因すると推察される虐待事例の有無
「該当する事例があった」と回答したのは⼩学校では 0.6%(8 件)、中学校では0.8%(9 件)
昨日の記事で触れたとおり、学校側が宗教虐待Q&Aを理解していないのだから、宗教虐待を発見できるはずがない。そういう意味では、現在の学校は親による宗教強要に悩む子どもにとっては役立たずであり、無知ゆえに無能、無力。
また、昨日の記事のとおり、学校や教師は、家族や宗教の問題への介入は困難。学校も教師もその特性上、宗教2世問題に対して、ほとんど役に立たない。
であれば、学校側は宗教虐待Q&Aを適用し、粛々と児童相談所へ通告すればいい。
エホバの証人の子どもが存在するだけで宗教虐待
エホバの証人の子どもが存在するだけで、それは宗教虐待。教理の構成上、そうなっている。
宗教虐待Q&Aの問3-1によると
「滅ぼされる」などの言葉や恐怖をあおる映像・資料を用いて児童を脅すこと
は心理的虐待又はネグレクトに該当すると、ハッキリ述べられている。
ハルマゲドンで子どもを脅すことは児童虐待なので、エホバの証人の子どもが存在すれば、それはつまり児童虐待。
エホバの証人はハルマゲドン抜きには成立しない教理体系なので、子どもを「ハルマゲドン」というウソで脅迫していないはずがない。
エホバの証人の子どもの教師は、児童相談所へ通告を
学校の先生は、エホバの証人の子どもがいたら隠密に聞き取りをすればいい。宗教親に「ハルマゲドン」について教えられたか?と。子どもが「Yes」と答えたら、親に宗教虐待を受けている。児童相談所へ通告しよう。
学校の教師にできることはそれくらい。やれることをやれば良いし、やるべきことをしっかりやるべき。
そして、教師自身に多少の良心があるのなら、「ハルマゲドンなんて来ないから安心して」と伝えて欲しい。「そんな非論理的なことを信じているのは、エホバの証人だけだから」と。
そして、宗教の外の世界の素晴らしさを示すのは、大人全員の役目であり、そうするためには大人自身が楽しく生きている姿を子どもたちに見せなければならない。
そういうのが難しいのなら、エホバの証人の子どもを見かけたら、とにかく「ハルマゲドン」の言質をとって児相に通告。
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