『解毒』~地球の人間になれないかぐや姫

エホバの証人脱退本の『解毒』

エホバの証人を辞めた元信者が書いた『解毒』。作者は基本的にものみの塔聖書冊子協会を否定しているので、いわゆる背教者の本。現役エホバの証人の方にもおススメだが、家族に隠れて読まないといけない場合には電子書籍が良い。

 

 

エホバの証人二世は『かぐや姫』?

作者は青春時代の自分が月から来た『かぐや姫』のようなものだったと書いている。エホバの証人という不条理な世界の住民で、地球という一般社会を体験するのもつかの間、夜にはお城に帰らなければならないシンデレラ。

そもそもエホバの証人の教義そのものがファンタジーなのだからこれは仕方のないこと。

天地創造の神がいて、自分の作品である人間どもが気に喰わなくなった。実の息子を使わして、救う人間と救わざる人間の選別を始める。そして、時が来たら、反省しない人間を滅ぼし、忠実な人間だけの綺麗な地球に作り直す。

まさに、おとぎ話。エホバの証人の子どもたちは、そのおとぎ話こそが真実だと生まれつきに頭に叩き込まれる。しかも、こらしめという体罰つきで。

痛みはストレートに心に突き刺さる。サーカスの動物と同じ。ムチで教育される。そして、エホバの証人の子供たちは、エホバの証人ファンタジーが疑いようのない真理であると思い込まざるを得ない。

こんな幻想を現実に押し付ける世界で生まれ育ったエホバの証人二世は、まさに「かぐや姫」であり「シンデレラ」。

エホバの証人の男よ夢を見ろ

ほとんどの適齢期の男性信者は、地球の人間になろうとして失敗した人だったり、そもそも地球の人間になろうという挑戦をしたこともない人なのだ。一般の世界で生きていけない男性たちが心の傷を慰め合うのが、エホバの証人の世界

作者は、エホバの証人の男をこけおろしているが、これが真実。エホバの証人組織は、能力や気概の欠如した人間の集まりである。または深い傷を負っているため、エホバの証人というファンタジー空間でしか生きていけなくなったか。

私みたいな楽観的な人間は、いつでも何とかなるだろうと冒険に踏み出せる。無計画だし、思い込みが激しいので取り返しのつかない失敗をして落ち込む。それでもすぐに立ち直って、また新しい無謀を始められる。

自分が大好きで、自分の大したことのない能力や才能が大好きだから。これは生まれつきの性格だったり、エホバの証人という毒親からも純粋に愛された結果。そういう地球の人間に戻れたから、エホバの証人組織の外でしか生きていけない

不幸にも親にも愛されず、悲観的で傷つきやすいナイーブなエホバの証人男性諸君は、どうしてもエホバの証人というファンタジー空間から旅立つことが出来ない。どうすればいいのか?外の世界に夢を描くしかない。

現実の世界に夢を見るということ。人生は短い。一瞬の夢のように過ぎ去る。王国会館という狭い仮想の空間に逃げ込んでいる間に、人生は終わってしまう。早ければ早いほどいい。外の世界にこぎ出そう。

そして幻滅し傷つけ。それが、誰もが味わう日常。傷つき、回復し、成長する。失敗し、修正し、成功する。その繰り返し。

私が描いた夢は「桃太郎」。信者をだまし搾取し続けてきた統治体は、ものみの塔協会という仮想の島に棲む鬼。これを退治して一掃する。猿・鳥・犬のみんなで力を合わせて、塔地帯を解散させよう

元エホバという痛みをものみの塔協会に対する刃とする


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